イースト・ミーツ・ウエスト 2019
2019年4月26日 音楽 エレクトリック・ベースのウィル・リー(2008年12月7日、2009年8月19日、2012年8月21日、2012年11月26日、2013年12月5日、2014年8月7日、2015年8月20日、2018年8月27日)をミュージック・ディレクターに置き、東西のミュージシャンがいろいろと重なる出し物。今年が初開催となり、3日間4公演が行われる。有楽町・東京国際フォーラムのホールC。
リーに加え、ドラムのクリス・パーカー(2009年8月19日、2012年8月21日、2014年8月7日、2015年8月20日、2018年8月27日)、キーボードとピアノのジェフ・ヤング(2017年7月30日、2018年11月22日)と桑原あい(2013年9月8日、2016年12月7日、2017年7月8日、2017年9月29日、2018年12月21日、2019年1月21日)、サックスのアーロン・ヘイク、トロンボーンの村田陽一(2005年1月7日、2006年1月21日、2010年3月9日、2011年12月20日、2012年9月8日、2014年12月14日、2015年9月27日、2016年12月11日、2017年12月5日、2018年6月8日、2018年9月2日。菅編曲は彼がしたよう)、トランペットの西村浩二、ギターのニア・フェルダー、ダブル・ベースの鳥越啓介(2000年9月14日、2001年2月15日、2003年3月6日、2008年12月15日、2013年3月26日、2017年9月29日、2018年6月4日)、ドラムの山田玲(2017年9月17日)という面々がハウス・バンドを務める。また、日本在住米国人のエンディア・ダヴェンポート(2010年2月22日、2015年8月18日、2017年3月29日)とジェニーク・ニコル、そしてMARU(2010年2月22日、2015年7月23日)からなるバックグラウンド・コーラス隊が出し物によってつく。実績からいえば、ダヴェンポートはフィーチャーされる側にいてもおかしくない人だよな。
そんなハウス・バンドの演奏を受けてフィーチャーされるのは、マイク・スターン(2009年3月23日、2009年6月18日、2010年6月6日、2012年6月13日、2015年6月5日、2016年6月4日)、桑原あい、渡辺香津美(2004年12月15日、2010年9月1日、2010年9月5日 、2010年11月20日、2012年3月20日、2016年6月4日、2016年9月4日、2017年9月2日、2018年4月6日)、レミオロメンのフロント・マンである藤巻亮太(歌とギター)、そしてサム・ムーア(2006年11月14日、2008年8月31日、2010年12月15日、2011年7月27日、2015年12月2日)という面々。
快活陽性なスターンはトップ・バッターにぴったり。ギター小僧ゆうゆう泳ぎ、1曲では渡辺香津美が入る。ウィル・リーとスティーヴ・ガッドを擁するレコーディングやツアーを複数している桑原あいはデイヴ・ブルーベックの「ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク」も結構凝ったアレンジでやる。ウィルが引っ込み、鳥越がダブル・ベースを弾く場合もあり。渡辺香津美の際は菅セクションが出てきて、「ユニコーン」、「遠州つばめがえし」、「マンハッタン・フル・ダンス」と往年の名曲を、アレンジをいじって披露。そこらへんの選曲や編曲はウィル・リーがやっているはずだ。
休憩を挟んだ後半は、二人のシンガーを立てる設定。ギターを弾きながら歌う藤巻亮太は洋楽消化後に親しみやすい日本語曲表現をやっていることを知らせるパフォーマンス。堂々としていたな。桑原とのデュオによる曲も一つ。彼のパートは、クリス・パーカーのカウントをかける声で始まるものが多かった。
そして、サム・ムーアだが、よちよち歩くよ うに出てきて、座って歌う。最後のあいさつのときには、車椅子で出てきた。でも、笑顔で悲壮感なし。なんでも、少し前に腰をいためたということだが。もちろん、歌の方は変わりなくハリがあり聞かせる。もう、そこにいて、声を発するだけで、何かを接する者に何かを与える。本編が終わった際、R&B愛構層がどれほど客を占めていたかは知らないが、多くの人がスタンディング・オヴェイションしたものな。ぼくはその様を見て、かつての“ソウル大使”たる1960年代後期に欧州を回ったスタックスのソウル・リヴューでの様をふと想像したりして。演目は「ホールド・オン」から「ソウル・マン」らサム&デイヴのヒット曲、さらにザ・テンプテイションズの大ファンク曲「シェイキー・グラウンド」(P-ファンクのエディ・ヘイゼルが共作者としてクレジット。カヴァー多し)も歌い、それにはウキっ。彼は予定にはないゴスペル曲「イン・ザ・ガーデン」をジェフ・ヤングに働きかけ、オルガンだけの伴奏で歌いもした。彼の締めは、「イマジン」。このジョン・レノン曲を彼は2017年作『American Patriot』(Bullseye)で披露。著名米国礼讃曲も入っているが「ワッツ・ゴーイン・オン」なども取り上げているので、トランプのアメリカ万歳のアルバムではないと思う。
最後に、「チキン」(ザ・JBズ在籍時代のピー・ウィ・エリス作、ジャコ・パストリアス版が著名)をやるのかと思ったら、さくっと変わり爽快ジャズ有名曲「フリーダム・ジャズ・ダンス」をマイク・スターンなんかも加わり、大団円。
