アース・ウィンド&ファイア
2006年1月19日 アースというと、関西大震災を思い出す。今から11年前の春に彼らは日本
ツアーをやったことがあり、そのときぼくはツアー同行取材というオファー
を受け、時間の許すかぎり彼らと一緒に動いたことがあったのだ。で、大阪
公演に向かう羽田からの飛行機が伊丹空港に下りるとき、青いビニール・シ
ーツで覆ってある建物をたくさん眼下に見て、その被害の様/ヤバさをリア
ルに感じたのだ。
そのときのツアーは相当に豪華だった。詳細は忘れたが、メイクや衣服担
当の人まで、ご一行はかなりな人数だったよなー。いいホテルにもいろいろと
泊まった。春なのに札幌では雪が降ったし、名古屋は生まれて初めて行った
。馴染みの深い日本武道館の初めて足をふみいれる裏側には感慨を覚えたり
もした。そのとき彼らがライヴ盤を録ったヴェルファーレでは東京に戻って
きてホっとしたのもあったのかしこたま飲みけっこう酔っぱっちゃって、そ
れで逆にあちらのスタッフに顔を覚えてもらったり打ち解けたりもした。あ
あ飲める人間で良かったと、そのとき痛感したかなー。
メンバーのなかで、モーリス・ホワイトだけが別格で、校長先生のような
存在。彼だけ楽屋が別で、各会場でのサウンド・チェックは弟のヴァーディ
ン・ホワイトが中心にやっていた。そして、彼が出てくるととどこかみんな
のなかにピリっとした空気が流れる。へえ。とかなんとか、巨大バンドの表
と裏や大型コンサート/ツアーの様々な内側までを見ることができた、あの
ときの経験はとっても得難いものだと今も思っている。
ライヴはもちろん、ツアーをするのを引退しているモーリス抜きによるも
の。ヴァーディン(取材したけど、受け答えが本当にクールな、且つおしゃ
れな人)やフィリップ・ベイリー(2003年10月12日)ら3人のコア・メンバ
ーに加え、ヴォーカル、2ギター、ドラム、トランペット、サックス、トロ
ンボーン、ドラムスという計11人によるパフォーマンス。近年のアース表現
にも関与しているキーボードのマイロン・マッキンレイ(ぼくが大好きだっ
たチェロキーの99年作をプロデュースしてもいる)が音楽監督とか。
日本武道館。7時にきっかり客電が落ち、始まる。アンコール1曲を含め
20曲強をやって、終わったのは8時46分ごろ。前日はアンコールがなく、し
かもセットリストの最後にあった有名曲2、3曲をはしょったという。一部
はプリセット音を使い、音と照明を連動させていると思うのだが、けっこう
臨機応変にやっているのかなあ。で、前半はけっこう切れ目なく短めで楽曲
を続けたりも。とうぜん、有名曲中心の曲揃えで、若干キレがなくなったり
とか思うところはあるのだがやはりパブロフの犬になりますね。ブラック・
アイド・ピーズ(2001年2月7日、2004年2月11日)のウィル・アイ・
アム他が関与した新作『イルミネーション』からも5曲ぐらいはやったかな
。けっこう、ヴォーカル陣はパーカッションを叩いたりもし、EW&Fのサ
ウンドってラテン・ファンクでもあったのだよなあと実感。
ツアーをやったことがあり、そのときぼくはツアー同行取材というオファー
を受け、時間の許すかぎり彼らと一緒に動いたことがあったのだ。で、大阪
公演に向かう羽田からの飛行機が伊丹空港に下りるとき、青いビニール・シ
ーツで覆ってある建物をたくさん眼下に見て、その被害の様/ヤバさをリア
ルに感じたのだ。
そのときのツアーは相当に豪華だった。詳細は忘れたが、メイクや衣服担
当の人まで、ご一行はかなりな人数だったよなー。いいホテルにもいろいろと
泊まった。春なのに札幌では雪が降ったし、名古屋は生まれて初めて行った
。馴染みの深い日本武道館の初めて足をふみいれる裏側には感慨を覚えたり
もした。そのとき彼らがライヴ盤を録ったヴェルファーレでは東京に戻って
きてホっとしたのもあったのかしこたま飲みけっこう酔っぱっちゃって、そ
れで逆にあちらのスタッフに顔を覚えてもらったり打ち解けたりもした。あ
あ飲める人間で良かったと、そのとき痛感したかなー。
メンバーのなかで、モーリス・ホワイトだけが別格で、校長先生のような
存在。彼だけ楽屋が別で、各会場でのサウンド・チェックは弟のヴァーディ
ン・ホワイトが中心にやっていた。そして、彼が出てくるととどこかみんな
のなかにピリっとした空気が流れる。へえ。とかなんとか、巨大バンドの表
と裏や大型コンサート/ツアーの様々な内側までを見ることができた、あの
ときの経験はとっても得難いものだと今も思っている。
ライヴはもちろん、ツアーをするのを引退しているモーリス抜きによるも
の。ヴァーディン(取材したけど、受け答えが本当にクールな、且つおしゃ
れな人)やフィリップ・ベイリー(2003年10月12日)ら3人のコア・メンバ
ーに加え、ヴォーカル、2ギター、ドラム、トランペット、サックス、トロ
ンボーン、ドラムスという計11人によるパフォーマンス。近年のアース表現
にも関与しているキーボードのマイロン・マッキンレイ(ぼくが大好きだっ
たチェロキーの99年作をプロデュースしてもいる)が音楽監督とか。
日本武道館。7時にきっかり客電が落ち、始まる。アンコール1曲を含め
20曲強をやって、終わったのは8時46分ごろ。前日はアンコールがなく、し
かもセットリストの最後にあった有名曲2、3曲をはしょったという。一部
はプリセット音を使い、音と照明を連動させていると思うのだが、けっこう
臨機応変にやっているのかなあ。で、前半はけっこう切れ目なく短めで楽曲
を続けたりも。とうぜん、有名曲中心の曲揃えで、若干キレがなくなったり
とか思うところはあるのだがやはりパブロフの犬になりますね。ブラック・
アイド・ピーズ(2001年2月7日、2004年2月11日)のウィル・アイ・
アム他が関与した新作『イルミネーション』からも5曲ぐらいはやったかな
。けっこう、ヴォーカル陣はパーカッションを叩いたりもし、EW&Fのサ
ウンドってラテン・ファンクでもあったのだよなあと実感。