エミルー・ハリス、ボブ・ディラン、ピーター・ケイス、ニール・カサル、ヴィクトリア・ウィリアムス、ヴィック・チェスナット・ヴァン・ダイク・パークス、チャック・E・ワイス、ジャクソン・ブラウン、ランディ・ニューマン……。お、これはすごいリストだな。そんなアメリカの実力者たちのアルバム録音に関与したドラマー/パーカッショニストがドン・ヘフィントンだ。1980年代中期にはマリア・マッキーを中央に置くローン・ジャスティスのメンバーだったこともある。

 なかなかのハンサムさん、というイメージもある。生粋のLAっこで、音楽家庭に育ち、ジャズの素養も持つらしい。あまりドラムを扱わないリーダー作が2枚あり、それらはカントリー要素も渋く消化した堂にいったアメリカーナ作品だ。白血病で入院中であったという。

<今日の、あれ>
 桜の季節、どまんなか。人出、多し。こころ、痛む。母親訪問し、彼女がつけていた高校野球を見ちゃった。野球嫌いのぼくが見るのって何十年ぶり、だろ? 意外に興味深く見れてしまい、驚いた。