丸の内・コットンクラブで、カナダ人ジャズ歌手のヘイリー・ロレン(2012年2月13日)のショウを見る。セカンド・ショウ、フルハウス。やはり人気ありますね。これまで、彼女が住むオレゴン州ユージンに住むミュージシャンたちで組まれたバンドは顔ぶれが固定されている感じもあったが、今回はピアノ/キーボードのマット・トレダー以外は新しい人になっていたかもしれない。他の、伴奏陣はギターのウィリアム・セイジ・マーシュ、縦/電気ベースのショーン・ピーターソン、ドラムのスーザン・ルシア。ジャズ基調の叩き方をしていたスーザン嬢は、ときに効果的にコーラスも付けた。

 旦那が作った曲を中心にグループ名義で作った前作『ブルー・トランスミッションズ』と、ロレンの自作曲を数多く歌いベッカ・スティーヴンス(2015年1月29日、2017年7月21日)の新作も扱っていた英国人のトロイ・ミラーをプロデューサーに立てた新作『フロム・ザ・ワイルド・スカイ』はアダルト・ポップ傾向にあるアルバムとなっており、今回の来日公演はどうなるかと思っていた。そしたら、ジャズ・スタンダードなども取り上げ過去のノリを継ぎつつ、ポップな曲も披露するといった感じですすめていて、旧来のファンにも違和感なく接することが出来る内容になっていたのではないか。

 歌った曲の歌詞は英語、フランス語、スペイン語。そこにも、幅の広さは出ていたか。基本は中央に立って歌う彼女だが、トレダーが退いてピアノを弾きながら歌う曲もあり。また、ノラ・ジョーンズ(2002年5月30日、2002年9月14日、2007年3月21日、2010年1月20日)のヒット曲「ドント・ノウ・ホワイ」も悠々と披露したのには驚いた。ロレンの心地の良さは相変わらずだが、少し太った。それにより、妙なアクションは目立つようになったかもしれない。

▶過去の、ヘイリー・ロレン
http://43142.diarynote.jp/?day=20120213
▶︎過去の、ベッカ・スティーヴンス・バンド
http://43142.diarynote.jp/201501301446383781/
http://43142.diarynote.jp/201707231016025846/
▶過去の、ノラ・ジョーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm 5.30
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm 2.09
http://43142.diarynote.jp/200703241326090000/
http://43142.diarynote.jp/201001211346277187/
http://43142.diarynote.jp/201211151032395193/

<今日の、案内>
 没入型シンセウェイヴ/エレクトロニク・ポップと自称するライヴェイジ(と、読むのかな? www.ryvage.com )というユニットをやっているルクセンブルグ人のサミュエルが新たなマテリアルを送ってきた。
https://open.spotify.com/track/1iHxCVs17q60GzBEjbpyjN?si=dcpxW6SsT3yd5vtJIoIWUg
  以下のものは過去曲をリワークしたもの。
https://soundcloud.com/ryvage/heart-and-soul-ryvage-rework/s-JoCVW?in=ryvage/sets/taster/s-AnKjp
https://soundcloud.com/ryvage/another-day-another-time-ryvage-rework/s-N6YUJ
メドレーのサンプラー
https://soundcloud.com/ryvage/samplermix/s-FNEje?in=ryvage/sets/taster/s-AnKjp
 そして、直近のショウの模様を短くまとめたもの。
https://www.youtube.com/watch?v=Mr-kowgaFjU
 もし、よろしければ、チェックしていただきたい。

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