目黒・ポーランド大使館で、今年の欧州文化都市に選ばれた同国の古都であるヴロツワフを紹介するプレゼンテーションが行われた。おー、いろんな音楽も含む催しがいろいろと行われるよう。ぼくはヴロツワフのことも、欧州文化都市という欧州各国持ち回りの年間選定のことも知らなかったが、いろいろ興味深かった。毎秋に持たれるインターナショナルなジャズ・フェスティヴァルであるジャズトパド(http://43142.diarynote.jp/201303290751204240/ 参照)もヴロツワフで行われて来たフェスであったのか。今年は、坂田明(2006年8月8日、2008年9月25日、2009年7月19日、010年4月15日、2011年4月1日、2012年10月3日、2013年1月12日、2014年9月7日、2016年1月28日)や八木美知依(2008年8月24日、2008年9月25日)らがそこに出演するという。EU圏で1985年から続いている欧州文化都市は、スペインのバスク地方にあるサン・セバスティアンもヴロツワフとともに今年選ばれているようだ。

 充実したプレゼンテーションのあと、ちょうど来日し(2度目となるという)ツアー中のポーランド人トランペッターのトマシュ・ドンプロフスキが出てくる。サポートはピアノの南博(2001年10月29日、2005年6月9日、2005年9月11日、2006年10月25日、2007年4月12日、2007年10月17日、2010年3月26日、2011年3月2日、2013年2月17日)とドラムの坪井洋、ベースは千葉広樹となっていたが別の奏者が弾いていた。

 現在コペンハーゲンを拠点に活動しているようだが、アブストラクト流儀による詩的ジャズを淡々と、ときにエモーショナルに展開。曲はすべてドンブロフスキの曲をやったようだが、1曲は1960年代マイルズ・クインテット期表現をもっと茫洋とした世界に持っていったような曲だった。そんな志向なんで、1曲は当然長目。それから、モノクローム的色調を持つと演奏を指摘したくなるドンブロフスキはピストン部がスライドするトランペットを吹いていた。カスタム・メイドではなく、既製品であるという。

▶過去の、坂田明
http://43142.diarynote.jp/200608091255180000/
http://43142.diarynote.jp/200809270215092074/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090719
http://43142.diarynote.jp/?day=20100415
http://43142.diarynote.jp/201104041101543361/
http://43142.diarynote.jp/201210060945309832/
http://43142.diarynote.jp/201301161544336447/
http://43142.diarynote.jp/201409100930206205/
http://43142.diarynote.jp/201601301017037781/
▶過去の、八木美知依
http://43142.diarynote.jp/200808260821260000/
http://43142.diarynote.jp/200809270215092074/
▶過去の、南博
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-10.htm
http://43142.diarynote.jp/200506120644360000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20050911
http://43142.diarynote.jp/?day=20061025
http://43142.diarynote.jp/200704151310110000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20071107
http://43142.diarynote.jp/201003280551094942/
http://43142.diarynote.jp/201103040841482385/
http://43142.diarynote.jp/201302191656063458/

<今日の、サクサク>
 レザー・プリンターのトナーを購入。1週間ほど切れて放っておいた。あー、印刷したいものをどんどんできちゃうのは、なんと快適なことか。ここのところ、なんか仕事の部分ですっきりしない、停滞気味と感じていたのはこのためであったのか……。

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