高校在学中に兄のロナルド・ブルーナーJr. (2009年9月15日、2014年9月10日、2015年9月30日、2016年5月20日、2016年12月6日)を介しスーサイダル・テンデンシーでキャリアをスタートさせ、今はブレインフィーダー・レーベル所属。結構な期間、エリカ・バドウ(2000年11月19日、2006年4月2日。2012年3月2日)のワーキング・バンドにも在籍した今旬のベーシスト&シンガーの公演を、恵比寿・リキッドルームで見る。開演時間の少し前に会場に着いたら、開場はしているものの、上階まで入場待ちの人ですごい列になっている。リハが押して、入場開始が遅れたのかな? ソールド・アウトが伝えられていたが、やってきた人たちのドキドキ感はそれで増幅しちゃったか? ライヴの最中、すごい歓声でした。
当人、彼の新作『Drunk』にも録音参加している白人キーボードのデニス・ハム、そしてジャズ・ドラマーのジャスティン・ブラウン(2012年2月22日、2013年3月19日)のトリオで突っ走る。あれれ、ブラウンってNY在住じゃなかったか。ドラムの出音はよくなかったが、リズムの軸の上に過剰さを盛っていく様は耳をひくし、やはりとても今がある。しかも、曲によってはブラジリアン・ビート的揺れも盛ったりするのだから、ブラウンは優秀だな。
ステージに出てきたサンダーキャット(ピカチュウのことなんだってね)を見てすぐに感じたのは、キャラ立ってるなー。で、見た目はフル・アコースティック型のエレクトリック・ギターみたいなのを手弾きにてぶいぶい弾き倒していく。するとエフェクターを介して、ベース音とギター音の両方が洪水のように出てくる。まず、それが過剰。なんか、竜巻みたいだなとも、ぼくは思った。サンダーキャットがファルセットで歌うメロディのモチーフはわりとメロウ目であり、丁々発止するバンド音はかなり壮絶な(ジャズというよりはかなりな)フュージョン回路を通る。そのためか、ビッグ・Q(2013年8月1日)が1970年代半ばに送り出したザ・ブラザース・ジョンソンのことを一瞬思い出した。ザ・ブラザース・ブルーナー。とか、やんないかな? で、すごいナンパなことやるの。でもあいつらだと、大人になれない過剰さがこれでもかと出てきて、現代の造形物として意味を持つ味となる。どうだろう?
5月25日毎日新聞夕刊に評を書くので、このショウが抱えていた核心には触れるのは避けるが、楽しかった。新作は歌もので、オレのベース回路を通した哲学はポップ・ワールドを凌駕するてな無意識のテーゼを抱えていたが、ここでもそれをいびつにぐいぐいと突起させる。ファニーな人間力、オレ様の力をかなり感じたな。
▶過去の、ロナルド・ブルーナーJr.
http://43142.diarynote.jp/200909181206531984/
http://43142.diarynote.jp/201409111424501752/
http://43142.diarynote.jp/201510021221454336/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160520
http://43142.diarynote.jp/201612091513593556/
▶過去の、エリカ・バドゥ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-11.htm
http://43142.diarynote.jp/200604050124430000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20120302
▶︎過去の、ジャスティン・ブラウン
http://43142.diarynote.jp/?day=20120222
http://43142.diarynote.jp/?day=20130319
▶︎過去の、クインシー・ジョーンズ
http://43142.diarynote.jp/201308091149599475/
<今日の、とっても早朝?>
昨日の夜、ライヴに行かなくても飲み屋をはしごしていて、あけて2時半、飲んでいる場所のかなり近くで知り合いがギグをやるので覗きに行った。渋谷・LOUNGE NEOでの、BLOW UPと名付けられた一発セッション。WRENCH のドラマーのMUROCHIN、ラップのBABA、ヴァイブラフォンの山田あずさ(2013年5月19日、2014年6月13日、2014年6月15日、2014年10月19日、2014年11月21日、2015年4月17日、2015年5月2日、2015年5月6日、2015年5月22日、2015年5月28日、2015年6月15日、2015年9月13日、2015年11月11日、2016年5月22日、2016年6月13日、2016年9月7日、2017年1月17日)、エレクトロニクスのDJ LIBERATEという組み合わせ。目鼻立ちのくっきりとしたビートをMUROCHINが繰り出し(いい感じと思え、身体が揺れた)、そこに山田がマレット左右2本持ちで光と陰や奥行きを加えていく。またそこに、DJ LIBERATEがいい感じで棘や濁りの感覚を差し込む。出音総体はデカいが、ヴァイブの音はよく聞こえた。山田は一部小さなシンセサイザーをごにょごにょ弾いたが、左手で鍵盤を押さえ、右手で鉄琴を叩いたらいい感じであったんではないだろうか。そして、途中から、ラッパーのBABAが肉声をぐいぐいと加えて、表現総体はより膨らみの感覚を増した。そんな、30分ノンストップのパフォーマンスなり。
