TRIBALISM 3 +秋山徹次、蜂谷真紀
2019年12月19日 音楽 タイ、中国、台湾と回り、日本にやってきたフランスのインダストリアル・ロックならぬインダストリアル・ジャズのトリオに、日本の即興音楽家が二人重なる出し物。秋山徹次はノイズ系ギター、蜂谷真紀(2008年8月24日、2009年1月8日、2010年9月11日、2014年7月22日、2014年9月25日、2015年5月20日、2015年6月15日、2016年11月2日、2018年1月19日、2019年3月29日、2019年9月12日)はヴォイスやキーボードや鳴り物で対応する。阿佐ヶ谷・Yellow Vision。
少し年長で曲も作るドラムのヤン、シンセサイザーのルカ、エレクトリック・ベースのオリヴィアからなるトリバリズム3はまだデビュー作『トライバリズム』(原語表題表記がカタカナなの)を出したばかりの新しいバンド。リーダーはリールだかトゥールーズだか(地名、まったく忘れちゃった)の地方都市に住み、リズム隊はパリやパリ近郊在住とか。ルカはイタリア出身で、音大の打楽器課の出でヴァイブラフォンも演奏するよう。オリヴォア嬢は普段、ダブル・ベースも弾くらしい。そんな面々の拾えたユーチューブ映像の印象は、楽器編成は違うけど、“フランスのコメット・イズ・カミング(cf.シャバカ・ハッチングス)”というもの。それは、跳ねたビートにのるルカの翔んだシンセ使いが導く。また、そのビートの感覚から先日来日ツアーを行ったフランスのクインテットであるオクシード(2019年11月9日)を思い出す。彼らに、オクシードのことを聞いたら、よく知っているとのこと。
一席をこなした後に遅れて会場入りしたら、5人がフリーフォームでやっている。あらら。最初から、自由に5人にてお手合わせ演奏をしたよう。で、休憩を挟んでは、まずトリバリズム3の面々が整合感の高いオリジナル曲を演奏しはじめ、それに秋山と蜂谷が茶々狼藉を入れるような感じで加わっていき、総体はどんどんあらぬ方向に流れていく。一期一会、自由な音楽のゆくえ……。トライバル3と蜂谷は、20日も入谷・なってるハウスで共演。今日の邂逅をふまえ、また違った“羽”をもったパフォーマンスになるんじゃないだろうか。蜂谷は、長い知己であるかっ飛び仏チェロ奏者であるユーグ・ヴァンサンと(2014年10月30日)の紹介で、3人とやることになったという。
▶過去の、蜂谷真紀
http://43142.diarynote.jp/200808260821260000/
http://43142.diarynote.jp/200901091437341082/
http://43142.diarynote.jp/?day=20100911
http://43142.diarynote.jp/201407231341189225/
http://43142.diarynote.jp/201409261635554506/
http://43142.diarynote.jp/201410310931316189/
http://43142.diarynote.jp/201505211022511238/
http://43142.diarynote.jp/?day=20161102
http://43142.diarynote.jp/201707111737453393/
https://43142.diarynote.jp/201801200930278094/
https://43142.diarynote.jp/201903301004154036/
https://43142.diarynote.jp/201909141634343903/
▶︎過去の、ユーグ・ヴァンサン
https://43142.diarynote.jp/201410310931316189/
<今日の、お初>
大友良英(2002年3月17日、2003年6月28日、2004年2月6日、2004年10月10日、2004年11月7日、2005年4月26日、2006年1月21日、2006年4月18日、2007年4月21日、2009年5月31日、2011年6月8日、2012年3月21日、2013年7月13日、2016年9月4日、2016年10月27日、2019年11月12日)のあとを負うようにシーンに出てきたという印象をぼくは持つ秋山徹次(もう、関連作の数はめちゃ多いです)のパフォーマンスに触れるのはもしや初めてか。うれしい。横と足元にイフェクターを置き、SG型のギターを自在に扱う。話したら、穏やかな紳士であった。Yellow Visionにも初めて行く。というか、オフィシャルでは(?。酔っ払って、タクシーでこの近辺に来たことがあるやいなや)、初めての阿佐ヶ谷駅下車でもある。駅からたいそう近いハコ。ドラマーでもある店主が、11年前から持っているという。蜂谷、加藤崇之(2005年11月28日、2005年12月11日、2012年11月24日、2017年1月9日、2019年8月29日)、林頼我(2019年3月16日)のトリオによるフリーフォーム盤『Parhelion 三つの太陽』(Fulldesign、FDR-1041)は2曲入りの完全即興を収めていて、それはここの5月のギグをソースとする。カヴァーとバック・カヴァーの素敵な絵は、加藤画伯による。
▶︎過去の、大友良英
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-3.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-6.htm
http://43142.diarynote.jp/200402061359140000/
