1940年八重山の小浜島生まれ、10代から沖縄で歌っているジャズ・シンガーの与世山澄子(2005年9月11日、2007年11月7日)を代官山・晴れたら空に豆まいて で見る。サポートはピアノの南博(2001年10月29日、2005年6月9日、2005年9月11日、2006年10月25日、2007年4月12日、2007年10月17日、2010年3月26日、2011年3月2日、2013年2月17日、2016年3月22日)、アルト・サックスの津上研太(2001年9月22日、2002年3月17日、2003年6月28日、2004年2月6日、2004年10月10日、2006年1月21日、2006年10月25日、2013年2月17日)、ベースの金澤英明(2004年7月27日) が務めた。
歌うと、声がスパっと大きい。と、すぐに思わされる。うぬ、原付や軽自動車ではなく大きな排気量のエンジンを積んでいる、これはフリーウェイを走る資格を持っていると了解できるではないか。また、前に見た時から全然老けていないなあとも思わされる。
歌うのは、スタンダード。「ナイト・アンドデイ」で、彼女が先行するピアノとベース音になかなか入れなかったのは謎。ものすごい回数を歌ってきたはずではあるが、ちょっとした奏者の音選びが彼女の流儀から離れるものであったのか。伴奏や合いの手については奏者の方も少しの我を出すもので、全面的に歌い手に優しいものではなく、それでも彼女は悠々と歌っていた。
彼女は歌う前に、イントロのように歌の内容につながることを日本語で語る場合もある。ザ・ビートルズの「イエスタデイ」やエディット・ピアフの「愛の讃歌」(←英語詞なので、ブレンダ・リーの、と書いたほうがいいのか)などもしっとり歌う。スタンダードの原歌詞はそれほど知らないが、ザ・ビートルズだったらけっこう頭に入っているものもあるので、彼女の英語歌唱が真っ当なものであることも、それでちゃんと分かる。まあ、米国領(1945〜72年)であった時には、米国軍人を相手に歌っていたわけで当然だろうが。
やはり、米国と他文化の交錯、ジャズの根本にある強い訴求力のようなものを感じずにはいられない。積み上げてきたもの多し。それを悠々と広げる貴さのようなものも、山ほど。そのショウに接して、ありがたいものに触れていると思わずにはいられなかった。
▶︎過去の、与世山澄子
http://43142.diarynote.jp/200509130319290000/
http://43142.diarynote.jp/200711101236210000/
▶過去の、南博
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-10.htm
http://43142.diarynote.jp/200506120644360000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20050911
http://43142.diarynote.jp/?day=20061025
http://43142.diarynote.jp/200704151310110000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20071107
http://43142.diarynote.jp/201003280551094942/
http://43142.diarynote.jp/201103040841482385/
http://43142.diarynote.jp/201302191656063458/
http://43142.diarynote.jp/201603250948035159/
▶︎過去の、津上
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-9.htm DCPRG
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-3.htm ONJQ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-6.htm ONJQ+OE
http://43142.diarynote.jp/200402061359140000/ ONJQ
http://43142.diarynote.jp/200410162220330000/ ONJE
http://43142.diarynote.jp/200601271857530000/ ONJO
http://43142.diarynote.jp/200611020833520000/ BOZO
http://43142.diarynote.jp/201302191656063458/ 南+津上
http://43142.diarynote.jp/201107020946473690/ STO
▶︎過去の、金沢英明
http://43142.diarynote.jp/200407271618520000/
<今日の、お客>
休憩に入ると、トントンと肩を叩かれる。お、ロック系の先輩ライターのSさんではないか。趣味で来ているという。他にも、ロック系イヴェンターの方にも会ったりもした。皆んな、与世山澄子のショウにストーリーを得にやってきていた。な〜んて。
歌うと、声がスパっと大きい。と、すぐに思わされる。うぬ、原付や軽自動車ではなく大きな排気量のエンジンを積んでいる、これはフリーウェイを走る資格を持っていると了解できるではないか。また、前に見た時から全然老けていないなあとも思わされる。
歌うのは、スタンダード。「ナイト・アンドデイ」で、彼女が先行するピアノとベース音になかなか入れなかったのは謎。ものすごい回数を歌ってきたはずではあるが、ちょっとした奏者の音選びが彼女の流儀から離れるものであったのか。伴奏や合いの手については奏者の方も少しの我を出すもので、全面的に歌い手に優しいものではなく、それでも彼女は悠々と歌っていた。
彼女は歌う前に、イントロのように歌の内容につながることを日本語で語る場合もある。ザ・ビートルズの「イエスタデイ」やエディット・ピアフの「愛の讃歌」(←英語詞なので、ブレンダ・リーの、と書いたほうがいいのか)などもしっとり歌う。スタンダードの原歌詞はそれほど知らないが、ザ・ビートルズだったらけっこう頭に入っているものもあるので、彼女の英語歌唱が真っ当なものであることも、それでちゃんと分かる。まあ、米国領(1945〜72年)であった時には、米国軍人を相手に歌っていたわけで当然だろうが。
やはり、米国と他文化の交錯、ジャズの根本にある強い訴求力のようなものを感じずにはいられない。積み上げてきたもの多し。それを悠々と広げる貴さのようなものも、山ほど。そのショウに接して、ありがたいものに触れていると思わずにはいられなかった。
▶︎過去の、与世山澄子
http://43142.diarynote.jp/200509130319290000/
http://43142.diarynote.jp/200711101236210000/
▶過去の、南博
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▶︎過去の、津上
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-9.htm DCPRG
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http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-6.htm ONJQ+OE
http://43142.diarynote.jp/200402061359140000/ ONJQ
http://43142.diarynote.jp/200410162220330000/ ONJE
http://43142.diarynote.jp/200601271857530000/ ONJO
http://43142.diarynote.jp/200611020833520000/ BOZO
http://43142.diarynote.jp/201302191656063458/ 南+津上
http://43142.diarynote.jp/201107020946473690/ STO
▶︎過去の、金沢英明
http://43142.diarynote.jp/200407271618520000/
<今日の、お客>
休憩に入ると、トントンと肩を叩かれる。お、ロック系の先輩ライターのSさんではないか。趣味で来ているという。他にも、ロック系イヴェンターの方にも会ったりもした。皆んな、与世山澄子のショウにストーリーを得にやってきていた。な〜んて。
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