その後、閉じていた店に戻り飲み直していると、そこに軽いノリの青年が入ってくる。ラップをしているそうで、チャンス・ザ・ラッパーが大好きであるそう。ヴィデオ・クリップを介して、彼の表現を聞かせてくれるが、これが親しみやすくもこなれていて驚く。メジャーから出ていますよと言われれば、信じるな。彼の先輩とかの神戸のラッパーのクリップも見せてもらったが、それも映像ともども質が高くて頷く。いやあ、皆んな頑張っているな。確か、TATSUというアーティスト・ネームであったと記憶するが(出来上がっていたので、不確か〜)、純真とともに燃えている感じにも好印象を持つ。今日も有意義な夜遊びでありました。で、ちゃんと原稿仕事をこなすために、9時前には目覚ましとかはセットせずに起きるわけだが(いつもよりは、少し遅め)、さすが昼寝しちゃったYOH。でも、そういう”エラー”も一応織り込んでいるので、仕事のはかどり具合は順風満帆。さあ、昼間は働け働け働け! そして、来週は昼も夜も遊ぶぞお。でも、2日のダイメ・アセロナ(2015年10月25日)の取材オファーを東京にいないため断らなければならなかったのは、とても残念。ま、ギリでライヴは観れるからいっか。
▶過去の、山田あずさ
http://43142.diarynote.jp/201305260923241736/ 渋さ知らズ
http://43142.diarynote.jp/201406160956273046/ WUJA BIN BIN
http://43142.diarynote.jp/201406161000365031/ 蝉丸
http://43142.diarynote.jp/201407261220126653/ ダモ鈴木
http://43142.diarynote.jp/201410251052527799/ Down’s Workshop
http://43142.diarynote.jp/201411221353274586/ アトラス
http://43142.diarynote.jp/201504181000432127/ nouon
http://43142.diarynote.jp/201505071132034325/ w.パール・アレキサンダー
http://43142.diarynote.jp/201505240923518276/ MoMo
http://43142.diarynote.jp/201505310957076398/ タクシー・サウダージ
http://43142.diarynote.jp/201506161247423392/ 渋さ知らズ
http://43142.diarynote.jp/201509231111454665/ ヒュー・ロイド
http://43142.diarynote.jp/201510141817129055/ nouon
http://43142.diarynote.jp/201511120722274234/ タクシー・サウダージ
http://43142.diarynote.jp/201603151140427186/ nouon
http://43142.diarynote.jp/201605240833401202/ w.パール・アレキサンダー
http://43142.diarynote.jp/?day=20160613 QUOLOFUNE
http://43142.diarynote.jp/201609201648546159/ WUJA BIN BIN
http://43142.diarynote.jp/?day=20170117 TNT
▶︎過去の、ダイメ・アセロナ
http://43142.diarynote.jp/?day=20151025
当人、彼の新作『Drunk』にも録音参加している白人キーボードのデニス・ハム、そしてジャズ・ドラマーのジャスティン・ブラウン(2012年2月22日、2013年3月19日)のトリオで突っ走る。あれれ、ブラウンってNY在住じゃなかったか。ドラムの出音はよくなかったが、リズムの軸の上に過剰さを盛っていく様は耳をひくし、やはりとても今がある。しかも、曲によってはブラジリアン・ビート的揺れも盛ったりするのだから、ブラウンは優秀だな。
ステージに出てきたサンダーキャット(ピカチュウのことなんだってね)を見てすぐに感じたのは、キャラ立ってるなー。で、見た目はフル・アコースティック型のエレクトリック・ギターみたいなのを手弾きにてぶいぶい弾き倒していく。するとエフェクターを介して、ベース音とギター音の両方が洪水のように出てくる。まず、それが過剰。なんか、竜巻みたいだなとも、ぼくは思った。サンダーキャットがファルセットで歌うメロディのモチーフはわりとメロウ目であり、丁々発止するバンド音はかなり壮絶な(ジャズというよりはかなりな)フュージョン回路を通る。そのためか、ビッグ・Q(2013年8月1日)が1970年代半ばに送り出したザ・ブラザース・ジョンソンのことを一瞬思い出した。ザ・ブラザース・ブルーナー。とか、やんないかな? で、すごいナンパなことやるの。でもあいつらだと、大人になれない過剰さがこれでもかと出てきて、現代の造形物として意味を持つ味となる。どうだろう?
