渋谷・ショーゲート試写室で、2017年カナダ映画を見る。もう、いろんな思いを得まくり。いやあ、これは驚いた。こんな素晴らしいドキュメンタリー映画があったとは。あらゆるジャンルの米国音楽愛好家は見る価値があるのではないか。5月に入ると、恵比寿の東京都写真美術館で公開される(延期→8月7日から、渋谷・シネクイント他で公開)。
表題は、1958年のリンク・レイのインスト曲の名前。ギターのフィード・バック音や爽快なパワー・コードを採用したその曲は5年は先を行った楽曲で、元祖ガレージといった感じでザ・フー(2008年11月17日)のピート・タウンゼントやMC5 のウェイン・クレイマー(2004年5月31日)をはじめ、この曲や彼の奏法を評価する人は少なくない。その曲名を知らなくても、曲が流ればああ聞いたことがあるという人もいるはず。グレイトフル・デッドも取り上げていたし、近年ではビル・フリゼールが『Guitar In The Space Age!』(オーケイ。2014年)でこの曲をカヴァーしていますね。というのはともかく、その扇情性は若者を非行に走らせるという理由で、当時アメリカでは歌詞がないにも関わらず放送禁止となったそう。その事実は、今となってはこの曲の革新性を指し示す輝かしいエピソードとなるが、その裏にはリンク・レイがネイティヴ・アメリカンであり、米国に彼らへの根深い差別があったことも重ねられる。
この映画の原題は、「Rumble:The Indians Who Rocked The World」。そう、米国音楽界で異彩を放ったネイティヴ・アメリカン血筋の音楽家たちの活動に焦点をあてた内容を持つ。リンク・レイという音楽家の歩みを追いながら問題提起/事実確認を促す映画であるのかと思ったが、リンク・レイはとっかかりのアーティストにすぎず、ネイティヴ・アメリカンの出自を持つ、新旧各ジャンルの著名人がいろいろ紹介される。カントリー・ブルース・マンのチャーリー・パットン、初期ジャズ・シンガーのミルドレッド・ベイリー、ジミ・ヘンドリックス(妹のジェニー・ヘンドリックスって、若く見えるんだなあ)、ニューオーリンズのトライヴ・ミュージック、スワンプ・ロッカーのジェシ・エドウィン・デイヴィス、フォーク・シンガーのバフィー・セイント・マリー、リアノン・ギデンズ(2016年3月15日)、ロビー・ロバートソン/ザ・バンド、スティーヴィ・サラス、オジー・オズボーン・バンドやモトリー・クルーのドラマーだったランディ・カスティロ、ブラック・アイド・ピーズ(2001年2月7日、2004年2月11日)のタブー、など。
証言者はジョージ・クリントン(2002年7月28日、2009年9月5日、2011年1月22日、2013年4月12日、2015年4月12日、2016年11月29日)やトニー・べネット(2013年9月4日)、マーティン・スコセッシら様々。そのやり口は通常のドキュメンタリー映画のそれだが、なぜかいい話してるなあと思わせるものが多い。というか、えーそうだったのという事実や話が出てきて〜場合によっては、ネイティヴ・アメリカン因子がその音楽性にどう活きているかということにも言及される〜、もう頷きっぱなし。まさかカナダ人のロビー・ロバートソンがそっちの血をひいているとは思わなかったし、ヘンドリックス(その出自は、ボヘミアン感覚とも繋がるファッションにも現れる。映画は、ウッドストック期においてインディアン調ファションが好まれていたことにも触れる)やジェシ・エド・デイヴィス(彼の1970年アトコ発のセルフ・タイトルのデビュー作はもろに出自を強調したものだった。彼を雇っていたタージ・マハール〜2000年10月12日、2007年4月6日〜のストーンズ〜2003年3月15日〜との話はめちゃ興味深い)らはネイティヴ・アメリカンの血筋であるのは知っていたが、ことさらその事実を掘り下げて深く考えたことはなかったし、先のロバートソンをはじめ、そのルーツをここで初めて知るアーティストも多かった。リンク・レイもまた同様で、彼は純ロック期になってからもいろいろリーダー作を出し続けており、その何作かを聞いたぼくは彼のことを味のあるシンガー・ソングライターだとばかり思っていた。
先に、フラワー・ムーヴメント期に一部ネイティヴ・アメリカンの風俗が認められていたことに触れたが、基本としては、先住民を迫害し端っこにおいやった白いアメリカの負の歴史をないものとするかのように、ネイティヴ・アメリカンは否定されてきたことも映画は語る。ニューオーリンズ・ミュージック大好きと言いながら、ニューオーリンズのマルディグラ・インディアンは、ネイティヴ・アメリカンの女性(男性は、奴隷の逆の流れでアフリカに送られもしたという)とアフリカから来た奴隷男性がくっつけられた先に生まれたというのは、恥ずかしながら、ぼくは初めて知った。なるほど、両者の羽の飾りは重なる。
