R.I.P.ポール・ジャクソン(1947年3月28日〜2021年3月18日)
2021年3月18日 音楽 最高のシンコペーションとヘヴィ・グルーヴを持つベーシストのポール・ジャクソン(2002 年3月12日、2008年6月12日)が亡くなった。年末にベース・マガジンのファンク・ベース特集用の原稿を山ほど書いたが、以下はジャクソンに触れた部分の抜粋だ。
ジャズ側にいるファンクなベーシストというと、真っ先に思い出されるのがオークランド生まれのポール・ジャクソンだ。もう得難いグルーヴと重力を持つ彼の演奏は、まこと魅力的。少年期はコントラバスを習ったこともある彼はシーラ・Eの父親たちが組んだ大所帯ラテン・ファンク・ロック・バンドのアステカに参加し、1972年作『アステカ』ではダブル・ベースも部分弾いている。
1973年にはハービー・ハンコックのエレクトリック・ファンク・バンドであるザ・ヘッドハンターズに加わり、彼は広く知名度を得た。ドラマーのマイク・クラークとコンビを組む1974年『スラスト(突撃)』や日本での75年ライヴ盤『洪水』は彼の代表作だ。絶妙の噛み合いを誇るクラークとは複数の双頭作を出してもいる。また、ザ・ヘッドハンターズはハンコック抜きでも活動し、75年の『サヴァイヴァル・オブ・ザ・フィッテスト』は人気盤だ。なお、インターナショナルな活動をしているものの、彼はだいぶ前から日本在住のようだ。
ディープなヴォーカル曲も収めた『ブラック・オクトパス』(イーストワールド、1978年)ほか、リーダー作も数枚。正確には、1985年から彼は日本に住むようになったよう。そして、そこから海外に出張り、ヘッドハンターズ流れの公演、その他で弾いていた。市川在住だったこともあり、アフリカン・アメリカンの歴史や音楽を教える子供への教育プロジェクトに力をいれたこともあった。その後、芦屋在住であったという話も聞く。4弦の解放音やハーモニックス音を効果的に用いもする重た〜い本能の演奏は唯一無二。学生時代、彼をちょいちょいコピーしようとしたこともあったけど……。なお、追悼原稿をこの週末に書き、それはベース・マガジンのネットに掲載されます。
▶過去の、ポール・ジャクソン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-3.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20080612
<今日の、満足>
なんちゃってアップル・ウォッチをゲットして使っているのだが、なかなか塩梅が良い。もともと身に着けるものが嫌いで、時計、ネックレス、リングなどはご法度の人生を歩んできた。だが、コレについてはとっても満足して、腕に巻いている。気分屋のぼくとしては表示画面を換えることができるのがいいし、血圧(低めに出るのが、精神衛生上よろしい)や睡眠時間の詳細が出るのもいいし、携帯に電話が入ったときプルプル振動するのも良い。これまで外出時に時間を確認するときは携帯を出して確認していたが、それをしないですむのはやはり楽だ。と、今のところなんの不満もない。問題は、ベルトをしている部分が汗ばむ時期になったとき。そうなると、つけるのをやめるや否や。
ジャズ側にいるファンクなベーシストというと、真っ先に思い出されるのがオークランド生まれのポール・ジャクソンだ。もう得難いグルーヴと重力を持つ彼の演奏は、まこと魅力的。少年期はコントラバスを習ったこともある彼はシーラ・Eの父親たちが組んだ大所帯ラテン・ファンク・ロック・バンドのアステカに参加し、1972年作『アステカ』ではダブル・ベースも部分弾いている。
1973年にはハービー・ハンコックのエレクトリック・ファンク・バンドであるザ・ヘッドハンターズに加わり、彼は広く知名度を得た。ドラマーのマイク・クラークとコンビを組む1974年『スラスト(突撃)』や日本での75年ライヴ盤『洪水』は彼の代表作だ。絶妙の噛み合いを誇るクラークとは複数の双頭作を出してもいる。また、ザ・ヘッドハンターズはハンコック抜きでも活動し、75年の『サヴァイヴァル・オブ・ザ・フィッテスト』は人気盤だ。なお、インターナショナルな活動をしているものの、彼はだいぶ前から日本在住のようだ。
ディープなヴォーカル曲も収めた『ブラック・オクトパス』(イーストワールド、1978年)ほか、リーダー作も数枚。正確には、1985年から彼は日本に住むようになったよう。そして、そこから海外に出張り、ヘッドハンターズ流れの公演、その他で弾いていた。市川在住だったこともあり、アフリカン・アメリカンの歴史や音楽を教える子供への教育プロジェクトに力をいれたこともあった。その後、芦屋在住であったという話も聞く。4弦の解放音やハーモニックス音を効果的に用いもする重た〜い本能の演奏は唯一無二。学生時代、彼をちょいちょいコピーしようとしたこともあったけど……。なお、追悼原稿をこの週末に書き、それはベース・マガジンのネットに掲載されます。
▶過去の、ポール・ジャクソン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-3.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20080612
<今日の、満足>
なんちゃってアップル・ウォッチをゲットして使っているのだが、なかなか塩梅が良い。もともと身に着けるものが嫌いで、時計、ネックレス、リングなどはご法度の人生を歩んできた。だが、コレについてはとっても満足して、腕に巻いている。気分屋のぼくとしては表示画面を換えることができるのがいいし、血圧(低めに出るのが、精神衛生上よろしい)や睡眠時間の詳細が出るのもいいし、携帯に電話が入ったときプルプル振動するのも良い。これまで外出時に時間を確認するときは携帯を出して確認していたが、それをしないですむのはやはり楽だ。と、今のところなんの不満もない。問題は、ベルトをしている部分が汗ばむ時期になったとき。そうなると、つけるのをやめるや否や。
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