五十嵐一生。ハディンコ
2020年1月17日 音楽 トランペッターの五十嵐一生(2000年3月12日、2000年5月9日)の55歳の誕生日を祝うライヴを、代官山・晴れたら空に豆まいて で見る。共演者はヴォーカルと(1曲ピアノ)のケイコ・リー、歌とフリューゲル・ホーンのTOKU、エレクトリック・ベースの日野JINO賢二とマーティー・ホロウベク、ピアノの後藤浩二、ドラムの石若駿。フロアには椅子がびしっと並べられていたが、満席。後ろのほうは立ち見客も出ていた。けっこう、淀みなくしゃべる人なんだな。自ら店に出演したいと申し出たと、五十嵐がMCで言っていた。
まず、プリセットのキーボード音を流して、1人で演奏。彼は、青色が入ったトランペットを吹く。一時のマイルス・デイヴィスは紅色のトランペットを吹いていたが(同じメイカーのもの?)、マイルスを好きなんだろうなという無形の何かを彼の演奏は抱える。その後、後藤が出てきて、「ノルウェーの森」をデュオで演奏。吹く口、いい感じ。そして、ケイコ・リー(1999年8月29日、2011年1月31日)が出てきてトリオで、「ナイト・アンド・デイ」。演目はスタンダード中心。4曲めには、在日豪州人のホロウベクと石若(2014年9月26日、2016年6月27日、2016年7月21日、2016年9月4日、2017年6月21日、2017年7月12日、2019年1月21日、2019年3月16日、2019年11月26日、2019年12月14日)が加わる。次の曲で、さらにTOKU(2000年2月25日、2001年9月6日、2004年3月10日、2006年2月16日、2008年8月19日、2011年3月16日、2012年6月19日、2013年9月22日、 2014年2月5日、2015年3月19日、2015年3月28日、2016年3月1日、2016年12月12日)とJINO(2006年1月9日、2011年7月25日、2012年3月24日、2014年4月22日、2018年11月6日)2019年8月7日)も出てきて、全員でことにあたる。あらー、仲がいい人を呼んだだけかもしれないが、エレクトリック・ベーシストが2人……。
1990年代にいろいろリーダー作も出し、若手ピカ一のジャズ・トランペッターなんても言われた御仁。病気とかもし、退場していた時期もあったようだが、素直に音楽に向き合っているという感想を得た。ファースト・ショウが終わったところで、移動。
▶︎過去の、五十嵐一生
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm オノセイゲン・アンサンブル
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-5.htm 本田珠也プラネットX
▶︎過去の、ケイコ・リー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/augustlive.htm
https://43142.diarynote.jp/201102091716363238/
▶過去の、TOKU
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-2.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-9.htm ロニー・プラキシコ
http://43142.diarynote.jp/200403101442170000/
http://43142.diarynote.jp/200602171950040000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20080819
http://43142.diarynote.jp/201103171354125352/
http://43142.diarynote.jp/201206210944302024/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130922
http://43142.diarynote.jp/201503211741478728/
http://43142.diarynote.jp/?day=20150328
http://43142.diarynote.jp/?day=20160301
http://43142.diarynote.jp/201612171246253699/
https://43142.diarynote.jp/201804110754439999/
https://43142.diarynote.jp/201908080956036775/
▶過去の、日野賢二
http://43142.diarynote.jp/?day=20060109
http://43142.diarynote.jp/201107310727152406/
http://43142.diarynote.jp/?day=20120324
https://43142.diarynote.jp/201404260858553785/
https://43142.diarynote.jp/201811071446015153/
▶︎過去の、石若駿
http://43142.diarynote.jp/201409291402101328/
http://43142.diarynote.jp/201607221000152412/
