ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ。祐生カオル with ORIBASTONE
2018年4月11日 音楽 南青山・ブルーノート東京で、30年を超える積み重ねを持つザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ(1999年8月2日、2010年2月22日、2013年9月18日、2014年10月23日、2017年2月9日)を見る。リード・シンガーは前回につづき、スリーン・フレミング(2015年7月9日、2017年2月9日)。2菅を擁する8人編成のそれは、1年強前の来日公演とまったく同じ顔ぶれだ。キーボード奏者のマット・スティールや女性パーカッショニストのリリー・ゴンザレス(歌もいける)もザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズのサポートの常連さんですね。
というわけで、大きな変化は望めないだろうし、まさか日本在住なはずのザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ黄金期シンガーのエンディア・ダヴェンポート(2010年2月22日、2015年8月18日、2017年3月29日)がひょいっとステージに上がる可能性も低そうであるし、「ユー・アー・ザ・ユニヴァース」他の高揚感を持つキラー・チューン群の朽ちぬ輝きを屈託なく浴びることができたらOKと思い会場に出向いた。
そしたら、記憶にあるなか、一番ジャジー・ソウルなパフォーマンスを見せたかもしれない。各人のソロもばんばん披露されたし、一発ものインストも2曲披露。とはいえ、歌ものバンドという骨格を崩さなかったのは、フレミングの強固な喉と楽曲の良さゆえだろう。まあソロも複数取ったテナー・サックスとトランペットの二人のセクション音はなかなかいける。スライ・ストーン(2008年8月31日、2008年9月2日、2010年1月20日)もE.W.&F. (2006年1月19日、2012年5月17 日)もマイケル・ジャクソンの菅音も器用にいろいろ出て来て、うけるぅ〜。ドラムのルーク・ハリスのソロはスティーヴ・ガッド(2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2016年2月19日、2016年12月6日、2017年6月12日)が大好きなことを出していてなるほど〜。そうした指針は少し荒いという感想も抱かせるが、飽きさせることはなかった。これは3日間の中の最初のセット、後日のものはまた異なる様相を出すのだろうか。
しかし、二人のオリジナル・メンバーであるバーソロミューとレヴィは見かけがそんなに変わらないなあ。めでたし、めでたし。
▶過去の、ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/augustlive.htm
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
http://43142.diarynote.jp/201309201841355632/
http://43142.diarynote.jp/201410251056112035/
http://43142.diarynote.jp/201702100924466798/
▶︎過去の、スリーン・フレミング
http://43142.diarynote.jp/201507110856518338/
http://43142.diarynote.jp/201702100924466798/
▶過去の、エンディア・ダヴェンポート
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
http://43142.diarynote.jp/?day=20150818
http://43142.diarynote.jp/201704031056083140/
▶過去の、スライ・ストーン
http://43142.diarynote.jp/200809011923060000/
http://43142.diarynote.jp/200809071428140000/
http://43142.diarynote.jp/201001211346277187/
http://43142.diarynote.jp/201505201630381899/ 映画
▶過去の、E.W.&.F.
http://43142.diarynote.jp/200601271855390000/
http://43142.diarynote.jp/201205301252113538/
▶過去の、スティーヴ・ガッド
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
http://43142.diarynote.jp/201012051903113851/
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
http://43142.diarynote.jp/201312171510083393/
http://43142.diarynote.jp/201410220711345595/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160219
http://43142.diarynote.jp/201612091513593556/
http://43142.diarynote.jp/201706130913351348/
その後は、青山・プラッサオンゼに回る。シンガー/ピアニストの祐生カオル(2017年6月15日)の『ライヴ・アット・プラッサオンゼ 2017〜トリビュート・トゥ・イヴァン・リンス』(配給は、ラッツパック)のリリースを祝うライヴのセカンド・セットを見る。1時間を大きく超える長さで、会場はフル・ハウスなり。CDは昨年9月28日にここで、オノセイゲン(2000年3月12日、2009年1月17日、2011年8月4日、2012年6月7日、2013年1月30日、2014年4月20日、2014年7月28日、2014年9月23日、2014年10月8日、2014年10月11日、2015年4月17日、2015年9月13日、2015年9月24日、2015年10月9日、2016年3月14日、2016年5月22日、2016年7月26日、2017年5月7日、2017年8月23日)の手によりレコーディングされた。
サポート陣は、そのライヴ盤と同じ、ORIBASTONEと名乗る面々。ギターの小畑和彦(2016年7月25日)、エレクトリック・ベースの織原良次(2016年7月16日)、ドラムの石川智(2012年11月10日、2016年7月25日)という顔ぶれなり。かなり、ファミリアな感じでもある。石川智はきっちりレギュラー・グリップで演奏。右は金属(シンバル)、左は皮(スネア)を叩くという役割をまっとうさせるには、マッチドでないほうが良いという哲学を持っているという。
