マイルス・エレクトリック・バンド
2017年4月8日 音楽 また雑な名前を持つグループ名だが、口悪く言えば“只の人になっていた” 1980年代のマイルス・デイヴィスの、バンドに在籍していた人たちが中心となるグループだ。六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。かなり演奏時間は長かった。
リーダーは、デイヴィスの甥でもある、ドラマーのヴィンセント・ウィルバーンJr.。他に、キーボードのロバート・アーヴィングⅢ(ミュージック・ディレクターをしていたよう)、ザ・ローリング・ストーンズ(2003年3月15日)のメンバーでもあるエレクトリック・ベースのダリル・ジョーンズ(2003年3月13日、2003年3月15日、2013年3月8日)あたりが、デイヴィス・バンド関与者としては知られるか。
他の参加者は、1983年トリニダード生まれのトランペット奏者であるエティエンヌ・チャーズ。彼は何作も自主制作のアルバムを出すとともに、マーカス・ミラー(1999年11月12日、2001年6月14日、2003年8月19日、2005年8月21日、2007年12月13日、2009年9月15日、2010年9月3日、2013年9月3日、2015年2月21日、2016年9月17日、2017年1月7日)の近作とかベン・ウィリアムズ(2009年5月18日、2009年9月3日、2010年5月30日、2012年3月3日、2012年5月28日、2013年4月1日、2013年5月21日、2015年1月22日、2015年12月12日、2016年7月3日、2016年9月1日、2016年12月11日)作に参加していたりもする。彼とフロントでコンビを組むサックス(ソプラノ、バスクラ、テナー)のアントワン・ルーニーはデイヴィスぶりっ子であるトランペッターのウォレス・ルーニー(2004年11月3日、2013年3月8日、2016年9月3日。菊地雅章はワレス・ルーニーと言っていた)の兄弟。それから、なによりP-ファンク系奏者として知られるギタリストのデュエイン・ブラックバード・マックナイトや、アーヴィングⅢの友達の鍵盤のグレッグ・スペロ、ターンテーブルのDJロジック(2000年8月11〜13日、2004年5月28日、2004年11月3日)も参画。ロジックはデイヴィスの声を流したりもしたが、いろいろと効果音を加えていた。また、パーカッションは二人で、西海岸の人気セッション奏者のマニヤンゴ・ジャクソンとタブラを座って叩くデバシシュ・チョウドリー という面々が、ステージに上がる。
エレクトリック・デイヴィスを特徴付ける、リフや曲想やハーモニーを凝らずに大雑把に(譜面を見ていた者はいない)送り出す。でも、妙味はさすがにあり。そして、ホーンの二人やマックナイトはしょっちゅうソロを取る。一応、みんなソロの機会を持ったが、ウィルバーンJrだけはそれを取らなかった。各人のソロは手癖に流れ少し大味だった。
▶過去の、デイヴィスを扱った映画
http://43142.diarynote.jp/201701051022179600/
▶過去の、ザ・ローリング・ストーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm
▶過去の、ダリル・ジョーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm 13日、バーナード・ファウラー他のセッション。15日、ストーンズ
http://43142.diarynote.jp/201303110415585115/
▶︎過去のマーカス・ミラー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/movember1999live.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-6.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/200712161023010000/
http://43142.diarynote.jp/200909181206531984/
http://43142.diarynote.jp/201009111624281899/
http://43142.diarynote.jp/201309051241384602/
http://43142.diarynote.jp/201502231815384234/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160917
http://43142.diarynote.jp/201701091247527188/
▶過去の、ベン・ウィリアムズ
http://43142.diarynote.jp/200905191118258984/
http://43142.diarynote.jp/200909120646397236/
http://43142.diarynote.jp/?day=20100530
http://43142.diarynote.jp/?day=20120303
http://43142.diarynote.jp/201205301445023004/
http://43142.diarynote.jp/201304031026406106/
http://43142.diarynote.jp/201305260927026044/
http://43142.diarynote.jp/201501230914317086/
http://43142.diarynote.jp/201607100827363436/
http://43142.diarynote.jp/?month=201609
▶︎過去の、ウォレス・ルーニー
http://43142.diarynote.jp/200411071405440000/
http://43142.diarynote.jp/201303110415585115/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160903
▶︎過去の、DJロジック
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-8.htm バーク・フェス
http://43142.diarynote.jp/200406080043380000/
http://43142.diarynote.jp/200411071405440000/
<今日の、格好いい人>
