サーフィンを切り口に置く(そっち方面のアート/商品展示や、映像が出
演者の合間に流されたり)フェス。横浜・大桟橋ホール。船で着いた外国人
のための入国審査の施設があるような表示がされている桟橋(曲線状のトッ
プは船のデッキのように木で覆われるなど、巨大造形のようになっている)
の先端にあるホールを使用しているのだが、そこを用いてこその催しか。す
ぐに、会場外に出て海に囲まれた開放的な場(夜景も綺麗よ〜)で和めるか
ら。この日は晴天で、凄く気持ちが良かった。うきっ。過剰に広い会場では
なく、リピーターによると去年より混んでて、まったりしにくくなって悲し
いとのこと。大と小のステージ(大のほうは、木の床が物凄く揺れる。東京
湾クルーズでも船酔いしかけるぼくは辟易した)に10組強の内外アクトが登
場するが、音楽をガツガツ受けるという感じのフェスではないナ。それぞれ
の演奏時間も短めに取られているし。

 この4月にオーストラリアのバイロン・ベイ・ブルース・フェス(4月5
〜9日)で見た米国人大サーフィン・スターでもあるティミー・カランや弾
けた好オーストラリアン・バンドであるブルー・キング・ブラウンも出演。
他に、ザ・ビューティフル・ガールズ(サブライムと同じ事務所に所属。よ
うはフィッシュボーンとも同じマネイジメントなんだよね)や今は欧州に住
んでいるらしいアーシーな自作自演派のミック・ハート(小ステージにソロ
で出たのだが、力づくで客を沸かせる。なんか、日々酔っぱらい相手に鍛え
てるんだろうナと思わすものあり)など、海外勢はなぜかオージー系が多い。
日本勢はブラフマン(2005年7月30日)派生のオーヴァーグラウンド・アコ
ースティック・アンダーグラウンド、キャラヴァン、リトル・テンポ(1999
年9月19日、2000年6月12日、他)などを見る。

 夜、店に流れる道すがら、重厚な建物が多く、なんか海外の街を歩いてい
るような気分に。やっぱり、横浜っていいね(って、似たような事、何年か
前に書いたことあるような)。。