目黒区施設の、毎年恒例の出し物。<アフタヌーン・サロン・ジャズ>と名付けられた昼の部は、めぐろパーシモンホールの小ホールにて。

+nouon Unplugged
 オルタナティヴ・ジャズ・ビヨンドのカルテット(2015年4月17日、2015年9月13日、2015年10月9日、2016年3月14日、2017年2月17日、2017年8月23日、2018年6月7日、2018年11月17日)のこの日のライヴは、メンバーのドラマーとギタリストはお休みにし、ヴァイブラフォンとピアノの基本単位に新たにリード奏者(バス・クラリネット、ソプラノ・サックス)というトリオにてのパフォーマンスを見せる。すでにこの編成でもライヴをしているようだが、電気効果を排する室内楽的サウンドはなかなかに新鮮にして高尚。多くは新曲であったようだが、それも興味深かった。

▶過去の、nouon
http://43142.diarynote.jp/201504181000432127/
http://43142.diarynote.jp/201509231111454665/
http://43142.diarynote.jp/201510141817129055/
http://43142.diarynote.jp/201603151140427186/
http://43142.diarynote.jp/201702211431013289/
http://43142.diarynote.jp/201708240028435013/
https://43142.diarynote.jp/201806081020157759/
https://43142.diarynote.jp/201811191728519787/

+ Tokyo Romany
 女性のヴァイオリン奏者/シンガー、ダブル・ベース、パーカッションにベリー・ダンサーが加わったユニット。広義のジプシー調サウンドを、日本人的な個や娯楽性も無理なく立てつつ横切っている感じを受けた。

+藤本一馬+伊藤志宏Duo
 ギターの藤本一馬(2011年8月22日、2012年6月17日 、2013年4月19日)とピアノの伊藤志宏(2013年4月19日、2013年11月1日、2015年4月24日)のデュオは軽やかに悠々と流れる。だいぶ前から重なることがあった二人ならではの理解項目あり。あとで、ものすごーく久しぶりに会うのに藤本が僕を見て名前とともに握手を求めてきてびっくり。インタヴューをしているとはいえ、その間彼はNYに住んだりもしているわけだし。聡明だなーと人の顔も名前もなかなか覚えられないぼくは思わずにはいられず。

▶︎過去の、藤本一馬
https://43142.diarynote.jp/201109100857091783/
https://43142.diarynote.jp/201206210942136482/
https://43142.diarynote.jp/201304211111189539/
▶︎過去の、伊藤志宏
http://43142.diarynote.jp/201304211111189539/
http://43142.diarynote.jp/201311021703148497/
https://43142.diarynote.jp/201504271015006453/

+白崎映美with伏見蛍
 和や東北色を効果的に介する、色のこってり濃い女性シンガーと彼女の普段のプロジェクトでも一緒にやっているというギタリストとのデュオ。海外曲も日本語歌詞にて、自分の色に染め上げていた。芸風、きっちりありますね。

 夕方の部は、同大ホールにて。大除隊のブラス・セクションを抱え流3組が出演する。そして、最後には、その3組が一緒に演奏した。 

+たをやめオルケスタ
 女性だけのビッグ・バンド(2011年4月8日)。シンガーがいなくなったようだが、パーカッショ二ストが目立つ感じで入り、歌謡曲濃度は低くなったが、ラテン濃度は上がり、剛性感やプロフェッショナル度はあがっていた。リーダーのステージ運びも凛として玄人。彼女たちにしろ、この後のGFJBにせよ、晴れの場を彩った往年のビッグ・バンドのひな壇ディスプレイがなされていてうれしい。

▶過去の、たをやめオルケスタ
http://43142.diarynote.jp/201104101221012622/

+ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド
 レトロなジャズのビッグ・バンドの風情を、どこか今っぽいエンターテインメント感を介して押し出す男性ビッグ・バンド(2017年7月8日)。肉感的に、鮮やかに。3人の女性コーラスが加わる場合もあり。

▶︎過去の、ジェントル・フォレスト・バンド
https://43142.diarynote.jp/201707101243147840/

+ファンファーレ・チョカリアーア
 ルーマニアの著名ジプシー・ブラス・バンド(2004年8月28日、2005年10月15日、2008年10月13日)がトリを飾ったが、ぼくが面々を見るのは10年以上ぶりになるのか。メンバーは結構代わっているのかもしれないが、もう迫力満点で、うまくもなっていた? もう“鉄板”の音楽様式とライヴ運びのもと、人間力もりもりの圧倒的に魅力的なパフォーマンスをくり広げる。トランペット4、アルト・サックス2、チューバ系低音バルブ楽器4、打楽器2という編成だったか。トランペットとアルトの一人は時に歌も歌い、それもすこぶる魅力的だった。

▶︎過去の、ファンファーレ・チョカリアーア
https://43142.diarynote.jp/200408281712140000/
https://43142.diarynote.jp/200510172138380000/
https://43142.diarynote.jp/200810151708588667/

<今日の、知り合い>
 夜の部のステージには、いったい何人がステージにあがったのだろう? すると、さすが知り合いがいたりしますね。たをやめの、テナーのゆうかちゃん(普段はアルト・サックスを吹いているが、ここではテナーを持つ。2010年12月27日、2011年2月11日、2011年5月8日、2012年6月8日、2012年10月27日、2013年2月11日、2013年8月24日、2014年6月15日、2015年7月12日、2017年9月24日)とパーカッションのちいちゃん(2010年12月27日、2011年2月11日、2011年5月8日、2012年6月8日、2012年10月27日、2013年2月11日、2013年8月24日、2014年6月15日、2015年7月12日、2016年2月11日、2016年5月22日、2018年6月17日)は旧知の方々。ちいちゃんはかなり目立つ所に独立して位置し、大人数のなか一番目立つ。また、開演前にホワイエで踊り、またチョカリーアの実演の際にもステージにあがっていたルハニ・ベリー・ダンス・アーツの一人は先日会ったばかりの某大使館勤務の日本人女性でした。

▶過去の、沼尾木綿香
http://43142.diarynote.jp/201101061047294455/
http://43142.diarynote.jp/201102121002078478/
http://43142.diarynote.jp/201105140858559432/
http://43142.diarynote.jp/201206120854205300/
http://43142.diarynote.jp/201211151028209850/
http://43142.diarynote.jp/201302181123344904/
http://43142.diarynote.jp/201308281519499994/
http://43142.diarynote.jp/201405051105329639/
http://43142.diarynote.jp/201406161000365031/
http://43142.diarynote.jp/201507190815468497/
https://43142.diarynote.jp/?day=20170924
▶過去の、青栁智里
http://43142.diarynote.jp/201101061047294455/
http://43142.diarynote.jp/201102121002078478/
http://43142.diarynote.jp/201105140858559432/
http://43142.diarynote.jp/201206120854205300/
http://43142.diarynote.jp/201211151028209850/
http://43142.diarynote.jp/201302181123344904/
http://43142.diarynote.jp/201308281519499994/
http://43142.diarynote.jp/201405051105329639/
http://43142.diarynote.jp/201406161000365031/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160211
http://43142.diarynote.jp/201605240833401202/
https://43142.diarynote.jp/201806181751451387/

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