お笑いは苦手である。地上波TV放送を家で見ることができた時分も、一切興味が持てず、お笑い番組にチャンネルを合わせたことはなかった。当然、日本エレキテル連合という存在も、ぼくは知らない。だが、知人からお誘いを受け、一昨日の新鮮な経験の記憶も新しく、機会があるならなんでも体験しておくべきと考え、会場に向かった。渋谷・ユーロライブ。この2人組女性ユニットの単独公演で、『君莫笑(きみわらうことなかれ)』という表題がつけられている。日曜まで、この会場で5回の公演がもたれる。
客は普段、ぼくが行く音楽公演よりも若い人が多いと感じた。当人たちが舞台に現れただけで軽く歓声が上がり、固定のファンがいるというのはすぐに了解。とともに、送り手と受け手の間に出来上がっている共通認識/事項のようなものを感じ、ぼくはけっこうなアウェイ感を覚えもしてしまう。そんなわけなんで、最初はどこが面白いのかと腰がひけながら接していた。だが、3分の1を過ぎるころから、アリアリと思え、違和感なく接し、控えめになにげに笑いもした。
実演と映像放映(その間に、着替えや舞台設定が改められる)が交互になされ、それが100分。実演部はけっこう、ぼくには演劇っぽいゾと思えるところもある。ちゃんと質感、あり。また、音楽クリップやユーチューブ映像なども模したりもする映像部は映像編集を利した自由さを持つ。ほぼどれも新作らしく、よくもまあいろんな方面を見渡したネタをたっぷりこさえていると頷く。お笑いライヴ初体験なので比較するものはなし、今回ぼくが抱いたまっさらな感想がそれでした。ネタは、部分的連鎖をさせられもする。
で、途中から、ぼくが痛感せずにいられなかったのが、2人のぶっといプロフェッショナルさであり、確かなパフォーマンス能力。初日だが、まったく危なげなく芸/会話のやりとりがなされ、ここに到るまでの時間の積み重ねも感じずにはいられず、ぼくは頭を垂れました。
<今日の、夕方>
不在者投票をした。投票所のあのかしこまった雰囲気はなんとかならないかと、毎度思う。なんでそんな所感を過剰に持つのかといぶかしがっていたが、その痒さが為政者側に添っているような薄気味悪さと繋がるからではないか。ときにぼくんちの、郵便番号の下四桁は0001。つまり区の一番端に位置し(100歩も歩かないうちに、別の区になってしまうのかな)、投票所は隣の区のそれのほうが3分の1の徒歩時間ですむ。図書館は隣の区の立派な施設を使うことができるが、選挙もそちらでできないものかと願う。そして、そんなこともあり、もっと区の内側に住んでいる人たちより、区民として薄いサーヴィスしか受け取れていないのではないのかともふと思ってしまう? ……正義と道理が通りますようにとの願とともに、投票用紙を箱に入れた。実は投票率が上がると、今の若者は変化を嫌い保守的なので現政権の支持率があがると言うインテリ知人がいるが、マジ? 事後作業の軽減を考え、いつもぼくは投票用紙を折らずに投函しているが(別に見られても知ったこっちゃないしぃ)、実は投票用紙って特殊な紙でできていて、投票箱のなかで折が解けるようになっていると、先日の新聞に出ていたな。
客は普段、ぼくが行く音楽公演よりも若い人が多いと感じた。当人たちが舞台に現れただけで軽く歓声が上がり、固定のファンがいるというのはすぐに了解。とともに、送り手と受け手の間に出来上がっている共通認識/事項のようなものを感じ、ぼくはけっこうなアウェイ感を覚えもしてしまう。そんなわけなんで、最初はどこが面白いのかと腰がひけながら接していた。だが、3分の1を過ぎるころから、アリアリと思え、違和感なく接し、控えめになにげに笑いもした。
実演と映像放映(その間に、着替えや舞台設定が改められる)が交互になされ、それが100分。実演部はけっこう、ぼくには演劇っぽいゾと思えるところもある。ちゃんと質感、あり。また、音楽クリップやユーチューブ映像なども模したりもする映像部は映像編集を利した自由さを持つ。ほぼどれも新作らしく、よくもまあいろんな方面を見渡したネタをたっぷりこさえていると頷く。お笑いライヴ初体験なので比較するものはなし、今回ぼくが抱いたまっさらな感想がそれでした。ネタは、部分的連鎖をさせられもする。
で、途中から、ぼくが痛感せずにいられなかったのが、2人のぶっといプロフェッショナルさであり、確かなパフォーマンス能力。初日だが、まったく危なげなく芸/会話のやりとりがなされ、ここに到るまでの時間の積み重ねも感じずにはいられず、ぼくは頭を垂れました。
<今日の、夕方>
不在者投票をした。投票所のあのかしこまった雰囲気はなんとかならないかと、毎度思う。なんでそんな所感を過剰に持つのかといぶかしがっていたが、その痒さが為政者側に添っているような薄気味悪さと繋がるからではないか。ときにぼくんちの、郵便番号の下四桁は0001。つまり区の一番端に位置し(100歩も歩かないうちに、別の区になってしまうのかな)、投票所は隣の区のそれのほうが3分の1の徒歩時間ですむ。図書館は隣の区の立派な施設を使うことができるが、選挙もそちらでできないものかと願う。そして、そんなこともあり、もっと区の内側に住んでいる人たちより、区民として薄いサーヴィスしか受け取れていないのではないのかともふと思ってしまう? ……正義と道理が通りますようにとの願とともに、投票用紙を箱に入れた。実は投票率が上がると、今の若者は変化を嫌い保守的なので現政権の支持率があがると言うインテリ知人がいるが、マジ? 事後作業の軽減を考え、いつもぼくは投票用紙を折らずに投函しているが(別に見られても知ったこっちゃないしぃ)、実は投票用紙って特殊な紙でできていて、投票箱のなかで折が解けるようになっていると、先日の新聞に出ていたな。