ユナイテッド・ステイト・オブ・エレクトロニカ
2005年4月9日 桜は本当に綺麗だなあ。花見はいいなあ。毎年、このころ満開だといいの
になあ。もし、なかなか散らない桜なんてのが出てきたら、そりゃ大発明だ
なあ。
花見でしっかりと浮かれてから、恵比寿・リキッドルーム。場内入りする
と(そんなに混み合っていないのが嬉しい)、K7!と契約するベルギーの
DJ二人組ザ・グリマーズが回している。入口正面、ステージに向かって左
側のところにブースが設営され、そこに二人が和気あいあいと作業している
。なんか、微笑ましい。そんなにちゃんと接しなかったが、ロック的なフッ
クを持つそれと言えるか。最後は大ベタな、ストーンズの「スタート・ミー
・アップ」。あ、ザ・グリマーズって名前、ミック・ジャガーとキース・リ
チャーズの共同作曲者チーム名である、グリマー・トゥインズから来ていた
りして?
で、切れ目なく(タイムテーブル定刻の10時半)、シアトルのキッチュな
ダンス・ポップの送り手、ユナイテッド・ステイト・オブ・エレクトロニカ
が登場。リード・ヴォーカルがヴォコーダー使用なこともあり音盤だとダフ
ト・パンクみたいな印象を与える連中だが、生では7人編成のバンドにて生
音で勝負する。ギター/キーボード、ヴォーカル。キーボード、ヴォーカル
。ギター。女性コーラス、二人。そして、ベースとドラム(一曲、ラップも
)。まず曲がいいし、ちゃんと実演能力を持つ、相当に秀逸なパーティ・バ
ンド。ポップなダンス・ミュージックもろもろの、ラヴリーな集積あり。だ
から、高揚感とともに癒しの感覚もしっかり持つ。ちゃんとお金が取れます
ね。こんなバンドが小音量で花見の場にいたら、すごくいいんじゃあなーい
とも思った。あー、花見モードが続いている。
本編、70分。アンコール5分。楽しかった。終演後、一緒に流れるような
人がいず(まあ、時間も時間だけどよお)、なんとなく家まで歩いて帰っち
ゃおっかなー、となる。帰り道、花見名所の目黒側ぞい(いや、本当に見事
だと思います)をゆっくりと通って帰宅するのもこの季節ならオツじゃない
か。目黒川まで来るとけっこう人はいた。ざわざわ。その側に住んでいる人
はちとうるさいだろうなあ。だが、川の両側にずらりと設置された提灯ライ
ト(すごい、数だろうなあ。普段はどこに保管しているんだろう? とか、
余計なことを考えたくなる)はすでに消灯されていて、暗がりのなか桜が非
常に地味に見えてそれにはがっかり。提灯の光量って凄かったんだあ。魅力
90パーセント減。だが、なぜか知り合いとは会い、近くに流れる。で、時々
ぼくの頭のなかにはユナイテッド・ステイト・オブ・エレクトロニカの至福
的ダンス・チューンがぽわーんと頭のなかで流れていたのであった。
になあ。もし、なかなか散らない桜なんてのが出てきたら、そりゃ大発明だ
なあ。
花見でしっかりと浮かれてから、恵比寿・リキッドルーム。場内入りする
と(そんなに混み合っていないのが嬉しい)、K7!と契約するベルギーの
DJ二人組ザ・グリマーズが回している。入口正面、ステージに向かって左
側のところにブースが設営され、そこに二人が和気あいあいと作業している
。なんか、微笑ましい。そんなにちゃんと接しなかったが、ロック的なフッ
クを持つそれと言えるか。最後は大ベタな、ストーンズの「スタート・ミー
・アップ」。あ、ザ・グリマーズって名前、ミック・ジャガーとキース・リ
チャーズの共同作曲者チーム名である、グリマー・トゥインズから来ていた
りして?
で、切れ目なく(タイムテーブル定刻の10時半)、シアトルのキッチュな
ダンス・ポップの送り手、ユナイテッド・ステイト・オブ・エレクトロニカ
が登場。リード・ヴォーカルがヴォコーダー使用なこともあり音盤だとダフ
ト・パンクみたいな印象を与える連中だが、生では7人編成のバンドにて生
音で勝負する。ギター/キーボード、ヴォーカル。キーボード、ヴォーカル
。ギター。女性コーラス、二人。そして、ベースとドラム(一曲、ラップも
)。まず曲がいいし、ちゃんと実演能力を持つ、相当に秀逸なパーティ・バ
ンド。ポップなダンス・ミュージックもろもろの、ラヴリーな集積あり。だ
から、高揚感とともに癒しの感覚もしっかり持つ。ちゃんとお金が取れます
ね。こんなバンドが小音量で花見の場にいたら、すごくいいんじゃあなーい
とも思った。あー、花見モードが続いている。
本編、70分。アンコール5分。楽しかった。終演後、一緒に流れるような
人がいず(まあ、時間も時間だけどよお)、なんとなく家まで歩いて帰っち
ゃおっかなー、となる。帰り道、花見名所の目黒側ぞい(いや、本当に見事
だと思います)をゆっくりと通って帰宅するのもこの季節ならオツじゃない
か。目黒川まで来るとけっこう人はいた。ざわざわ。その側に住んでいる人
はちとうるさいだろうなあ。だが、川の両側にずらりと設置された提灯ライ
ト(すごい、数だろうなあ。普段はどこに保管しているんだろう? とか、
余計なことを考えたくなる)はすでに消灯されていて、暗がりのなか桜が非
常に地味に見えてそれにはがっかり。提灯の光量って凄かったんだあ。魅力
90パーセント減。だが、なぜか知り合いとは会い、近くに流れる。で、時々
ぼくの頭のなかにはユナイテッド・ステイト・オブ・エレクトロニカの至福
的ダンス・チューンがぽわーんと頭のなかで流れていたのであった。