結構前からやたら注釈の多い細かい譜面がハウス・バンドの一員でもある桑原あいにはウィル・リーから届いていたそうで、直前の3日間きっちりリハもしているという。全3時間、なるほどウィル・リーの気合と段取り能力を伝えてくれよう。さすが、1970年代から、いろんな人を前に出したTVショウのハウス・バンドをやってきただけありますね。へえと思ったのは、ほぼ全面的にツイン・ドラムで臨んでいたこと。けっこう、アーロン・ヘイクはソロで目立つときがあり、またいろんな曲調を黙々と弾きこなすニア・フィルダーの力量も光っていた。
▶過去の、ウィル・リー
http://43142.diarynote.jp/200812150312308154/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090819
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
http://43142.diarynote.jp/201312171510083393/
http://43142.diarynote.jp/201408091058201133/
http://43142.diarynote.jp/201508210809254412/
https://43142.diarynote.jp/201808291108033102/
▶過去の、クリス・パーカー
http://43142.diarynote.jp/?day=20090819
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/201408091058201133/
http://43142.diarynote.jp/201508210809254412/
https://43142.diarynote.jp/201808291108033102/
▶︎過去の、ジェフ・ヤング
https://43142.diarynote.jp/201708081430263083/
https://43142.diarynote.jp/201811251043143983/
▶︎過去の、桑原あい
http://43142.diarynote.jp/?day=20130908
http://43142.diarynote.jp/201612100926461885/
http://43142.diarynote.jp/201707101243147840/
https://43142.diarynote.jp/201710011917499392/
https://43142.diarynote.jp/201812220840383594/
https://43142.diarynote.jp/201901231045028294/
▶過去の、村田陽一
http://43142.diarynote.jp/200501170151560000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20060121
http://43142.diarynote.jp/201003101342028780/
http://43142.diarynote.jp/?day=20111220
http://43142.diarynote.jp/?day=20120908 ベン・E・キング
http://43142.diarynote.jp/?day=20141214
http://43142.diarynote.jp/?day=20150927
http://43142.diarynote.jp/201612171245154424/
https://43142.diarynote.jp/201712061006171627/
https://43142.diarynote.jp/201806130948515941/
https://43142.diarynote.jp/201809071509481583/
▶︎過去の、鳥越啓介
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-9.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-2.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm phat
http://43142.diarynote.jp/200812281441122331/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130326
http://43142.diarynote.jp/201710011917499392/
https://43142.diarynote.jp/201806060708363548/
▶︎過去の、山田玲
https://43142.diarynote.jp/201709180648097389/
▶過去の、エンディア・ダヴェンポート
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
http://43142.diarynote.jp/?day=20150818
http://43142.diarynote.jp/201704031056083140/