とかなんとか、もう頷きまくり、啓発も多々される。実はこの映画のエグゼクティヴ・プロデューサーはネイティヴ・アメリカン筋にいる二人が勤めていて、うち一人はアパッチ族の血を引くスティーヴィー・サラス(2004年7月29日、2004年8月3日、2004年8月27日、2004年9月1日、2006年9月24日)。かつてよく取材したことがあり、彼は本当にチャラチャラしたパーティ大好きの人物。いつだったか、「俺のビーチ・ハウスで女友達が死体で発見されて、もー大変。俺が犯人じゃないというのはすぐに証明されたんだけど、スキャンダルを追うメディアの格好のエジキになっちゃったよー。でも、こんな俺でも成長しているところはあって、今ネイティヴ・アメリカンの歴史を見直し、その音楽を活かしたことをやろうともしている」なんて、だいぶ前に言っていたことがあった。映画ででしゃばるところともなく、本当にいい仕事をしたなあ!
監督はカナダ人のキャサリン・ベインブリッジと、アルフォンソ・マイオラナ。ベインブリッジはカナディアン・アボリジニに焦点を当てたドキュメンタリーを作っている。字幕は、レッド・ゼペリン(レッド・ツェッペリン)をはじめ、通常使われているカタカナ人名表記と違い、少し字幕を追うと困惑する場合もある。そしたら、その監修がピーター・バラカンで納得。
追記)
オーネット・コールマン(2006年3月27日)の『Skies of America』(Columbia,1972年)はロンドン交響楽団を起用し英国EMIスタジオで録音された、当人が作曲/編曲を担当した幽玄なオーケストラ作だ。それ、1998年に東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を介して、日本でコールマンとともに再演されたこともあった。その着想は、当時ネイティヴ・アメリカンの保護地区に身を寄せていたムーンドッグをコールマンが尋ねた際に得ている。コールマンは、そのライナー・ノーツで、政治、人種、性別の問題をはじめ、アメリカの空ぐらい激しい変化を見せてきた国もないとしたうえで、「いつになったら、かつてはアメリカの空の恵みを受けていたネイティヴ・アメリカンに思いを向けるのか」と記している。
▶︎過去の、ザ・フー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/LIVE-2001-11.htm ジョン・エントウィッスル 2001年11月9日
https://43142.diarynote.jp/200810010211566772/ 映画
https://43142.diarynote.jp/200811201240456237/
▶︎過去の、ウェイン・クレイマー
https://43142.diarynote.jp/200406100011020000/
▶︎過去の、ジョージ・クリントン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-7.htm 触れていないが、フジ・ロック
http://43142.diarynote.jp/?day=20090905
http://43142.diarynote.jp/201102081256005311/
http://43142.diarynote.jp/201304150853287353/
http://43142.diarynote.jp/201504131109395934/
https://43142.diarynote.jp/201612011925201175/
https://43142.diarynote.jp/201905010724461038/
▶︎過去の、トニー・ベネット
https://43142.diarynote.jp/201309121653282289/
▶︎過去の、リアノン・ギデンズ
https://43142.diarynote.jp/?day=20160315
▶︎過去の、ブラック・アイド・ピーズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-2.htm
https://43142.diarynote.jp/200402112351230000/
▶︎ロビー・ロバートソン抜きの、ザ・バンド関連公演
https://43142.diarynote.jp/201204221307297965/ リヴォン・ヘルム訃報(最後のほう)
