キャンディス・スプリングンス
2016年5月25日 音楽 ナッシュヴィル出身、プリンス(2002年11月19日)に気に入られ、その晩年にいろいろと付き合いを持った、ブルーノートからデビューするシンガー/ピアニストのショーケース・ライヴ。お茶の水・café 104.5。
ステージに出て来て、そのこんもりした髪型もあって即エスペランサ(2008年9月5日、2008年12月1日、2010年9月4日、2011年2月17日、2012年3月7日、2012年9月9日、2015年9月5日)を思い出す。同じくプリンスに可愛がられたアンディ・アロウの実演の際(2014年6月18日)も同様に感じたのを思い出し、もしかするとプリンスはこの系統のルックス好き? プリンスはエスペランザ・スポルディングに声をかけようと思ったことはないのか、もし組んだとしたならその協調制作ブツはどういうものになったのかとか、いろんなことを考えてしまった。
アフリカ系の、27歳。少女時代にジャズ・ピアノを習ったりし、ノラ・ジョーンズ(2002年5月30日、2002年9月14日、2007年3月21日、2010年1月20日)のヴォーカル傾向デビュー作たる『カム・アウェイ・ウィズ・ミー』(ブルーノート、2002年)を聞き、アーティスト心に火がついたという。他に、ニーナ・シモン、シャーデー、ロバータ・フラック(2008年3月4日)、エラ・フィッツジェラルドらの名前を好きな人としてあげていたか。ジャズ・ヴォーカルの真骨頂を出す最たる大御所であるエラはともかく、その影響群を見ると、ブラックネスを趣味良くヴェールで包んだようなヴォーカル表現をしたがっていると理解していいのかな。
ヤマハのエレクトリック・ピアノをニコニコと弾き語る。プリンスはその歌声にひかれたようだが、邪魔にならぬ手触りのいい歌声の持ち主。スタンダードやポップ曲カヴァーをやったが、キラキラした風情でやられると、OKとなるか。1曲ジャズっぽく鍵盤を弾くインスト曲も披露したが、ジャズ・ピアノという観点から見たら“なんちゃって”であった。ぱっと接するぶんには、いい娘。シモンにせよ、シャーデーや若い時分のフラックにせよ、滑らかさの奥にナイフを忍ばせていたところがあったが、彼女はまだそういうものは獲得していない。ブルーノートからのデビュー作は穏健アダルト派のラリー・クラインがプロデュースしている。
▶過去の、プリンス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-11.htm
▶過去の、エスペランサ・スポルディング
http://43142.diarynote.jp/200809071430380000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20081201
http://43142.diarynote.jp/?day=20100904
http://43142.diarynote.jp/201102190814495504/
http://43142.diarynote.jp/?day=20120307
http://43142.diarynote.jp/201209191229057579/
http://43142.diarynote.jp/201509211331298145/
▶過去の、アンディ・アロウ
http://43142.diarynote.jp/201406191121201568/
▶過去の、ノラ・ジョーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm 5.30
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm 2.09
http://43142.diarynote.jp/200703241326090000/
http://43142.diarynote.jp/201001211346277187/
http://43142.diarynote.jp/201211151032395193/
▶過去の、ロバータ・フラック
http://43142.diarynote.jp/200803051002560000/
<今日の、あそうなの>
ホーギー・カーマイケル作曲のスタンダード「ザ・ニアレス・オブ・ユー」もしっとり披露したが、ノラ・ジョーンズのカヴァー(『カム・ウィズ・ミー』に収録)と彼女は紹介。ほんと、ジョーンズ好きなんだな。ちゃんと原典にも敬意を払えよと思わなくはなかったが、レイラ・ハサウェイ(1999年7月14日、2002年5月13日、2003年8月19日、2004年5月10日、2008年5月13日、2010年7月13日、2012年1月5日、2013年1月25日)もかつて取材したとき、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」のことを、ライヴ盤で歌っているので父の曲だと思っていたと言っていたしな。ともあれ、このロマンティックなラヴ・ソング「ザ・ニアレス・オブ・ユー」をストーンズ(2003年3月15日)もライヴで取り上げていた(2004年作『ライヴ・リックス』に入っている)。ストーンズがその曲を取り上げた顛末は→http://43142.diarynote.jp/200507061225530000/
▶過去の、レイラ・ハサウェイ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/julylive.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm マーカス・ミラー
http://43142.diarynote.jp/200405101355540000/
http://43142.diarynote.jp/200805181145040000/
http://43142.diarynote.jp/201007141512402845/
http://43142.diarynote.jp/201201131544153279/
http://43142.diarynote.jp/201301270742196778/
