クリスチャン・サンズ
2019年4月21日 音楽 サンズ(2016年9月7日)は、この5月で30歳になるピアニスト(とはいえ、すでにリーダー・アルバムは5、6枚出している)。若いっていいナ。屈託なく、軽く90分を超える演奏を披露する。南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。
近2作では、ギター(前作は、ギラッド・ヘクセルマン〜2012年3月12日、2016年7月3日〜を起用。2018年新作では、ニューイングランド音楽院を出たブラジル人のカイオ・アフィウネを抜擢)や管(新作では、マーカス・ストリックランド〜2007年12月18日、2012年1月13日、2013年9月28日、2018年6月14日〜とキーヨン・ハロルド〜2014年1月10日、2015年8月18日、2016年1月25日、2017年6月5日、2018年2月2日〜を呼んだ)や打楽器奏者たちを曲により使い分けていたが、初リーダー作公演はトリオにて行う。それ、向こうでもそうなよう。その場合、レコーディングを含め中村恭士(2009年10月15日、2015年9月5日、2017年1月10日、2018年12月5日)がベースのファースト・コールとなる。今回のリズム隊は、イケ面のダブル・ベース奏者のジョシュ・アレンとドラマーのジョン・デイヴィス(2015年3月19日、2017年1月16日)。デイヴィスはけっこう譜面を見てもいたが、トリオらしい噛み合いはちゃんとあった。
綺麗にスーツを着たサンズは快活。MCも陽気で、すぐに明日のインタヴューもフランクにあたってくれるだろうと思った。指さばきはくだけた物腰から離れ真摯、きっちりジャズの積み重ねを受けた演奏を繰り広げていて頷く。新作では、ザ・ビートルズの「イエスタディ」以外は自作曲で固めていたにも関わらず、ぼくが見たショウではチック・コリア(2006年9月3日、2007年10月1日、2016年9月16日、2017年9月2日)の「ハンプティ・ダンプティ」で始まり、マイルズ・デイヴィスの「オール・ブルース」で終わるというものだったが、有名スタンダード(「モーニン」や「イン・ア・センチメンタル・ムード」)をとりあげるとともにぼくが知らない人の曲をやったりもして、自作曲は多くなかった。そこらあたり、ショウごとに変えているようにも思えるが。
正統なジャズ・ピアニストであることを、ブルージィさやラテン的跳ねを持つ楽曲/奏法も介して、十全にアピールする。ときに、精力的とも言いたくなるか。ラテン・ビート曲のときのソロ部の際、デイヴィスは音の輪郭のはっきりしたベース・ドラムをもう一つおいていて、そちらを使った。けっこうゆさゆさと身体を揺らしながら事にあたる彼、4ビートの際はレギュラー・グリップで、その他はマッチド・グリップで叩いていた。
▶︎過去の、クリスチャン・サンズ
https://43142.diarynote.jp/201609201648546159/
▶︎過去の、ギラッド・ヘクセルマン
http://43142.diarynote.jp/201203131840477844/
https://43142.diarynote.jp/201607100827363436/
▶︎過去の、マーカス・ストリックランド
http://43142.diarynote.jp/200712190953140000/
http://43142.diarynote.jp/201201141645353138/
http://43142.diarynote.jp/201310041548056608/
https://43142.diarynote.jp/201806151747389966/
▶過去の、キーヨン・ハロルド
http://43142.diarynote.jp/201401161534392423/
http://43142.diarynote.jp/201508200741137207/
http://43142.diarynote.jp/201601260728484520/
http://43142.diarynote.jp/201701051022179600/ 映画
https://43142.diarynote.jp/201802050951329410/
▶過去の、中村恭士
http://43142.diarynote.jp/200910161214535124/
http://43142.diarynote.jp/201509211331298145/
http://43142.diarynote.jp/?day=20170110
https://43142.diarynote.jp/201812081039071230/
▶︎過去の、ジョン・デイヴィス
https://43142.diarynote.jp/201503211741478728/
https://43142.diarynote.jp/201701171118107802/
▶過去の、チック・コリア
http://43142.diarynote.jp/?day=20060903
http://43142.diarynote.jp/200710121726160000/
http://43142.diarynote.jp/201609201820427313/
https://43142.diarynote.jp/201709101059289712/
<今日の、軽い驚き>
友人がジャパン・タクシーのアプリを入れていて、その恩恵にあずかる。お、画面で該当タクシーが待っている場所に向かってくる様が地図で確認できるのネ。カード決済だそうだが、1台呼ぶごとに400円強かかるときいて、それはまた運営側が強気に出ているナと思った。