アルバム・タイトルの副題にあるように、イヴァン・リンス(2002年5月1日、2009年3月17日、2010年3月9日、2012年4月12日、2016年8月28日)の楽曲でかためたアルバム収録曲を、さらにアルバムには入っていないリンス曲も加え、悠々と披露していく。彼はリンス曲を日本語歌詞で開くという実演もやっているが(ぼくが見た昨年のライヴはそうだった)、この晩はアルバム同様に原詩にて歌った。リンスの許可がおりれば、日本語に代えたリンス曲集も作りたいという意思も祐生は持っているようだ。
リンス楽曲の良さと祐生の技や気持ちが、ともに伝えられるパフォーマンス。歌唱にスウィートさをそこはかとなく抱える祐生はスキャットも適時入れつつ、リンスの曲に、柔和に彼なりの覇気や温もりや色合いや奥行きを加えていた。
▶︎過去の、祐生カオル
http://43142.diarynote.jp/201706190920527378/
▶過去の、オノセイゲン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm
http://43142.diarynote.jp/200901181343426080/
http://43142.diarynote.jp/201108101630438805/
http://43142.diarynote.jp/201206110945571082/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130130
http://43142.diarynote.jp/201404251643448230/
http://43142.diarynote.jp/?day=20140728
http://43142.diarynote.jp/201409261635077130/
http://43142.diarynote.jp/201410210814495715/
http://43142.diarynote.jp/201509250943244179/
http://43142.diarynote.jp/201603151140427186/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160522
http://43142.diarynote.jp/201608020801362894/
http://43142.diarynote.jp/201705081232023349/
http://43142.diarynote.jp/201708240028435013/
▶︎過去の、小畑和彦
http://43142.diarynote.jp/?day=20160725
▶︎過去の、織原良次
http://43142.diarynote.jp/201607191312426603/
▶︎過去の、石川智
http://43142.diarynote.jp/?day=20121110
http://43142.diarynote.jp/?day=20160725
▶︎過去の、イヴァン・リンス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm
http://43142.diarynote.jp/200903191857117123/
http://43142.diarynote.jp/201003101342028780/
http://43142.diarynote.jp/201204150908588685/
http://43142.diarynote.jp/201608291403509244/
<今日は、困憊気味>
遊びなんだけど、朝8時から出かけ(やはり朝の電車の混み具合はひどい)た今日は2万歩近く歩いた。うー、足にマメができてしまった。車一辺倒だった時期を経て、近年は少し歩くようになったと思うのだが、人間機能活用には程遠い……。ところで、13時すぎには、某有名居酒屋に行く。満席(みんな、昼間から暇だねー)で、15分ほど待たされた。値段はフツー、味と量はダメ。若めの勤労者たちに笑顔を作れとまでは望まないが、なんかギスギスしているのも駄目だった。もう繁盛していることにアグラをかきっぱなしのように感じられ、げんなり。
というわけで、大きな変化は望めないだろうし、まさか日本在住なはずのザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ黄金期シンガーのエンディア・ダヴェンポート(2010年2月22日、2015年8月18日、2017年3月29日)がひょいっとステージに上がる可能性も低そうであるし、「ユー・アー・ザ・ユニヴァース」他の高揚感を持つキラー・チューン群の朽ちぬ輝きを屈託なく浴びることができたらOKと思い会場に出向いた。
そしたら、記憶にあるなか、一番ジャジー・ソウルなパフォーマンスを見せたかもしれない。各人のソロもばんばん披露されたし、一発ものインストも2曲披露。とはいえ、歌ものバンドという骨格を崩さなかったのは、フレミングの強固な喉と楽曲の良さゆえだろう。まあソロも複数取ったテナー・サックスとトランペットの二人のセクション音はなかなかいける。スライ・ストーン(2008年8月31日、2008年9月2日、2010年1月20日)もE.W.&F. (2006年1月19日、2012年5月17 日)もマイケル・ジャクソンの菅音も器用にいろいろ出て来て、うけるぅ〜。ドラムのルーク・ハリスのソロはスティーヴ・ガッド(2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2016年2月19日、2016年12月6日、2017年6月12日)が大好きなことを出していてなるほど〜。そうした指針は少し荒いという感想も抱かせるが、飽きさせることはなかった。これは3日間の中の最初のセット、後日のものはまた異なる様相を出すのだろうか。
しかし、二人のオリジナル・メンバーであるバーソロミューとレヴィは見かけがそんなに変わらないなあ。めでたし、めでたし。
▶過去の、ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/augustlive.htm
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
http://43142.diarynote.jp/201309201841355632/
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▶︎過去の、スリーン・フレミング
http://43142.diarynote.jp/201507110856518338/
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▶過去の、エンディア・ダヴェンポート
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
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▶過去の、スライ・ストーン
http://43142.diarynote.jp/200809011923060000/
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http://43142.diarynote.jp/201505201630381899/ 映画
▶過去の、E.W.&.F.