https://43142.diarynote.jp/201308110826574632/ ガース・ハドソン
https://43142.diarynote.jp/201909011034527807/ ザ・ウェイト・バンド
▶︎過去の、タージ・マハール
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-10.htm
http://43142.diarynote.jp/200704112101130000/
http://43142.diarynote.jp/200806121400260000/
▶︎過去の、ザ・ローリング・ストーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm 3月13日(バック・バンド)。15日
https://43142.diarynote.jp/201904200941516964/ 展覧会
▶︎過去の、マルディグラ・インディアンのグループであるザ・ワイルド・マグノリアス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/augustlive.htm
https://43142.diarynote.jp/200702112125550000/
▶︎︎過去の、スティーヴィー・サラス
http://43142.diarynote.jp/200407290730290000/
http://43142.diarynote.jp/200408030059330000/
http://43142.diarynote.jp/200705181808030000/
https://43142.diarynote.jp/201704031701236564/
▶︎過去の、アボリジニ差別を介する、2012年豪州音楽映画(最後のほう)
https://43142.diarynote.jp/201803161514432320/
▶︎過去の、ピーター・バラカンの英語カタカナ表記に触れた項(最後のほう)
https://43142.diarynote.jp/201503241654351156/
▶︎過去の、オーネット・コールマン
http://43142.diarynote.jp/200603281335030000/
<今日の、残念。そして……>
横浜で予定されていた、アルゼンチンのトラッド系シンガー/ギタリストのミルタ・アルバレスの公演を見に行こうと思っていたのが、昨日の都知事の新型肺炎注意喚起の会見もあってか、急遽中止となった。オリンピック延期が決まった途端にここぞとばかりしゃしゃり出てきやがったが、10日は遅くない? まったく、ダメな為政者ばかり。ま、それで、大感激の映画をこの日見ることになったのだが。アルバレスは2月から地道に日本をツアーしているが、今はアルゼンチンに戻れなくなっているとも聞く。名古屋と茨城公演はまだあるよう。しかし、中止を聞いて、訪日アーティストの公演はかなりのあいだ見れなくなるのかあ、とも悲しみとともに思った。また、在仏のカメルーン出身マコッサ野郎のマヌ・ディバンゴの新型肺炎による死の報にもめげる。
愛のリアル・ジャズ・マン、チャールズ・ロイド(1938年3月15日生まれ)が、同じメンフィス生まれのアリサ・フラクリン(1942年3月25日生まれ)の誕生日に際し、彼女の至高のヴァイブレションこそが今の私たちの不安を和らげることができる、という内容のことをフェイスブックにポストしていて、癒しを覚えた。そういえば、ジェシ・エドウィン・デイヴィスはブライアン・ウィルソンもヴォーカル参加しているロイドの1970年盤『Warm Watres』(Kapp)に参加。同作のロイドのジャケット・カヴァーの写真は、ジミ・ヘンドリックスみたいに撮られている。ロイドはアフリカ、チェロキー・インディアン、モンゴル、アイルランドの血が混ざっていると言われる。
▶︎︎過去の、チャールス・ロイド
http://43142.diarynote.jp/200505141717440000/
http://43142.diarynote.jp/200804081928430000/
http://43142.diarynote.jp/201301151731112021/
http://43142.diarynote.jp/201701131141476377/
https://43142.diarynote.jp/201701141241544133/
