TOYONO

2018年12月10日 音楽
 青山・プラッサオンゼで、“ブラジリアン・ミュージック+の”のシンガーであるTOYONO (1999年6月3日、2007年8月23日、2008年1月31日、2009年6月12日、2009年9月26日、2009年12月18日、2010年2月23日、2010年12月22日、2014年7月23日、2015年1月10日、2015年6月17日、2018年1月6日)の実演、そのセカンド・ショウを見る。

 少し尖目のワーキング・バンドであるペリカーノ・ヘヴンのそれによるものではなく、ギターと一部コーラスの越田太郎丸(2013年3月6日)、コントラバスの西嶋徹(2012年11月21日、2017年6月27日。1曲ではエレクトリック・ベースも弾いた)、ドラムと一部コーラスの石川智(2012年11月10日、2016年7月25日、2018年4月11日)がサポートを務める。

 もっとアコースティックで、少しジャジーなしっとり感を求める行き方のなか、ポルトガル語の語感が活きたクールさのなかにどこか天衣無縫だったりお茶目だったりする感覚を持つ歌声をしなやかに載せる。アンコールで歌われたメル・トーメが作曲に関わった超有名曲「ザ・クリスマス・ソング」をはじめ、歌唱言語はすべてポルトガル語。ポル語歌詞作りを頼まれたりしている彼女だけに、安心して浸れますね。オリジナルは控えめに、映画「黒いオルフェ」絡みの大人っぽい曲から、イヴァン・リンス(2002年5月1日、2009年3月17日、2010年3月9日、2012年4月12日、2016年8月28日)やトニーニョ・オルタ(2010年10月7日、2016年10月27日)の曲までを取り上げる。彼女のMCは無駄に長い感じているぼくだが今回は短め? かつ歌うリンス曲「ヂノラー・ヂノラー」のあららな歌詞の説明など有益なものだった。

▶過去の、TOYONO
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm エスピリト
http://43142.diarynote.jp/200708270314500000/
http://43142.diarynote.jp/200802051630130000/
http://43142.diarynote.jp/200906160733018341/
http://43142.diarynote.jp/200909291504366263/
http://43142.diarynote.jp/201001051624161036/
http://43142.diarynote.jp/201002280940361567/
http://43142.diarynote.jp/201012241100592422/
http://43142.diarynote.jp/?day=20140723
http://43142.diarynote.jp/201501131341317551/
http://43142.diarynote.jp/201506181125125625/
http://43142.diarynote.jp/201611101703321633/
https://43142.diarynote.jp/201801071035098671/
▶︎過去の、越田太郎丸
https://43142.diarynote.jp/201303070815313472/
▶︎過去の、西嶋徹
http://43142.diarynote.jp/?day=20121121
https://43142.diarynote.jp/201706281510173316/
▶︎過去の、石川智
http://43142.diarynote.jp/?day=20121110
http://43142.diarynote.jp/?day=20160725
https://43142.diarynote.jp/201804121236407352/
▶︎過去の、イヴァン・リンス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm
http://43142.diarynote.jp/200903191857117123/
http://43142.diarynote.jp/201003101342028780/
http://43142.diarynote.jp/201204150908588685/
http://43142.diarynote.jp/201608291403509244/
▶過去の、トニーニョ・オルタ
http://43142.diarynote.jp/201010110934082197/
https://43142.diarynote.jp/201610310943306583/

<今日の、納得>
 急に寒くなって、軟弱な身体が悲鳴を少しあげているでおじゃる。軽いお疲れ様会に顔を出したあとに、ライヴ・ヴェニュー身近駅の表参道に降りる。階上に出ると246反対側ポルシェのデカい販売店ビルの手前の方に、薄いピンク色の2階建てバスが停車しているのを認める。21時。2階部は天井がない、観光仕様のやつ。うわあ、それに今乗ったら寒くてしょうないだろうナと思ったら、なんとその2階部にけっこう人が乗っている! なんと酔狂な。そう思っているうちに、バスは走りだし、綺麗なイルミネーションが施されている表参道に右折する車線に入っていった。なるほど、ホリデイ・シーズン期限定の頭上に広がるイルミネーションの通りを楽しみましょうという観光バスなのね。確かに寒いのを通り越して、ウフフな感興を得られるかもしれぬ。腑に落ちました。

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