デュエイン・ブラックバード・マックナイトは、見かけで異彩を放ちまくり。ジョージ・クリントン(2002年7月28日、2009年9月5日、2011年1月22日、2013年4月12日、2015年4月12日、2016年11月29日)と来るときはイカれた黒人がたくさんいるので目立たないが、外見がイケてないジャズ・フュージョン系奏者たちと一緒だと、これはもう目をひく。長髪ドレッドの痩身で、SOIL(2005年7月29日、2007年5月6日、2009年6月12日、2011年1月30日、2011年6月23日、2012年3月3日。2012年9月9日、2015年9月27日)の誰かがしそうな服を身につける様は、他のステージ上の奏者と比較するならまったく別モノという感じも与えよう。アーヴィング3世もドレッドで少し格好にも気をつけているという感じだが、全然圧倒感が違う。さすが、P-ファンク。彼はたっぷりエフェクトをかけたソロ・パートを与えられた(それは、外見ほどはヤバくない)が、ジャズもそれなりに知っている人と思わされる。なるほど、彼の名が日本人に知られるようになったのは、ハービー・ハンコック(2000年3月14日、2001年12月27日、2003年8月23日、2005年8月21日、2012年3月3日、2014年9月7日、2015年9月6日、2016年9月3日)&ヘッドハンターズの1975年来日公演に唐突に同行し、その二つの東京公演の模様をまとめたライヴ盤『洪水(Flood)』がリリースされたことによる。そして、彼は1970年代後期にP-ファンク入りし、ずっと関わってきているわけだ。実はそのマックナイトの初吹き込みは、天下のチャールズ・ロイド(2005年5月11日、2008年4月6日、2013年1月6日、2017年1月12日、2017年1月13日)のインド音楽語彙経由のニュー・エイジ的一作『Geeta』(A&M、1973年)。マックナイトは1954年生まれなので、そのころはまだ10代だったことになる。
▶過去の、ジョージ・クリントン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-7.htm 触れていないが、フジ・ロック
http://43142.diarynote.jp/?day=20090905
http://43142.diarynote.jp/201102081256005311/
http://43142.diarynote.jp/201304150853287353/
http://43142.diarynote.jp/201504131109395934/
http://43142.diarynote.jp/201612011925201175/
▶過去の、Soil “Pimp” & Sessions
http://43142.diarynote.jp/200508042335560000/
http://43142.diarynote.jp/200705181805330000/
http://43142.diarynote.jp/200906160733018341/
http://43142.diarynote.jp/201102091715522875/
http://43142.diarynote.jp/201107020946473690/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
http://43142.diarynote.jp/201209191229057579/
http://43142.diarynote.jp/201510021129591335/
▶過去の、ハービー・ハンコック
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-12.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
http://43142.diarynote.jp/201409100930206205/
http://43142.diarynote.jp/201509220833541918/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160903
▶︎過去の、チャールス・ロイド
http://43142.diarynote.jp/200505141717440000/
http://43142.diarynote.jp/200804081928430000/
http://43142.diarynote.jp/201301151731112021/
http://43142.diarynote.jp/201701131141476377/
http://43142.diarynote.jp/201701141241544133/
リーダーは、デイヴィスの甥でもある、ドラマーのヴィンセント・ウィルバーンJr.。他に、キーボードのロバート・アーヴィングⅢ(ミュージック・ディレクターをしていたよう)、ザ・ローリング・ストーンズ(2003年3月15日)のメンバーでもあるエレクトリック・ベースのダリル・ジョーンズ(2003年3月13日、2003年3月15日、2013年3月8日)あたりが、デイヴィス・バンド関与者としては知られるか。
他の参加者は、1983年トリニダード生まれのトランペット奏者であるエティエンヌ・チャーズ。彼は何作も自主制作のアルバムを出すとともに、マーカス・ミラー(1999年11月12日、2001年6月14日、2003年8月19日、2005年8月21日、2007年12月13日、2009年9月15日、2010年9月3日、2013年9月3日、2015年2月21日、2016年9月17日、2017年1月7日)の近作とかベン・ウィリアムズ(2009年5月18日、2009年9月3日、2010年5月30日、2012年3月3日、2012年5月28日、2013年4月1日、2013年5月21日、2015年1月22日、2015年12月12日、2016年7月3日、2016年9月1日、2016年12月11日)作に参加していたりもする。彼とフロントでコンビを組むサックス(ソプラノ、バスクラ、テナー)のアントワン・ルーニーはデイヴィスぶりっ子であるトランペッターのウォレス・ルーニー(2004年11月3日、2013年3月8日、2016年9月3日。菊地雅章はワレス・ルーニーと言っていた)の兄弟。それから、なによりP-ファンク系奏者として知られるギタリストのデュエイン・ブラックバード・マックナイトや、アーヴィングⅢの友達の鍵盤のグレッグ・スペロ、ターンテーブルのDJロジック(2000年8月11〜13日、2004年5月28日、2004年11月3日)も参画。ロジックはデイヴィスの声を流したりもしたが、いろいろと効果音を加えていた。また、パーカッションは二人で、西海岸の人気セッション奏者のマニヤンゴ・ジャクソンとタブラを座って叩くデバシシュ・チョウドリー という面々が、ステージに上がる。
