一頃は堂々のECM契約ドラマーだったマヌ・カチェ(2011年1月28日、2012年1月13日、2016年4月13日)の2019新作はデビュー作以来のポップ・ミュージック側に入ったアルバム(https://43142.diarynote.jp/201901251032436987/を参照のこと)で、今回はそれに準ずるのりで行われた。丸の内・コットンクラブ、ファースト・ショウ。
パリ在住のベルギー人キーボード奏者のエリック・レニーニ、ギターのパトリック・マヌーギアン 、ベースのジェローム・レガードが同行。マヌーギアンとレガードはその新作『the scOpe』(anteprima)のレコーディング参加者。一方、今回ノードとローズのみを弾いたレニーニはジャズ・ピアニストとして日本でもよく知られ(約10作のリーダー作を持つ)、エミ・マイヤー(2009年1月29日、2009年6月22日、2009年7月26日、2010年2月25日、2010年5月31日、2011年5月21日、2011年6月5日、2012年6月4日、2012年10月16日、2013年7月4日、2015年12月17日、2016年7月16日、2018年6月2日、2019年11月25日)のパリ録音作を仕切ったこともあった。
ロック的な質感を持つインストゥメンタルや、カチェが歌いながら叩くポップ気味な曲(その際は、ヴォーカルに軽いエフェクトがかけられる)、さらにはプリセットのフランス語ラップも入れられる曲などいろいろ。なんにせよ、ほれぼれしちゃうタイトかつ音のいいドラム演奏を土台に置く。ドラムはヤマハを使っていたのかな。そして、3枚のシンバルのほか、直径10センチ強の小さなシンバルを二つおいて、ときにアクセント音としてそれを効果的に用いる。カチェってちゃんとクラシックを学んでいという印象があったが、完全に彼はマッチド・グリップで叩いていた。MCのたびにわざわざドラムから離れ、前に出てきてほのぼのMCをするのはこれまで通り。
▶過去の、マヌ・カチェ
http://43142.diarynote.jp/201102081259129769/
http://43142.diarynote.jp/201201141645353138/
https://43142.diarynote.jp/201604271334589018/ 取材
▶過去の、エミ・マイヤー
http://43142.diarynote.jp/200901310844354188/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090622
http://43142.diarynote.jp/200907131157415716/
http://43142.diarynote.jp/201002280942269300/
http://43142.diarynote.jp/201006071814527618/
http://43142.diarynote.jp/201105230925539578/
http://43142.diarynote.jp/201106131248013805/
http://43142.diarynote.jp/201206110916017268/
http://43142.diarynote.jp/201210201218283712/
http://43142.diarynote.jp/201307071319405650/
http://43142.diarynote.jp/201512271306411506/
http://43142.diarynote.jp/201607191312426603/
https://43142.diarynote.jp/201806051311346158/
https://43142.diarynote.jp/200709201052530000/
https://43142.diarynote.jp/201911260809479311/
<今日の、取材>
日野皓正(2005年6月5日、2006年11月3日、2011年3月28日、2011年7月25日、2011年9月2日 、2013年9月22日、2014年4月4日、2015年3月10日、2017年9月3日、2018年8月11日、2019年4月27日)に久しぶりにインタヴューした。新作『Beyond the Mirage』(B.J.L./Space Shower)リリースに際してのもので、レコーディングのことも含め昔のことは全部忘れちゃっているよという前向きな(?)発言にしたがい、あまり新作にとらわれず自由に会話。でも、そうするとアルバムについてや過去のことについての興味深い話もいろいろ出てくるんだよなあ。とくに、マイルズ・デイヴィスの家に行ったときのやりとりは興味深かった。接していて、なんかサイコーと思わせるものが、彼にはある。ずっと米国と日本を行き来する生活をしている彼だが(77歳。本当に元気で、若々しい)、現在アメリカではマイアミに住んでいる。今もニュージャージーにも家を持っているそうだが。最後に一緒に写真を撮ることになったら、セルフィーにしようよと自らシャッターを押す。で、その後、彼はいい感じの写真にせんといろいろいじる。もう手馴れたもの、かつては写真に凝り個展をやったこともあるとか。そんな彼は長年絵も描いており、『Beyond the Mirage』のジャケット・カヴァーも氏の手によるもの。それはカラー作品だが、近年は炭を使ったモノクロ作品に取り組んでいる。携帯で見せてくれたが、かなりいい感じだった。彼は絵画展もよくしていて、直近のものは来週12月11日(水) ~ 2019年12月17日(火)に銀座三越 7階 ギャラリーで、<JAZZ & ART 日野皓正 アート展>が開かれる。