https://43142.diarynote.jp/201909031830055314/
https://43142.diarynote.jp/201909071014576603/
表題は、1958年のリンク・レイのインスト曲の名前。ギターのフィード・バック音や爽快なパワー・コードを採用したその曲は5年は先を行った楽曲で、元祖ガレージといった感じでザ・フー(2008年11月17日)のピート・タウンゼントやMC5 のウェイン・クレイマー(2004年5月31日)をはじめ、この曲や彼の奏法を評価する人は少なくない。その曲名を知らなくても、曲が流ればああ聞いたことがあるという人もいるはず。グレイトフル・デッドも取り上げていたし、近年ではビル・フリゼールが『Guitar In The Space Age!』(オーケイ。2014年)でこの曲をカヴァーしていますね。というのはともかく、その扇情性は若者を非行に走らせるという理由で、当時アメリカでは歌詞がないにも関わらず放送禁止となったそう。その事実は、今となってはこの曲の革新性を指し示す輝かしいエピソードとなるが、その裏にはリンク・レイがネイティヴ・アメリカンであり、米国に彼らへの根深い差別があったことも重ねられる。
この映画の原題は、「Rumble:The Indians Who Rocked The World」。そう、米国音楽界で異彩を放ったネイティヴ・アメリカン血筋の音楽家たちの活動に焦点をあてた内容を持つ。リンク・レイという音楽家の歩みを追いながら問題提起/事実確認を促す映画であるのかと思ったが、リンク・レイはとっかかりのアーティストにすぎず、ネイティヴ・アメリカンの出自を持つ、新旧各ジャンルの著名人がいろいろ紹介される。カントリー・ブルース・マンのチャーリー・パットン、初期ジャズ・シンガーのミルドレッド・ベイリー、ジミ・ヘンドリックス(妹のジェニー・ヘンドリックスって、若く見えるんだなあ)、ニューオーリンズのトライヴ・ミュージック、スワンプ・ロッカーのジェシ・エドウィン・デイヴィス、フォーク・シンガーのバフィー・セイント・マリー、リアノン・ギデンズ(2016年3月15日)、ロビー・ロバートソン/ザ・バンド、スティーヴィ・サラス、オジー・オズボーン・バンドやモトリー・クルーのドラマーだったランディ・カスティロ、ブラック・アイド・ピーズ(2001年2月7日、2004年2月11日)のタブー、など。
証言者はジョージ・クリントン(2002年7月28日、2009年9月5日、2011年1月22日、2013年4月12日、2015年4月12日、2016年11月29日)やトニー・べネット(2013年9月4日)、マーティン・スコセッシら様々。そのやり口は通常のドキュメンタリー映画のそれだが、なぜかいい話してるなあと思わせるものが多い。というか、えーそうだったのという事実や話が出てきて〜場合によっては、ネイティヴ・アメリカン因子がその音楽性にどう活きているかということにも言及される〜、もう頷きっぱなし。まさかカナダ人のロビー・ロバートソンがそっちの血をひいているとは思わなかったし、ヘンドリックス(その出自は、ボヘミアン感覚とも繋がるファッションにも現れる。映画は、ウッドストック期においてインディアン調ファションが好まれていたことにも触れる)やジェシ・エド・デイヴィス(彼の1970年アトコ発のセルフ・タイトルのデビュー作はもろに出自を強調したものだった。彼を雇っていたタージ・マハール〜2000年10月12日、2007年4月6日〜のストーンズ〜2003年3月15日〜との話はめちゃ興味深い)らはネイティヴ・アメリカンの血筋であるのは知っていたが、ことさらその事実を掘り下げて深く考えたことはなかったし、先のロバートソンをはじめ、そのルーツをここで初めて知るアーティストも多かった。リンク・レイもまた同様で、彼は純ロック期になってからもいろいろリーダー作を出し続けており、その何作かを聞いたぼくは彼のことを味のあるシンガー・ソングライターだとばかり思っていた。
先に、フラワー・ムーヴメント期に一部ネイティヴ・アメリカンの風俗が認められていたことに触れたが、基本としては、先住民を迫害し端っこにおいやった白いアメリカの負の歴史をないものとするかのように、ネイティヴ・アメリカンは否定されてきたことも映画は語る。ニューオーリンズ・ミュージック大好きと言いながら、ニューオーリンズのマルディグラ・インディアンは、ネイティヴ・アメリカンの女性(男性は、奴隷の逆の流れでアフリカに送られもしたという)とアフリカから来た奴隷男性がくっつけられた先に生まれたというのは、恥ずかしながら、ぼくは初めて知った。なるほど、両者の羽の飾りは重なる。
