憂歌団。Schroeder-Headz
2014年6月1日 音楽 昨日に続き、まさに初夏という感じの、気持ちいい一日。野外会場公演日和じゃ。で、まず日比谷野音で、昨年からまた活動を再開している、ヴェテラン・グループの単独ライヴを見る。歌とギターの木村充揮、ギターの内田勘太郎(2002年12月15日、2009年10月12日)、ベースの花岡献治のオリジナル・メンバーに加え、ドラマーはRCサクセションで叩いていた新井田耕造が現メンバーとして加わっている。場内、満員。客の年齢層は高く、アーティストにかけられる声も頻繁。木村とお客のやりとりは、なかなか独特なものがあるナ。
滋味に富み、ときに起爆力もある、日本語のブルース+アルファ。非ブルース曲をやるときは、余裕とオトナな広がり、あり。結成は40年も前に遡るが、彼らならではの個性と訴求力を持つ、親しみやすくもオルタナティヴな、日本語による表現を作り上げていたのはすごすぎ。で、そうしたもとからある核に、その後の蓄積がいい塩梅で加わっていると思った。
▶過去の、内田(←でたばかりの一人ギター演奏のアルバム。気合いと味、たっぷり)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-12.htm
http://43142.diarynote.jp/200910141731349364/
この日は、もう一つライヴを見る。キーボード奏者の渡辺シュンスケ(2012年6月1日)のトリオ・ユニット、Schroeder-Headzの新作『Synesthesia』発売記念の単独ライヴで、会場は渋谷・www。昔からの顔ぶれというトリオ(ベースは須藤優。ドラムは鈴木浩之)で表現にあたり、パーカッション奏者(朝倉真司)が加わったときも。今回は電気キーボードとともに、グランド・ピアノも渡辺は演奏する。終盤、PCが壊れたアと彼が言っていたが(“どうしたんだヘイ・ヘイ・ベイビー”とRCサクセションの「雨上がりの夜空に」の一節を、アドリブで歌ったりも)この晩の演奏はライヴ・アルバム化する予定もあるようだ。
メロディアスさとひたひたしたと書きたくなる美意識と確かな見識から来るひねりや創意工夫が、今様音像/ビートと噛み合いながらあふれ出る。そう、書けそうなパフォーマンス。途中、土岐麻子が出て来て2曲歌う。彼女のこと、初めて見るんだなあ。けっこう、矢野顕子(2004年7月20日、2008年8月3日、2008年12月14日、2009年8月19日、2009年9月4日、2009年12月13日、2010年12月12日、2011年9月9日、2011年12月11日、2012年8月21日、2013年8月11日、2013年11月30日)を想起させる歌い方をするんだと、ぼくは思った。というのはともかく、過去にも共演経験を持つ両者の噛み合いは良好。しなやかさや鮮やかさや、洒脱がすうっと舞う。この夏にはジャズ・フェス(江戸川ジャズ・ナイト、8月23日)にも、両者連名で出演するという。背後ヴィジョンには、気の利いた映像(土井昌徳による)が流されていた。
▶過去の、渡辺
http://43142.diarynote.jp/?day=20120328
http://43142.diarynote.jp/?month=201206
▶過去の、矢野
http://43142.diarynote.jp/200407200015350000/
http://43142.diarynote.jp/200808090220110000/
http://43142.diarynote.jp/200812281440093394/
http://43142.diarynote.jp/200908221621447408/
http://43142.diarynote.jp/200909120647256771/
http://43142.diarynote.jp/201001051622194305/
http://43142.diarynote.jp/201012131714372906/
http://43142.diarynote.jp/201109151818437240/
http://43142.diarynote.jp/201112191449196187/
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130811
http://43142.diarynote.jp/201312051627467488/
<今日の、リンゴ>
日比谷野音に一番近い丸ノ内線の霞ヶ関駅の構内に、なんとリンゴの自動販売機があった。田園都市線渋谷駅にバナナ販売機があるのは知っていたが、リンゴ販売機もあったんだア。どういう人を顧客に設定してのものか。試しに買ってみたら、200円で、4切れ入っていている。リンゴは青森産。業者は神戸市、なり。
滋味に富み、ときに起爆力もある、日本語のブルース+アルファ。非ブルース曲をやるときは、余裕とオトナな広がり、あり。結成は40年も前に遡るが、彼らならではの個性と訴求力を持つ、親しみやすくもオルタナティヴな、日本語による表現を作り上げていたのはすごすぎ。で、そうしたもとからある核に、その後の蓄積がいい塩梅で加わっていると思った。
▶過去の、内田(←でたばかりの一人ギター演奏のアルバム。気合いと味、たっぷり)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-12.htm
http://43142.diarynote.jp/200910141731349364/
この日は、もう一つライヴを見る。キーボード奏者の渡辺シュンスケ(2012年6月1日)のトリオ・ユニット、Schroeder-Headzの新作『Synesthesia』発売記念の単独ライヴで、会場は渋谷・www。昔からの顔ぶれというトリオ(ベースは須藤優。ドラムは鈴木浩之)で表現にあたり、パーカッション奏者(朝倉真司)が加わったときも。今回は電気キーボードとともに、グランド・ピアノも渡辺は演奏する。終盤、PCが壊れたアと彼が言っていたが(“どうしたんだヘイ・ヘイ・ベイビー”とRCサクセションの「雨上がりの夜空に」の一節を、アドリブで歌ったりも)この晩の演奏はライヴ・アルバム化する予定もあるようだ。
メロディアスさとひたひたしたと書きたくなる美意識と確かな見識から来るひねりや創意工夫が、今様音像/ビートと噛み合いながらあふれ出る。そう、書けそうなパフォーマンス。途中、土岐麻子が出て来て2曲歌う。彼女のこと、初めて見るんだなあ。けっこう、矢野顕子(2004年7月20日、2008年8月3日、2008年12月14日、2009年8月19日、2009年9月4日、2009年12月13日、2010年12月12日、2011年9月9日、2011年12月11日、2012年8月21日、2013年8月11日、2013年11月30日)を想起させる歌い方をするんだと、ぼくは思った。というのはともかく、過去にも共演経験を持つ両者の噛み合いは良好。しなやかさや鮮やかさや、洒脱がすうっと舞う。この夏にはジャズ・フェス(江戸川ジャズ・ナイト、8月23日)にも、両者連名で出演するという。背後ヴィジョンには、気の利いた映像(土井昌徳による)が流されていた。
▶過去の、渡辺
http://43142.diarynote.jp/?day=20120328
http://43142.diarynote.jp/?month=201206
▶過去の、矢野
http://43142.diarynote.jp/200407200015350000/
http://43142.diarynote.jp/200808090220110000/
http://43142.diarynote.jp/200812281440093394/
http://43142.diarynote.jp/200908221621447408/
http://43142.diarynote.jp/200909120647256771/
http://43142.diarynote.jp/201001051622194305/
http://43142.diarynote.jp/201012131714372906/
http://43142.diarynote.jp/201109151818437240/
http://43142.diarynote.jp/201112191449196187/
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130811
http://43142.diarynote.jp/201312051627467488/
<今日の、リンゴ>
日比谷野音に一番近い丸ノ内線の霞ヶ関駅の構内に、なんとリンゴの自動販売機があった。田園都市線渋谷駅にバナナ販売機があるのは知っていたが、リンゴ販売機もあったんだア。どういう人を顧客に設定してのものか。試しに買ってみたら、200円で、4切れ入っていている。リンゴは青森産。業者は神戸市、なり。
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