D12
2004年12月7日 デトロイトのラップ・チーム。そのなかの白一点、エミネムがソロとして大
ブレイクしたおかげで、彼らも表舞台に引き出された。もちろん、エミネム抜
きの来日。青海・ゼップ東京、久しぶりに来たような。彼らは明日もここでや
るが、この日はかなり空いていたせいもあり、広い会場だなあと再確認。5M
Cと1DJ。小細工なしの太いビートに、五者の基本的に小細工なしの声が乗
る。まったくもって単純。やりっぱなし。昨日のナチュラリー7と比べたら、
その鍛練は百分の1にも満たないかも知れない。やっぱ、音に苦労が表れない
というのは、怠け者のぼくとしては生理的には心地よい。
ドシドシいう鼓動的ビートに野卑な肉声群の組み合わせは本当に原始的だな
、とも思う。だが、アフリカの記憶が都会的環境で覚醒したその表現を披露す
る様はどことなく今っぽい光景(というか、会場の感じや照明のせいもあって
10年前のSF映画の一シーンのよう)に思えたりも。車で行ったためいっさい
飲めなかったが、「サキ・スキ(酒、好き)」と連呼するロクデナシどもの、
ずしんと来るライヴをぼくは楽しんだ。
ブレイクしたおかげで、彼らも表舞台に引き出された。もちろん、エミネム抜
きの来日。青海・ゼップ東京、久しぶりに来たような。彼らは明日もここでや
るが、この日はかなり空いていたせいもあり、広い会場だなあと再確認。5M
Cと1DJ。小細工なしの太いビートに、五者の基本的に小細工なしの声が乗
る。まったくもって単純。やりっぱなし。昨日のナチュラリー7と比べたら、
その鍛練は百分の1にも満たないかも知れない。やっぱ、音に苦労が表れない
というのは、怠け者のぼくとしては生理的には心地よい。
ドシドシいう鼓動的ビートに野卑な肉声群の組み合わせは本当に原始的だな
、とも思う。だが、アフリカの記憶が都会的環境で覚醒したその表現を披露す
る様はどことなく今っぽい光景(というか、会場の感じや照明のせいもあって
10年前のSF映画の一シーンのよう)に思えたりも。車で行ったためいっさい
飲めなかったが、「サキ・スキ(酒、好き)」と連呼するロクデナシどもの、
ずしんと来るライヴをぼくは楽しんだ。