http://43142.diarynote.jp/200410162220330000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20041107
http://43142.diarynote.jp/200504301042210000/
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http://43142.diarynote.jp/200604210538510000/
http://43142.diarynote.jp/200704251227010000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090531
http://43142.diarynote.jp/201106141341111340/
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http://43142.diarynote.jp/201609201052518160/
https://43142.diarynote.jp/201610310943306583/
https://43142.diarynote.jp/201911131405562579/
▶︎過去の、加藤崇之
http://43142.diarynote.jp/amp/200512020244540000/
http://43142.diarynote.jp/200512140951100000/
http://43142.diarynote.jp/201211261639115632
http://43142.diarynote.jp/?day=20170109
https://43142.diarynote.jp/201908310944135574/
▶︎過去の、林頼我
https://43142.diarynote.jp/201903171331065828/
少し年長で曲も作るドラムのヤン、シンセサイザーのルカ、エレクトリック・ベースのオリヴィアからなるトリバリズム3はまだデビュー作『トライバリズム』(原語表題表記がカタカナなの)を出したばかりの新しいバンド。リーダーはリールだかトゥールーズだか(地名、まったく忘れちゃった)の地方都市に住み、リズム隊はパリやパリ近郊在住とか。ルカはイタリア出身で、音大の打楽器課の出でヴァイブラフォンも演奏するよう。オリヴォア嬢は普段、ダブル・ベースも弾くらしい。そんな面々の拾えたユーチューブ映像の印象は、楽器編成は違うけど、“フランスのコメット・イズ・カミング(cf.シャバカ・ハッチングス)”というもの。それは、跳ねたビートにのるルカの翔んだシンセ使いが導く。また、そのビートの感覚から先日来日ツアーを行ったフランスのクインテットであるオクシード(2019年11月9日)を思い出す。彼らに、オクシードのことを聞いたら、よく知っているとのこと。
一席をこなした後に遅れて会場入りしたら、5人がフリーフォームでやっている。あらら。最初から、自由に5人にてお手合わせ演奏をしたよう。で、休憩を挟んでは、まずトリバリズム3の面々が整合感の高いオリジナル曲を演奏しはじめ、それに秋山と蜂谷が茶々狼藉を入れるような感じで加わっていき、総体はどんどんあらぬ方向に流れていく。一期一会、自由な音楽のゆくえ……。トライバル3と蜂谷は、20日も入谷・なってるハウスで共演。今日の邂逅をふまえ、また違った“羽”をもったパフォーマンスになるんじゃないだろうか。蜂谷は、長い知己であるかっ飛び仏チェロ奏者であるユーグ・ヴァンサンと(2014年10月30日)の紹介で、3人とやることになったという。
▶過去の、蜂谷真紀
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▶︎過去の、ユーグ・ヴァンサン
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<今日の、お初>
大友良英(2002年3月17日、2003年6月28日、2004年2月6日、2004年10月10日、2004年11月7日、2005年4月26日、2006年1月21日、2006年4月18日、2007年4月21日、2009年5月31日、2011年6月8日、2012年3月21日、2013年7月13日、2016年9月4日、2016年10月27日、2019年11月12日)のあとを負うようにシーンに出てきたという印象をぼくは持つ秋山徹次(もう、関連作の数はめちゃ多いです)のパフォーマンスに触れるのはもしや初めてか。うれしい。横と足元にイフェクターを置き、SG型のギターを自在に扱う。話したら、穏やかな紳士であった。Yellow Visionにも初めて行く。というか、オフィシャルでは(?。酔っ払って、タクシーでこの近辺に来たことがあるやいなや)、初めての阿佐ヶ谷駅下車でもある。駅からたいそう近いハコ。ドラマーでもある店主が、11年前から持っているという。蜂谷、加藤崇之(2005年11月28日、2005年12月11日、2012年11月24日、2017年1月9日、2019年8月29日)、林頼我(2019年3月16日)のトリオによるフリーフォーム盤『Parhelion 三つの太陽』(Fulldesign、FDR-1041)は2曲入りの完全即興を収めていて、それはここの5月のギグをソースとする。カヴァーとバック・カヴァーの素敵な絵は、加藤画伯による。
▶︎過去の、大友良英
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▶︎過去の、加藤崇之
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