▶過去の、日野皓正
http://43142.diarynote.jp/200506120639310000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20061103
http://43142.diarynote.jp/?day=20110328
http://43142.diarynote.jp/201107310727152406/
http://43142.diarynote.jp/?day=20110902
http://43142.diarynote.jp/201309260930584072/
http://43142.diarynote.jp/201404070654593139/
http://43142.diarynote.jp/201503110740041978/
http://43142.diarynote.jp/201709101639096076/
https://43142.diarynote.jp/201808120917002515/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
https://43142.diarynote.jp/201904281151232549/
パリ在住のベルギー人キーボード奏者のエリック・レニーニ、ギターのパトリック・マヌーギアン 、ベースのジェローム・レガードが同行。マヌーギアンとレガードはその新作『the scOpe』(anteprima)のレコーディング参加者。一方、今回ノードとローズのみを弾いたレニーニはジャズ・ピアニストとして日本でもよく知られ(約10作のリーダー作を持つ)、エミ・マイヤー(2009年1月29日、2009年6月22日、2009年7月26日、2010年2月25日、2010年5月31日、2011年5月21日、2011年6月5日、2012年6月4日、2012年10月16日、2013年7月4日、2015年12月17日、2016年7月16日、2018年6月2日、2019年11月25日)のパリ録音作を仕切ったこともあった。
ロック的な質感を持つインストゥメンタルや、カチェが歌いながら叩くポップ気味な曲(その際は、ヴォーカルに軽いエフェクトがかけられる)、さらにはプリセットのフランス語ラップも入れられる曲などいろいろ。なんにせよ、ほれぼれしちゃうタイトかつ音のいいドラム演奏を土台に置く。ドラムはヤマハを使っていたのかな。そして、3枚のシンバルのほか、直径10センチ強の小さなシンバルを二つおいて、ときにアクセント音としてそれを効果的に用いる。カチェってちゃんとクラシックを学んでいという印象があったが、完全に彼はマッチド・グリップで叩いていた。MCのたびにわざわざドラムから離れ、前に出てきてほのぼのMCをするのはこれまで通り。
▶過去の、マヌ・カチェ
http://43142.diarynote.jp/201102081259129769/
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https://43142.diarynote.jp/201604271334589018/ 取材
▶過去の、エミ・マイヤー
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<今日の、取材>
日野皓正(2005年6月5日、2006年11月3日、2011年3月28日、2011年7月25日、2011年9月2日 、2013年9月22日、2014年4月4日、2015年3月10日、2017年9月3日、2018年8月11日、2019年4月27日)に久しぶりにインタヴューした。新作『Beyond the Mirage』(B.J.L./Space Shower)リリースに際してのもので、レコーディングのことも含め昔のことは全部忘れちゃっているよという前向きな(?)発言にしたがい、あまり新作にとらわれず自由に会話。でも、そうするとアルバムについてや過去のことについての興味深い話もいろいろ出てくるんだよなあ。とくに、マイルズ・デイヴィスの家に行ったときのやりとりは興味深かった。接していて、なんかサイコーと思わせるものが、彼にはある。ずっと米国と日本を行き来する生活をしている彼だが(77歳。本当に元気で、若々しい)、現在アメリカではマイアミに住んでいる。今もニュージャージーにも家を持っているそうだが。最後に一緒に写真を撮ることになったら、セルフィーにしようよと自らシャッターを押す。で、その後、彼はいい感じの写真にせんといろいろいじる。もう手馴れたもの、かつては写真に凝り個展をやったこともあるとか。そんな彼は長年絵も描いており、『Beyond the Mirage』のジャケット・カヴァーも氏の手によるもの。それはカラー作品だが、近年は炭を使ったモノクロ作品に取り組んでいる。携帯で見せてくれたが、かなりいい感じだった。彼は絵画展もよくしていて、直近のものは来週12月11日(水) ~ 2019年12月17日(火)に銀座三越 7階 ギャラリーで、<JAZZ & ART 日野皓正 アート展>が開かれる。
▶過去の、日野皓正
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http://43142.diarynote.jp/201503110740041978/
http://43142.diarynote.jp/201709101639096076/
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