▶過去の、MARU
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
https://43142.diarynote.jp/201507251003319800/
▶過去の、マイク・スターン
http://43142.diarynote.jp/200903260425159549/
http://43142.diarynote.jp/200906190812191379/
http://43142.diarynote.jp/201006071818281946/
http://43142.diarynote.jp/201206141343402196
http://43142.diarynote.jp/201506070920231979/
https://43142.diarynote.jp/201606121224129353/
▶過去の、渡辺香津美
http://43142.diarynote.jp/200412212102130000/
http://43142.diarynote.jp/201009030955539620/
http://43142.diarynote.jp/201009171511588216/
http://43142.diarynote.jp/?day=20101120
http://43142.diarynote.jp/201203260803216950/
http://43142.diarynote.jp/201606121224129353/
http://43142.diarynote.jp/201609201052518160/
http://43142.diarynote.jp/201709101059289712/
https://43142.diarynote.jp/201804071041255956/
▶過去の、サム・ムーア
http://43142.diarynote.jp/200611190319380000/
http://43142.diarynote.jp/201012160928249431/
http://43142.diarynote.jp/201107310730365740/
http://43142.diarynote.jp/200809011923060000/
https://43142.diarynote.jp/201512030957287514/
<今日の、午後>
午後、昨日とんでもなく素晴らしい実演を見せてくれたサラ・ガザレクに取材をする。13年前にインタヴューしていらい。覚えているワと、言っていていたが。相変わらず、性格良さそ。新作『ディスタンス・ストーム』(コアポート)はジョシュ・ネルソンと音楽的協調関係を解消し(ここで大きくステップするためには、離れるのもアリかと考えたそう)、離婚(かつて結婚したとき、記念でなんかの歌詞の一節を彫ったはず)、母親の大きな交通事故など、ガザレクにとって小さくない出来事を経てのアルバムとなる。同じ内容ながら、米国盤の表題は『Thirsty Ghost』。それは彼女の意思によるもので、日本人にはこちらのほうが分かってもらいやすいと思ったからだそう。さすが何度も来日しているだけありますね。実はあの凝ったアレンジはライヴでやったりして固めたものが多く、かなり彼女の意図が反映されているとのこと。アルト・サックスとトロンボーンとベース・クラリネットという変則ながら望外にナイスな聞き味を持つホーン音も彼女のアイデア。リズム・セクションは2017年のビリー・チャイルズのトリオで来日しているが、彼女が使っていた二人を彼が拝借したんだとか。『ディスタント・ストーム』のオープナーは、「ネヴァー・ウィル・アイ・マリー」。でも、現在彼女は再婚し、イケ面草食系男子と言いたくなる旦那さんも今回の来日に同行。インタヴューも静かに見守っておりました。あ、ガザレクって、何系の苗字なのと、聞くのを忘れた。
その後、神保町の出版社に打ち合わせに行く。6月売りの特集のため。時間調整もかねて、自らうかがった。大々的な特集主義を月ごとに打ち出していて話題になっている、あの楽器雑誌だが、その会社が新しい立派なビルに入っていて、おおいに驚く。専門誌としては間違いなく一番リッチなビルに入っているし、出している雑誌の数も多いとはいえ大きなフロアに人がたくさんいるのにも驚いた。大手財閥の会社名が冠された20何建てかのそのビルにはいろんな企業が入っていると思われるが、ロビーにはアートっぽいピアノがオブジェ的に飾られていた。
リーに加え、ドラムのクリス・パーカー(2009年8月19日、2012年8月21日、2014年8月7日、2015年8月20日、2018年8月27日)、キーボードとピアノのジェフ・ヤング(2017年7月30日、2018年11月22日)と桑原あい(2013年9月8日、2016年12月7日、2017年7月8日、2017年9月29日、2018年12月21日、2019年1月21日)、サックスのアーロン・ヘイク、トロンボーンの村田陽一(2005年1月7日、2006年1月21日、2010年3月9日、2011年12月20日、2012年9月8日、2014年12月14日、2015年9月27日、2016年12月11日、2017年12月5日、2018年6月8日、2018年9月2日。菅編曲は彼がしたよう)、トランペットの西村浩二、ギターのニア・フェルダー、ダブル・ベースの鳥越啓介(2000年9月14日、2001年2月15日、2003年3月6日、2008年12月15日、2013年3月26日、2017年9月29日、2018年6月4日)、ドラムの山田玲(2017年9月17日)という面々がハウス・バンドを務める。また、日本在住米国人のエンディア・ダヴェンポート(2010年2月22日、2015年8月18日、2017年3月29日)とジェニーク・ニコル、そしてMARU(2010年2月22日、2015年7月23日)からなるバックグラウンド・コーラス隊が出し物によってつく。実績からいえば、ダヴェンポートはフィーチャーされる側にいてもおかしくない人だよな。