▶過去の、ザ・ローリング・ストーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm
ステージに出て来て、そのこんもりした髪型もあって即エスペランサ(2008年9月5日、2008年12月1日、2010年9月4日、2011年2月17日、2012年3月7日、2012年9月9日、2015年9月5日)を思い出す。同じくプリンスに可愛がられたアンディ・アロウの実演の際(2014年6月18日)も同様に感じたのを思い出し、もしかするとプリンスはこの系統のルックス好き? プリンスはエスペランザ・スポルディングに声をかけようと思ったことはないのか、もし組んだとしたならその協調制作ブツはどういうものになったのかとか、いろんなことを考えてしまった。
アフリカ系の、27歳。少女時代にジャズ・ピアノを習ったりし、ノラ・ジョーンズ(2002年5月30日、2002年9月14日、2007年3月21日、2010年1月20日)のヴォーカル傾向デビュー作たる『カム・アウェイ・ウィズ・ミー』(ブルーノート、2002年)を聞き、アーティスト心に火がついたという。他に、ニーナ・シモン、シャーデー、ロバータ・フラック(2008年3月4日)、エラ・フィッツジェラルドらの名前を好きな人としてあげていたか。ジャズ・ヴォーカルの真骨頂を出す最たる大御所であるエラはともかく、その影響群を見ると、ブラックネスを趣味良くヴェールで包んだようなヴォーカル表現をしたがっていると理解していいのかな。
ヤマハのエレクトリック・ピアノをニコニコと弾き語る。プリンスはその歌声にひかれたようだが、邪魔にならぬ手触りのいい歌声の持ち主。スタンダードやポップ曲カヴァーをやったが、キラキラした風情でやられると、OKとなるか。1曲ジャズっぽく鍵盤を弾くインスト曲も披露したが、ジャズ・ピアノという観点から見たら“なんちゃって”であった。ぱっと接するぶんには、いい娘。シモンにせよ、シャーデーや若い時分のフラックにせよ、滑らかさの奥にナイフを忍ばせていたところがあったが、彼女はまだそういうものは獲得していない。ブルーノートからのデビュー作は穏健アダルト派のラリー・クラインがプロデュースしている。
▶過去の、プリンス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-11.htm
▶過去の、エスペランサ・スポルディング
http://43142.diarynote.jp/200809071430380000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20081201
http://43142.diarynote.jp/?day=20100904
http://43142.diarynote.jp/201102190814495504/
http://43142.diarynote.jp/?day=20120307
http://43142.diarynote.jp/201209191229057579/
http://43142.diarynote.jp/201509211331298145/
▶過去の、アンディ・アロウ
http://43142.diarynote.jp/201406191121201568/
▶過去の、ノラ・ジョーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm 5.30
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm 2.09
http://43142.diarynote.jp/200703241326090000/
http://43142.diarynote.jp/201001211346277187/
http://43142.diarynote.jp/201211151032395193/
▶過去の、ロバータ・フラック
http://43142.diarynote.jp/200803051002560000/
<今日の、あそうなの>
ホーギー・カーマイケル作曲のスタンダード「ザ・ニアレス・オブ・ユー」もしっとり披露したが、ノラ・ジョーンズのカヴァー(『カム・ウィズ・ミー』に収録)と彼女は紹介。ほんと、ジョーンズ好きなんだな。ちゃんと原典にも敬意を払えよと思わなくはなかったが、レイラ・ハサウェイ(1999年7月14日、2002年5月13日、2003年8月19日、2004年5月10日、2008年5月13日、2010年7月13日、2012年1月5日、2013年1月25日)もかつて取材したとき、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」のことを、ライヴ盤で歌っているので父の曲だと思っていたと言っていたしな。ともあれ、このロマンティックなラヴ・ソング「ザ・ニアレス・オブ・ユー」をストーンズ(2003年3月15日)もライヴで取り上げていた(2004年作『ライヴ・リックス』に入っている)。ストーンズがその曲を取り上げた顛末は→http://43142.diarynote.jp/200507061225530000/
▶過去の、レイラ・ハサウェイ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/julylive.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm マーカス・ミラー
http://43142.diarynote.jp/200405101355540000/
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http://43142.diarynote.jp/201007141512402845/
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▶過去の、ザ・ローリング・ストーンズ
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