とかなんとか、もう頷きまくり、啓発も多々される。実はこの映画のエグゼクティヴ・プロデューサーはネイティヴ・アメリカン筋にいる二人が勤めていて、うち一人はアパッチ族の血を引くスティーヴィー・サラス(2004年7月29日、2004年8月3日、2004年8月27日、2004年9月1日、2006年9月24日)。かつてよく取材したことがあり、彼は本当にチャラチャラしたパーティ大好きの人物。いつだったか、「俺のビーチ・ハウスで女友達が死体で発見されて、もー大変。俺が犯人じゃないというのはすぐに証明されたんだけど、スキャンダルを追うメディアの格好のエジキになっちゃったよー。でも、こんな俺でも成長しているところはあって、今ネイティヴ・アメリカンの歴史を見直し、その音楽を活かしたことをやろうともしている」なんて、だいぶ前に言っていたことがあった。映画ででしゃばるところともなく、本当にいい仕事をしたなあ!
監督はカナダ人のキャサリン・ベインブリッジと、アルフォンソ・マイオラナ。ベインブリッジはカナディアン・アボリジニに焦点を当てたドキュメンタリーを作っている。字幕は、レッド・ゼペリン(レッド・ツェッペリン)をはじめ、通常使われているカタカナ人名表記と違い、少し字幕を追うと困惑する場合もある。そしたら、その監修がピーター・バラカンで納得。
追記)
オーネット・コールマン(2006年3月27日)の『Skies of America』(Columbia,1972年)はロンドン交響楽団を起用し英国EMIスタジオで録音された、当人が作曲/編曲を担当した幽玄なオーケストラ作だ。それ、1998年に東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を介して、日本でコールマンとともに再演されたこともあった。その着想は、当時ネイティヴ・アメリカンの保護地区に身を寄せていたムーンドッグをコールマンが尋ねた際に得ている。コールマンは、そのライナー・ノーツで、政治、人種、性別の問題をはじめ、アメリカの空ぐらい激しい変化を見せてきた国もないとしたうえで、「いつになったら、かつてはアメリカの空の恵みを受けていたネイティヴ・アメリカンに思いを向けるのか」と記している。
▶︎過去の、ザ・フー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/LIVE-2001-11.htm ジョン・エントウィッスル 2001年11月9日
https://43142.diarynote.jp/200810010211566772/ 映画
https://43142.diarynote.jp/200811201240456237/
▶︎過去の、ウェイン・クレイマー
https://43142.diarynote.jp/200406100011020000/
▶︎過去の、ジョージ・クリントン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-7.htm 触れていないが、フジ・ロック
http://43142.diarynote.jp/?day=20090905
http://43142.diarynote.jp/201102081256005311/
http://43142.diarynote.jp/201304150853287353/
http://43142.diarynote.jp/201504131109395934/
https://43142.diarynote.jp/201612011925201175/
https://43142.diarynote.jp/201905010724461038/
▶︎過去の、トニー・ベネット
https://43142.diarynote.jp/201309121653282289/
▶︎過去の、リアノン・ギデンズ
https://43142.diarynote.jp/?day=20160315
▶︎過去の、ブラック・アイド・ピーズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-2.htm
https://43142.diarynote.jp/200402112351230000/
▶︎ロビー・ロバートソン抜きの、ザ・バンド関連公演
https://43142.diarynote.jp/201204221307297965/ リヴォン・ヘルム訃報(最後のほう)
https://43142.diarynote.jp/201308110826574632/ ガース・ハドソン
