渡辺貞夫

2004年12月17日
 渋谷・オーチャードホール。ドン・グルーシン、ロベン・フォード(2004年
10月22日、他)、アレックス・アクーニャらLAのプレイヤーを中心に呼んで
の公演。いわゆる、フュージョン。とってもフランクで、それなりの伸縮性や
インタープレイもあり。ブラジル味やアフリカ味の差し込みももちろんあり。
そういう広がりをソツなつ具現する器としてフュージョンという様式が彼には
適していたんだろうな。と、実演を見ながら思った。

 その後、すぐ近くでやっていたアルタン(2000年5月21日、2002年9月1日
)の打ち上げに顔を出す。くつろぎと酒と演奏はセット、アイリッシュ勢は本
当によくギグを終えた後も自らの楽しみのためといった感じで、お酒片手に気
軽に笑顔で演奏する。その様子を某男性誌が取材。途中でザ・コッターズの面
々も合流する。それ、人は減ったが2時すぎまで続く。そのあとも誰かはどこ
かで……。