http://43142.diarynote.jp/201606281737237220/
http://43142.diarynote.jp/201609201052518160/
http://43142.diarynote.jp/?day=20170621
http://43142.diarynote.jp/201707130853185809/
https://43142.diarynote.jp/?day=20180404
https://43142.diarynote.jp/201901231045028294/
https://43142.diarynote.jp/201903171331065828/
https://43142.diarynote.jp/201911270846588562/
https://43142.diarynote.jp/201912161052582124/
人形町・元オムチャントーンで、エチオピアからやってきているハディンコのパフォーマンスを見る。彼は同国の伝統弦楽器であるマシンコを弾きなら、歌う。小さな会場だが、超満員。そして、すぐに日本に住むエチオピア人も集まっているというのを了解。
1本の弦を1本の弓で弾くマシンコはプラグドされているのだが、いい音だしていた。いろんな音も出していて、中国の胡弓を思わせるものから、ノコギリをギーコギーコやっているような太い濁音系のものまで、多彩。楽器の成り立ちや奏法はシンプルそうであり、それで幅の広い音を出すハディンコはすごいマスターなのだと思う。彼は、エチオピアの伝統楽器である細長い笛を吹いたりもした。その際、竹製で日本にも同様の伝統楽器があるよねと彼は言う。歌はアムハラ語で、MCは英語。いかにもナイス・ガイ臭のする彼は20代後半らしい。
彼はときにスマホをいじり、プリセットのビート音を出して、それに合わせて演奏し、歌う。歌声は太く、味あり。その際、リアーナだかの米国R&B曲もやったようだ。他はトラッドとかエチオピアの有名曲だかをやったろう(オリジナルもあったのかな?)が、その際の同胞の反応がすごい。一緒に歌ったり、アウアウアウアウという印象的な嬌声をあげたり。もう、ココハドコてな感興をごんごん覚えてしまった。
簡潔に書けば、エチオピアすごいっ。考えてみれば、ぼくはエチオピア人をシンガーに置く豪州のデレブ・ザ・アンバサダー(2013年9月7日、2018年10月21日)のような存在には触れているが、ちゃんとエチオピアに住むミュージシャンの実演には初めて触れるのではないか。エチオ歌謡というと日本の演歌との親和性が語られるが、彼は1曲日本の童謡(だったよな?)をやり、また沖縄民謡を思い出させるような曲も歌う。面白すぎる。ラスタ思想のコアでもあるし、エチオピア興味深すぎます。なにより、ライヴはすごい生理的に豊かで、超楽しかった!
▶︎過去の、デレブ・ザ・アンバサダー
http://43142.diarynote.jp/201309161507226186/
https://43142.diarynote.jp/201810221139492314/
<今日の、アフター>
終演後、お店に来ていたエチオ女性陣と少しお話する。日本人と結婚している人もいて、皆日本語はすらすら。そんなにこっちに住むエチオピア人は多くないと言っていたが、今エチオピア航空による直行便が週4便あるんだそう。ところで、初人形町駅下車であり、初めて行くお店。1階がバー・カウンターなどがり、2階ライヴやDJをやったりするようだ。レジデントDJのどいちゃんがドーナツ盤中心で回していてマル。帰りは、一本で帰れる水天宮駅へ。ここからタクシー帰りはちょいきつい。駅への広い道に提灯がずらりディスプレイされていた。
まず、プリセットのキーボード音を流して、1人で演奏。彼は、青色が入ったトランペットを吹く。一時のマイルス・デイヴィスは紅色のトランペットを吹いていたが(同じメイカーのもの?)、マイルスを好きなんだろうなという無形の何かを彼の演奏は抱える。その後、後藤が出てきて、「ノルウェーの森」をデュオで演奏。吹く口、いい感じ。そして、ケイコ・リー(1999年8月29日、2011年1月31日)が出てきてトリオで、「ナイト・アンド・デイ」。演目はスタンダード中心。4曲めには、在日豪州人のホロウベクと石若(2014年9月26日、2016年6月27日、2016年7月21日、2016年9月4日、2017年6月21日、2017年7月12日、2019年1月21日、2019年3月16日、2019年11月26日、2019年12月14日)が加わる。次の曲で、さらにTOKU(2000年2月25日、2001年9月6日、2004年3月10日、2006年2月16日、2008年8月19日、2011年3月16日、2012年6月19日、2013年9月22日、 2014年2月5日、2015年3月19日、2015年3月28日、2016年3月1日、2016年12月12日)とJINO(2006年1月9日、2011年7月25日、2012年3月24日、2014年4月22日、2018年11月6日)2019年8月7日)も出てきて、全員でことにあたる。あらー、仲がいい人を呼んだだけかもしれないが、エレクトリック・ベーシストが2人……。
1990年代にいろいろリーダー作も出し、若手ピカ一のジャズ・トランペッターなんても言われた御仁。病気とかもし、退場していた時期もあったようだが、素直に音楽に向き合っているという感想を得た。ファースト・ショウが終わったところで、移動。