そんなハウス・バンドの演奏を受けてフィーチャーされるのは、マイク・スターン(2009年3月23日、2009年6月18日、2010年6月6日、2012年6月13日、2015年6月5日、2016年6月4日)、桑原あい、渡辺香津美(2004年12月15日、2010年9月1日、2010年9月5日 、2010年11月20日、2012年3月20日、2016年6月4日、2016年9月4日、2017年9月2日、2018年4月6日)、レミオロメンのフロント・マンである藤巻亮太(歌とギター)、そしてサム・ムーア(2006年11月14日、2008年8月31日、2010年12月15日、2011年7月27日、2015年12月2日)という面々。
快活陽性なスターンはトップ・バッターにぴったり。ギター小僧ゆうゆう泳ぎ、1曲では渡辺香津美が入る。ウィル・リーとスティーヴ・ガッドを擁するレコーディングやツアーを複数している桑原あいはデイヴ・ブルーベックの「ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク」も結構凝ったアレンジでやる。ウィルが引っ込み、鳥越がダブル・ベースを弾く場合もあり。渡辺香津美の際は菅セクションが出てきて、「ユニコーン」、「遠州つばめがえし」、「マンハッタン・フル・ダンス」と往年の名曲を、アレンジをいじって披露。そこらへんの選曲や編曲はウィル・リーがやっているはずだ。
休憩を挟んだ後半は、二人のシンガーを立てる設定。ギターを弾きながら歌う藤巻亮太は洋楽消化後に親しみやすい日本語曲表現をやっていることを知らせるパフォーマンス。堂々としていたな。桑原とのデュオによる曲も一つ。彼のパートは、クリス・パーカーのカウントをかける声で始まるものが多かった。
そして、サム・ムーアだが、よちよち歩くよ うに出てきて、座って歌う。最後のあいさつのときには、車椅子で出てきた。でも、笑顔で悲壮感なし。なんでも、少し前に腰をいためたということだが。もちろん、歌の方は変わりなくハリがあり聞かせる。もう、そこにいて、声を発するだけで、何かを接する者に何かを与える。本編が終わった際、R&B愛構層がどれほど客を占めていたかは知らないが、多くの人がスタンディング・オヴェイションしたものな。ぼくはその様を見て、かつての“ソウル大使”たる1960年代後期に欧州を回ったスタックスのソウル・リヴューでの様をふと想像したりして。演目は「ホールド・オン」から「ソウル・マン」らサム&デイヴのヒット曲、さらにザ・テンプテイションズの大ファンク曲「シェイキー・グラウンド」(P-ファンクのエディ・ヘイゼルが共作者としてクレジット。カヴァー多し)も歌い、それにはウキっ。彼は予定にはないゴスペル曲「イン・ザ・ガーデン」をジェフ・ヤングに働きかけ、オルガンだけの伴奏で歌いもした。彼の締めは、「イマジン」。このジョン・レノン曲を彼は2017年作『American Patriot』(Bullseye)で披露。著名米国礼讃曲も入っているが「ワッツ・ゴーイン・オン」なども取り上げているので、トランプのアメリカ万歳のアルバムではないと思う。
最後に、「チキン」(ザ・JBズ在籍時代のピー・ウィ・エリス作、ジャコ・パストリアス版が著名)をやるのかと思ったら、さくっと変わり爽快ジャズ有名曲「フリーダム・ジャズ・ダンス」をマイク・スターンなんかも加わり、大団円。
結構前からやたら注釈の多い細かい譜面がハウス・バンドの一員でもある桑原あいにはウィル・リーから届いていたそうで、直前の3日間きっちりリハもしているという。全3時間、なるほどウィル・リーの気合と段取り能力を伝えてくれよう。さすが、1970年代から、いろんな人を前に出したTVショウのハウス・バンドをやってきただけありますね。へえと思ったのは、ほぼ全面的にツイン・ドラムで臨んでいたこと。けっこう、アーロン・ヘイクはソロで目立つときがあり、またいろんな曲調を黙々と弾きこなすニア・フィルダーの力量も光っていた。
▶過去の、ウィル・リー
http://43142.diarynote.jp/200812150312308154/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090819
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
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https://43142.diarynote.jp/201808291108033102/
▶過去の、クリス・パーカー
