フランク・カタラーノ(19日)
2007年8月12日 丸の内・コットンクラブ、ファースト・ショウ。シカゴ出身(デルマーク
から複数枚出したりも)の若手テナー・サックス奏者がカルテットで登場。
ときにかなり音は軽め(盤上だとどこかホンカー的煽情性を感じさせる部分
もあったが、実演ではそういうテイストはあまりない)だが、確かな吹き口
を持つ人。当人はずんぐりむっくり、これでルックスがよかったら、もっと
話題を呼んでもおかしくない。
バンドのメンバーは主役よりもっと若く、みんな20代半ばではないのか。
ギター、電気ベース(音が大きすぎ、でした)、ドラムという編成。それで
、わりと普通の4ビート曲っぽいものから(ジョン・コルトレーンのマナー
をほんの少し踏襲しようとしたものも)、すこし尖り気味のフュージョン調
(グリーン・デイ曲カヴァーも)までを屈託なく披露。初々しさもあり(今
回、彼らがやったなかで一番綺麗なヴェニューであり、一番いいホテルに泊
まったのでは)、これも今のノリのジャズの一局面かと少し思ったりもした
。ともあれ、総じて明快な伴奏の上に、ちゃんとしたジャズ的ソロを乗せよ
うとするパーフォーマンス。その簡便な編成もあり、今のジャズ研所属学生
が見たら大いに刺激を受けるものなのではないのかとも感じた。
から複数枚出したりも)の若手テナー・サックス奏者がカルテットで登場。
ときにかなり音は軽め(盤上だとどこかホンカー的煽情性を感じさせる部分
もあったが、実演ではそういうテイストはあまりない)だが、確かな吹き口
を持つ人。当人はずんぐりむっくり、これでルックスがよかったら、もっと
話題を呼んでもおかしくない。
バンドのメンバーは主役よりもっと若く、みんな20代半ばではないのか。
ギター、電気ベース(音が大きすぎ、でした)、ドラムという編成。それで
、わりと普通の4ビート曲っぽいものから(ジョン・コルトレーンのマナー
をほんの少し踏襲しようとしたものも)、すこし尖り気味のフュージョン調
(グリーン・デイ曲カヴァーも)までを屈託なく披露。初々しさもあり(今
回、彼らがやったなかで一番綺麗なヴェニューであり、一番いいホテルに泊
まったのでは)、これも今のノリのジャズの一局面かと少し思ったりもした
。ともあれ、総じて明快な伴奏の上に、ちゃんとしたジャズ的ソロを乗せよ
うとするパーフォーマンス。その簡便な編成もあり、今のジャズ研所属学生
が見たら大いに刺激を受けるものなのではないのかとも感じた。