▶︎過去の、五十嵐一生
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm オノセイゲン・アンサンブル
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-5.htm 本田珠也プラネットX
▶︎過去の、ケイコ・リー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/augustlive.htm
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▶過去の、TOKU
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-2.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-9.htm ロニー・プラキシコ
http://43142.diarynote.jp/200403101442170000/
http://43142.diarynote.jp/200602171950040000/
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http://43142.diarynote.jp/201612171246253699/
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▶過去の、日野賢二
http://43142.diarynote.jp/?day=20060109
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https://43142.diarynote.jp/201811071446015153/
▶︎過去の、石若駿
http://43142.diarynote.jp/201409291402101328/
http://43142.diarynote.jp/201607221000152412/
http://43142.diarynote.jp/201606281737237220/
http://43142.diarynote.jp/201609201052518160/
http://43142.diarynote.jp/?day=20170621
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人形町・元オムチャントーンで、エチオピアからやってきているハディンコのパフォーマンスを見る。彼は同国の伝統弦楽器であるマシンコを弾きなら、歌う。小さな会場だが、超満員。そして、すぐに日本に住むエチオピア人も集まっているというのを了解。
1本の弦を1本の弓で弾くマシンコはプラグドされているのだが、いい音だしていた。いろんな音も出していて、中国の胡弓を思わせるものから、ノコギリをギーコギーコやっているような太い濁音系のものまで、多彩。楽器の成り立ちや奏法はシンプルそうであり、それで幅の広い音を出すハディンコはすごいマスターなのだと思う。彼は、エチオピアの伝統楽器である細長い笛を吹いたりもした。その際、竹製で日本にも同様の伝統楽器があるよねと彼は言う。歌はアムハラ語で、MCは英語。いかにもナイス・ガイ臭のする彼は20代後半らしい。
彼はときにスマホをいじり、プリセットのビート音を出して、それに合わせて演奏し、歌う。歌声は太く、味あり。その際、リアーナだかの米国R&B曲もやったようだ。他はトラッドとかエチオピアの有名曲だかをやったろう(オリジナルもあったのかな?)が、その際の同胞の反応がすごい。一緒に歌ったり、アウアウアウアウという印象的な嬌声をあげたり。もう、ココハドコてな感興をごんごん覚えてしまった。
簡潔に書けば、エチオピアすごいっ。考えてみれば、ぼくはエチオピア人をシンガーに置く豪州のデレブ・ザ・アンバサダー(2013年9月7日、2018年10月21日)のような存在には触れているが、ちゃんとエチオピアに住むミュージシャンの実演には初めて触れるのではないか。エチオ歌謡というと日本の演歌との親和性が語られるが、彼は1曲日本の童謡(だったよな?)をやり、また沖縄民謡を思い出させるような曲も歌う。面白すぎる。ラスタ思想のコアでもあるし、エチオピア興味深すぎます。なにより、ライヴはすごい生理的に豊かで、超楽しかった!
▶︎過去の、デレブ・ザ・アンバサダー
http://43142.diarynote.jp/201309161507226186/
https://43142.diarynote.jp/201810221139492314/
<今日の、アフター>
終演後、お店に来ていたエチオ女性陣と少しお話する。日本人と結婚している人もいて、皆日本語はすらすら。そんなにこっちに住むエチオピア人は多くないと言っていたが、今エチオピア航空による直行便が週4便あるんだそう。ところで、初人形町駅下車であり、初めて行くお店。1階がバー・カウンターなどがり、2階ライヴやDJをやったりするようだ。レジデントDJのどいちゃんがドーナツ盤中心で回していてマル。帰りは、一本で帰れる水天宮駅へ。ここからタクシー帰りはちょいきつい。駅への広い道に提灯がずらりディスプレイされていた。
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