近2作では、ギター(前作は、ギラッド・ヘクセルマン〜2012年3月12日、2016年7月3日〜を起用。2018年新作では、ニューイングランド音楽院を出たブラジル人のカイオ・アフィウネを抜擢)や管(新作では、マーカス・ストリックランド〜2007年12月18日、2012年1月13日、2013年9月28日、2018年6月14日〜とキーヨン・ハロルド〜2014年1月10日、2015年8月18日、2016年1月25日、2017年6月5日、2018年2月2日〜を呼んだ)や打楽器奏者たちを曲により使い分けていたが、初リーダー作公演はトリオにて行う。それ、向こうでもそうなよう。その場合、レコーディングを含め中村恭士(2009年10月15日、2015年9月5日、2017年1月10日、2018年12月5日)がベースのファースト・コールとなる。今回のリズム隊は、イケ面のダブル・ベース奏者のジョシュ・アレンとドラマーのジョン・デイヴィス(2015年3月19日、2017年1月16日)。デイヴィスはけっこう譜面を見てもいたが、トリオらしい噛み合いはちゃんとあった。
綺麗にスーツを着たサンズは快活。MCも陽気で、すぐに明日のインタヴューもフランクにあたってくれるだろうと思った。指さばきはくだけた物腰から離れ真摯、きっちりジャズの積み重ねを受けた演奏を繰り広げていて頷く。新作では、ザ・ビートルズの「イエスタディ」以外は自作曲で固めていたにも関わらず、ぼくが見たショウではチック・コリア(2006年9月3日、2007年10月1日、2016年9月16日、2017年9月2日)の「ハンプティ・ダンプティ」で始まり、マイルズ・デイヴィスの「オール・ブルース」で終わるというものだったが、有名スタンダード(「モーニン」や「イン・ア・センチメンタル・ムード」)をとりあげるとともにぼくが知らない人の曲をやったりもして、自作曲は多くなかった。そこらあたり、ショウごとに変えているようにも思えるが。
正統なジャズ・ピアニストであることを、ブルージィさやラテン的跳ねを持つ楽曲/奏法も介して、十全にアピールする。ときに、精力的とも言いたくなるか。ラテン・ビート曲のときのソロ部の際、デイヴィスは音の輪郭のはっきりしたベース・ドラムをもう一つおいていて、そちらを使った。けっこうゆさゆさと身体を揺らしながら事にあたる彼、4ビートの際はレギュラー・グリップで、その他はマッチド・グリップで叩いていた。
▶︎過去の、クリスチャン・サンズ
https://43142.diarynote.jp/201609201648546159/
▶︎過去の、ギラッド・ヘクセルマン
http://43142.diarynote.jp/201203131840477844/
https://43142.diarynote.jp/201607100827363436/
▶︎過去の、マーカス・ストリックランド
http://43142.diarynote.jp/200712190953140000/
http://43142.diarynote.jp/201201141645353138/
http://43142.diarynote.jp/201310041548056608/
https://43142.diarynote.jp/201806151747389966/
▶過去の、キーヨン・ハロルド
http://43142.diarynote.jp/201401161534392423/
http://43142.diarynote.jp/201508200741137207/
http://43142.diarynote.jp/201601260728484520/
http://43142.diarynote.jp/201701051022179600/ 映画
https://43142.diarynote.jp/201802050951329410/
▶過去の、中村恭士
http://43142.diarynote.jp/200910161214535124/
http://43142.diarynote.jp/201509211331298145/
http://43142.diarynote.jp/?day=20170110
https://43142.diarynote.jp/201812081039071230/
▶︎過去の、ジョン・デイヴィス
https://43142.diarynote.jp/201503211741478728/
https://43142.diarynote.jp/201701171118107802/
▶過去の、チック・コリア
http://43142.diarynote.jp/?day=20060903
http://43142.diarynote.jp/200710121726160000/
http://43142.diarynote.jp/201609201820427313/
https://43142.diarynote.jp/201709101059289712/
<今日の、軽い驚き>
友人がジャパン・タクシーのアプリを入れていて、その恩恵にあずかる。お、画面で該当タクシーが待っている場所に向かってくる様が地図で確認できるのネ。カード決済だそうだが、1台呼ぶごとに400円強かかるときいて、それはまた運営側が強気に出ているナと思った。
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