スカポンタス

2004年1月15日
 場所は原宿ブルー・ジェイ・ウェイ。昨年の10月に出来た新しいハコ、ぼくは今回初めていく。思ったより狭く、天井が低い(ステージ高も低い)。大昔のディスコのようにフリー・フードのシステムが取られていると聞いていたが、なるほどテーブルにはそれぞれ食堂のように割り箸が入った容器が置いてある。ソニー・ミュージック系列会社が経営しているらしいが、今月はレコード会社の人の送別会と英国人若造のコンヴェンション(ともに、ユニヴァーサル・ミュージック関連)であと2回ここに来る予定……。

 2002年7月11日でも触れている、10人編成のスカ・バンド。大阪からワゴン一台で、機材込み10人がぎゅうぎゅう詰めで来ているらしいが、そういうMCを聞くとビミョーにうらやましいような。今の根性なしのオレには絶対にできないもの。それに、もらい事故の確率ってけっこう高そうだよなあなんて、最近高速走ると感じてしまいヘタレてしまうんだよなあ。

 伸び盛りというか、見せる風景に少し広がりあり。メジャーと契約をかわし、これから自分たちの道が広がっていることを信じて一丸になっている。それに触れながら、国際大会に出た伸び盛りのユース世代のサ
ッカー選手のようなもんか、とも思う。胸いっぱいの大志はずっと持ちつづけていてほしいと思う。シングル曲らしい、自分たちにとって初めてのヴォーカル曲と断る曲をやっていたが、かつてのマッドネスやセレクターら2トーン系バンドのお復習いは、音楽性の部分でも、クスっとできる態度の部分でも大アリだと思った。