語りとギターの山崎円城率いるF.I.B JOURNAL(2009年10月18日、2014年7月23日)の大掛かり版を見に、横浜・サムズ・アップに行く。グルーヴィーさジャジーを両立させた骨組みのもと、英語と日本語の言葉を載せていくとも説明できそうなF.I.B JOURNALだが、見事に行き方が膨らんでいた。この催し、モーション・ブルーで持たれたこともあったらしい。2部性にて。会場は盛況、なり。

 ドラムの沼直也(2000年9月14日、2001年2月15日,2003年3月6日、2009年10月18日、2011年6月5日、2014年7月23日)、ダブル・ベースLittle Woody、オルガンの外池満広(2020年1月10日)、パーカッションのNOBU、テナー・サックスやソプラノ・サックスの金津朋幸、トロンボーンの井登友一、トランペットのicchie、ヴァイオリンの斎藤裕子(acoustic dub messengers)、ヴィオラの手島絵里子(2019年3月16日)、PAの西村光記という陣容なり。そこに語りやヴォーカルの武田カオリとラップのDABO(2006年4月2日)曲により加わる。

 1曲目、山崎円城はワウワウ・ペダルを使い、そのサウンド総体は1970年代初期のブラックスプロイテーション期の映画音楽を思わせる? 他にも、そう思わせるものはあった。2部は外池満広の弾き方もあり、3曲ほどアフロ・ビートっぽいと思わせる。なんにせよ、管3本と弦2つのアレンジは誰がやったんだろう? うまく、作られていた。肉声ゲスト陣の使い方も効果的で、次はどうくるのかなとワクワク接することができた。DABOはさすが、客ののせ方がうまい。彼は1歳半の子供がかわいくてしかたなさそう。飲み会を一つこなしてから会場入りし酔っ払っていたためもあり、ぼくは会場でトップ級に身体を揺らしている人ではなかったか。

▶過去の、F.I.B JOURNAL/山崎円城
http://43142.diarynote.jp/200910201116264673/
https://43142.diarynote.jp/201407261219061857/
▶過去の、沼直也
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-9.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-2.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm phat
http://43142.diarynote.jp/200910201116264673/
https://43142.diarynote.jp/201106131248013805/
https://43142.diarynote.jp/201407261219061857/
▶︎過去の、外池満広
https://43142.diarynote.jp/202001111407501067/
▶︎過去の、icchie /YOSSY LITTLE NOISE WEAVER
https://43142.diarynote.jp/200908071505027543/
▶︎過去の、手島絵里子
https://43142.diarynote.jp/201903171331065828/
▶︎過去の、DABO
https://43142.diarynote.jp/200604050124430000/

<今日の、認知>
 もしかして、今年初めての横浜か? いやはや。行きの特急、武蔵小杉でたくさん人が降りて、座ることができる。あーここから徒歩25分のところにある等々力競技場に川崎フロンターレの試合、一度は見にきたかったな。もう涼しくなっていまい、虚弱なぼくは風邪をひくのがこわくて、晴天昼間の試合以外は見るのは無理だ。今日午後、中村憲剛の今季終了後の引退が発表された。40歳という年齢を知ると致し方ないのかもしれないが、怪我から復帰して昨日得点したばかり。今年のフロンターレはJ1で常軌を逸した強さを誇るが、それは大学卒業後ずっと在籍した彼の功績は小さくないはずだ。今日の毎日新聞には、J1が試合数の75%をこなし今年のリーグ戦が成立したことを伝えていた。また、同じく1面と4面全部にわたり、日本でワイン事業にあたる米国人のことが紹介されていた。へえ、知人の結婚パーティで訪れたことがある栃木県のワイナリーで現在は北海道に活動の場を移した彼は働き、その基礎を作ったのか。同所はミュージシャンを呼ぶ催しをすることでも知られますね。