http://43142.diarynote.jp/?day=20090819
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/201408091058201133/
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▶︎過去の、ジェフ・ヤング
https://43142.diarynote.jp/201708081430263083/
https://43142.diarynote.jp/201811251043143983/
▶︎過去の、桑原あい
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▶過去の、村田陽一
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http://43142.diarynote.jp/?day=20120908 ベン・E・キング
http://43142.diarynote.jp/?day=20141214
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▶︎過去の、鳥越啓介
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-9.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-2.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm phat
http://43142.diarynote.jp/200812281441122331/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130326
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▶︎過去の、山田玲
https://43142.diarynote.jp/201709180648097389/
▶過去の、エンディア・ダヴェンポート
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
http://43142.diarynote.jp/?day=20150818
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▶過去の、MARU
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▶過去の、マイク・スターン
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▶過去の、渡辺香津美
http://43142.diarynote.jp/200412212102130000/
http://43142.diarynote.jp/201009030955539620/
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<今日の、午後>
午後、昨日とんでもなく素晴らしい実演を見せてくれたサラ・ガザレクに取材をする。13年前にインタヴューしていらい。覚えているワと、言っていていたが。相変わらず、性格良さそ。新作『ディスタンス・ストーム』(コアポート)はジョシュ・ネルソンと音楽的協調関係を解消し(ここで大きくステップするためには、離れるのもアリかと考えたそう)、離婚(かつて結婚したとき、記念でなんかの歌詞の一節を彫ったはず)、母親の大きな交通事故など、ガザレクにとって小さくない出来事を経てのアルバムとなる。同じ内容ながら、米国盤の表題は『Thirsty Ghost』。それは彼女の意思によるもので、日本人にはこちらのほうが分かってもらいやすいと思ったからだそう。さすが何度も来日しているだけありますね。実はあの凝ったアレンジはライヴでやったりして固めたものが多く、かなり彼女の意図が反映されているとのこと。アルト・サックスとトロンボーンとベース・クラリネットという変則ながら望外にナイスな聞き味を持つホーン音も彼女のアイデア。リズム・セクションは2017年のビリー・チャイルズのトリオで来日しているが、彼女が使っていた二人を彼が拝借したんだとか。『ディスタント・ストーム』のオープナーは、「ネヴァー・ウィル・アイ・マリー」。でも、現在彼女は再婚し、イケ面草食系男子と言いたくなる旦那さんも今回の来日に同行。インタヴューも静かに見守っておりました。あ、ガザレクって、何系の苗字なのと、聞くのを忘れた。
その後、神保町の出版社に打ち合わせに行く。6月売りの特集のため。時間調整もかねて、自らうかがった。大々的な特集主義を月ごとに打ち出していて話題になっている、あの楽器雑誌だが、その会社が新しい立派なビルに入っていて、おおいに驚く。専門誌としては間違いなく一番リッチなビルに入っているし、出している雑誌の数も多いとはいえ大きなフロアに人がたくさんいるのにも驚いた。大手財閥の会社名が冠された20何建てかのそのビルにはいろんな企業が入っていると思われるが、ロビーにはアートっぽいピアノがオブジェ的に飾られていた。
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