5月25日毎日新聞夕刊に評を書くので、このショウが抱えていた核心には触れるのは避けるが、楽しかった。新作は歌もので、オレのベース回路を通した哲学はポップ・ワールドを凌駕するてな無意識のテーゼを抱えていたが、ここでもそれをいびつにぐいぐいと突起させる。ファニーな人間力、オレ様の力をかなり感じたな。
▶過去の、ロナルド・ブルーナーJr.
http://43142.diarynote.jp/200909181206531984/
http://43142.diarynote.jp/201409111424501752/
http://43142.diarynote.jp/201510021221454336/
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▶過去の、エリカ・バドゥ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-11.htm
http://43142.diarynote.jp/200604050124430000/
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▶︎過去の、ジャスティン・ブラウン
http://43142.diarynote.jp/?day=20120222
http://43142.diarynote.jp/?day=20130319
▶︎過去の、クインシー・ジョーンズ
http://43142.diarynote.jp/201308091149599475/
<今日の、とっても早朝?>
昨日の夜、ライヴに行かなくても飲み屋をはしごしていて、あけて2時半、飲んでいる場所のかなり近くで知り合いがギグをやるので覗きに行った。渋谷・LOUNGE NEOでの、BLOW UPと名付けられた一発セッション。WRENCH のドラマーのMUROCHIN、ラップのBABA、ヴァイブラフォンの山田あずさ(2013年5月19日、2014年6月13日、2014年6月15日、2014年10月19日、2014年11月21日、2015年4月17日、2015年5月2日、2015年5月6日、2015年5月22日、2015年5月28日、2015年6月15日、2015年9月13日、2015年11月11日、2016年5月22日、2016年6月13日、2016年9月7日、2017年1月17日)、エレクトロニクスのDJ LIBERATEという組み合わせ。目鼻立ちのくっきりとしたビートをMUROCHINが繰り出し(いい感じと思え、身体が揺れた)、そこに山田がマレット左右2本持ちで光と陰や奥行きを加えていく。またそこに、DJ LIBERATEがいい感じで棘や濁りの感覚を差し込む。出音総体はデカいが、ヴァイブの音はよく聞こえた。山田は一部小さなシンセサイザーをごにょごにょ弾いたが、左手で鍵盤を押さえ、右手で鉄琴を叩いたらいい感じであったんではないだろうか。そして、途中から、ラッパーのBABAが肉声をぐいぐいと加えて、表現総体はより膨らみの感覚を増した。そんな、30分ノンストップのパフォーマンスなり。
その後、閉じていた店に戻り飲み直していると、そこに軽いノリの青年が入ってくる。ラップをしているそうで、チャンス・ザ・ラッパーが大好きであるそう。ヴィデオ・クリップを介して、彼の表現を聞かせてくれるが、これが親しみやすくもこなれていて驚く。メジャーから出ていますよと言われれば、信じるな。彼の先輩とかの神戸のラッパーのクリップも見せてもらったが、それも映像ともども質が高くて頷く。いやあ、皆んな頑張っているな。確か、TATSUというアーティスト・ネームであったと記憶するが(出来上がっていたので、不確か〜)、純真とともに燃えている感じにも好印象を持つ。今日も有意義な夜遊びでありました。で、ちゃんと原稿仕事をこなすために、9時前には目覚ましとかはセットせずに起きるわけだが(いつもよりは、少し遅め)、さすが昼寝しちゃったYOH。でも、そういう”エラー”も一応織り込んでいるので、仕事のはかどり具合は順風満帆。さあ、昼間は働け働け働け! そして、来週は昼も夜も遊ぶぞお。でも、2日のダイメ・アセロナ(2015年10月25日)の取材オファーを東京にいないため断らなければならなかったのは、とても残念。ま、ギリでライヴは観れるからいっか。
▶過去の、山田あずさ
http://43142.diarynote.jp/201305260923241736/ 渋さ知らズ
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http://43142.diarynote.jp/201505071132034325/ w.パール・アレキサンダー
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http://43142.diarynote.jp/201510141817129055/ nouon
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▶︎過去の、ダイメ・アセロナ
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