エレクトリック・デイヴィスを特徴付ける、リフや曲想やハーモニーを凝らずに大雑把に(譜面を見ていた者はいない)送り出す。でも、妙味はさすがにあり。そして、ホーンの二人やマックナイトはしょっちゅうソロを取る。一応、みんなソロの機会を持ったが、ウィルバーンJrだけはそれを取らなかった。各人のソロは手癖に流れ少し大味だった。
▶過去の、デイヴィスを扱った映画
http://43142.diarynote.jp/201701051022179600/
▶過去の、ザ・ローリング・ストーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm
▶過去の、ダリル・ジョーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm 13日、バーナード・ファウラー他のセッション。15日、ストーンズ
http://43142.diarynote.jp/201303110415585115/
▶︎過去のマーカス・ミラー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/movember1999live.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-6.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/200712161023010000/
http://43142.diarynote.jp/200909181206531984/
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http://43142.diarynote.jp/?day=20160917
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▶過去の、ベン・ウィリアムズ
http://43142.diarynote.jp/200905191118258984/
http://43142.diarynote.jp/200909120646397236/
http://43142.diarynote.jp/?day=20100530
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▶︎過去の、ウォレス・ルーニー
http://43142.diarynote.jp/200411071405440000/
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▶︎過去の、DJロジック
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-8.htm バーク・フェス
http://43142.diarynote.jp/200406080043380000/
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<今日の、格好いい人>
デュエイン・ブラックバード・マックナイトは、見かけで異彩を放ちまくり。ジョージ・クリントン(2002年7月28日、2009年9月5日、2011年1月22日、2013年4月12日、2015年4月12日、2016年11月29日)と来るときはイカれた黒人がたくさんいるので目立たないが、外見がイケてないジャズ・フュージョン系奏者たちと一緒だと、これはもう目をひく。長髪ドレッドの痩身で、SOIL(2005年7月29日、2007年5月6日、2009年6月12日、2011年1月30日、2011年6月23日、2012年3月3日。2012年9月9日、2015年9月27日)の誰かがしそうな服を身につける様は、他のステージ上の奏者と比較するならまったく別モノという感じも与えよう。アーヴィング3世もドレッドで少し格好にも気をつけているという感じだが、全然圧倒感が違う。さすが、P-ファンク。彼はたっぷりエフェクトをかけたソロ・パートを与えられた(それは、外見ほどはヤバくない)が、ジャズもそれなりに知っている人と思わされる。なるほど、彼の名が日本人に知られるようになったのは、ハービー・ハンコック(2000年3月14日、2001年12月27日、2003年8月23日、2005年8月21日、2012年3月3日、2014年9月7日、2015年9月6日、2016年9月3日)&ヘッドハンターズの1975年来日公演に唐突に同行し、その二つの東京公演の模様をまとめたライヴ盤『洪水(Flood)』がリリースされたことによる。そして、彼は1970年代後期にP-ファンク入りし、ずっと関わってきているわけだ。実はそのマックナイトの初吹き込みは、天下のチャールズ・ロイド(2005年5月11日、2008年4月6日、2013年1月6日、2017年1月12日、2017年1月13日)のインド音楽語彙経由のニュー・エイジ的一作『Geeta』(A&M、1973年)。マックナイトは1954年生まれなので、そのころはまだ10代だったことになる。
▶過去の、ジョージ・クリントン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-7.htm 触れていないが、フジ・ロック
http://43142.diarynote.jp/?day=20090905
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▶過去の、Soil “Pimp” & Sessions
http://43142.diarynote.jp/200508042335560000/
http://43142.diarynote.jp/200705181805330000/
http://43142.diarynote.jp/200906160733018341/
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http://43142.diarynote.jp/201209191229057579/
http://43142.diarynote.jp/201510021129591335/
▶過去の、ハービー・ハンコック
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-12.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
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▶︎過去の、チャールス・ロイド
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http://43142.diarynote.jp/201701141241544133/
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