http://43142.diarynote.jp/200601271855390000/
http://43142.diarynote.jp/201205301252113538/
▶過去の、スティーヴ・ガッド
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
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http://43142.diarynote.jp/201706130913351348/
その後は、青山・プラッサオンゼに回る。シンガー/ピアニストの祐生カオル(2017年6月15日)の『ライヴ・アット・プラッサオンゼ 2017〜トリビュート・トゥ・イヴァン・リンス』(配給は、ラッツパック)のリリースを祝うライヴのセカンド・セットを見る。1時間を大きく超える長さで、会場はフル・ハウスなり。CDは昨年9月28日にここで、オノセイゲン(2000年3月12日、2009年1月17日、2011年8月4日、2012年6月7日、2013年1月30日、2014年4月20日、2014年7月28日、2014年9月23日、2014年10月8日、2014年10月11日、2015年4月17日、2015年9月13日、2015年9月24日、2015年10月9日、2016年3月14日、2016年5月22日、2016年7月26日、2017年5月7日、2017年8月23日)の手によりレコーディングされた。
サポート陣は、そのライヴ盤と同じ、ORIBASTONEと名乗る面々。ギターの小畑和彦(2016年7月25日)、エレクトリック・ベースの織原良次(2016年7月16日)、ドラムの石川智(2012年11月10日、2016年7月25日)という顔ぶれなり。かなり、ファミリアな感じでもある。石川智はきっちりレギュラー・グリップで演奏。右は金属(シンバル)、左は皮(スネア)を叩くという役割をまっとうさせるには、マッチドでないほうが良いという哲学を持っているという。
アルバム・タイトルの副題にあるように、イヴァン・リンス(2002年5月1日、2009年3月17日、2010年3月9日、2012年4月12日、2016年8月28日)の楽曲でかためたアルバム収録曲を、さらにアルバムには入っていないリンス曲も加え、悠々と披露していく。彼はリンス曲を日本語歌詞で開くという実演もやっているが(ぼくが見た昨年のライヴはそうだった)、この晩はアルバム同様に原詩にて歌った。リンスの許可がおりれば、日本語に代えたリンス曲集も作りたいという意思も祐生は持っているようだ。
リンス楽曲の良さと祐生の技や気持ちが、ともに伝えられるパフォーマンス。歌唱にスウィートさをそこはかとなく抱える祐生はスキャットも適時入れつつ、リンスの曲に、柔和に彼なりの覇気や温もりや色合いや奥行きを加えていた。
▶︎過去の、祐生カオル
http://43142.diarynote.jp/201706190920527378/
▶過去の、オノセイゲン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm
http://43142.diarynote.jp/200901181343426080/
http://43142.diarynote.jp/201108101630438805/
http://43142.diarynote.jp/201206110945571082/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130130
http://43142.diarynote.jp/201404251643448230/
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http://43142.diarynote.jp/201409261635077130/
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http://43142.diarynote.jp/?day=20160522
http://43142.diarynote.jp/201608020801362894/
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▶︎過去の、小畑和彦
http://43142.diarynote.jp/?day=20160725
▶︎過去の、織原良次
http://43142.diarynote.jp/201607191312426603/
▶︎過去の、石川智
http://43142.diarynote.jp/?day=20121110
http://43142.diarynote.jp/?day=20160725
▶︎過去の、イヴァン・リンス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm
http://43142.diarynote.jp/200903191857117123/
http://43142.diarynote.jp/201003101342028780/
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http://43142.diarynote.jp/201608291403509244/
<今日は、困憊気味>
遊びなんだけど、朝8時から出かけ(やはり朝の電車の混み具合はひどい)た今日は2万歩近く歩いた。うー、足にマメができてしまった。車一辺倒だった時期を経て、近年は少し歩くようになったと思うのだが、人間機能活用には程遠い……。ところで、13時すぎには、某有名居酒屋に行く。満席(みんな、昼間から暇だねー)で、15分ほど待たされた。値段はフツー、味と量はダメ。若めの勤労者たちに笑顔を作れとまでは望まないが、なんかギスギスしているのも駄目だった。もう繁盛していることにアグラをかきっぱなしのように感じられ、げんなり。
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