https://43142.diarynote.jp/201909011034527807/ ザ・ウェイト・バンド
▶︎過去の、タージ・マハール
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-10.htm
http://43142.diarynote.jp/200704112101130000/
http://43142.diarynote.jp/200806121400260000/
▶︎過去の、ザ・ローリング・ストーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm 3月13日(バック・バンド)。15日
https://43142.diarynote.jp/201904200941516964/ 展覧会
▶︎過去の、マルディグラ・インディアンのグループであるザ・ワイルド・マグノリアス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/augustlive.htm
https://43142.diarynote.jp/200702112125550000/
▶︎︎過去の、スティーヴィー・サラス
http://43142.diarynote.jp/200407290730290000/
http://43142.diarynote.jp/200408030059330000/
http://43142.diarynote.jp/200705181808030000/
https://43142.diarynote.jp/201704031701236564/
▶︎過去の、アボリジニ差別を介する、2012年豪州音楽映画(最後のほう)
https://43142.diarynote.jp/201803161514432320/
▶︎過去の、ピーター・バラカンの英語カタカナ表記に触れた項(最後のほう)
https://43142.diarynote.jp/201503241654351156/
▶︎過去の、オーネット・コールマン
http://43142.diarynote.jp/200603281335030000/
<今日の、残念。そして……>
横浜で予定されていた、アルゼンチンのトラッド系シンガー/ギタリストのミルタ・アルバレスの公演を見に行こうと思っていたのが、昨日の都知事の新型肺炎注意喚起の会見もあってか、急遽中止となった。オリンピック延期が決まった途端にここぞとばかりしゃしゃり出てきやがったが、10日は遅くない? まったく、ダメな為政者ばかり。ま、それで、大感激の映画をこの日見ることになったのだが。アルバレスは2月から地道に日本をツアーしているが、今はアルゼンチンに戻れなくなっているとも聞く。名古屋と茨城公演はまだあるよう。しかし、中止を聞いて、訪日アーティストの公演はかなりのあいだ見れなくなるのかあ、とも悲しみとともに思った。また、在仏のカメルーン出身マコッサ野郎のマヌ・ディバンゴの新型肺炎による死の報にもめげる。
愛のリアル・ジャズ・マン、チャールズ・ロイド(1938年3月15日生まれ)が、同じメンフィス生まれのアリサ・フラクリン(1942年3月25日生まれ)の誕生日に際し、彼女の至高のヴァイブレションこそが今の私たちの不安を和らげることができる、という内容のことをフェイスブックにポストしていて、癒しを覚えた。そういえば、ジェシ・エドウィン・デイヴィスはブライアン・ウィルソンもヴォーカル参加しているロイドの1970年盤『Warm Watres』(Kapp)に参加。同作のロイドのジャケット・カヴァーの写真は、ジミ・ヘンドリックスみたいに撮られている。ロイドはアフリカ、チェロキー・インディアン、モンゴル、アイルランドの血が混ざっていると言われる。
▶︎︎過去の、チャールス・ロイド
http://43142.diarynote.jp/200505141717440000/
http://43142.diarynote.jp/200804081928430000/
http://43142.diarynote.jp/201301151731112021/
http://43142.diarynote.jp/201701131141476377/
https://43142.diarynote.jp/201701141241544133/
https://43142.diarynote.jp/201909031830055314/
https://43142.diarynote.jp/201909071014576603/