ネイザン・イースト。マルコス・ヴァーリ&ステイシー・ケント
2014年4月22日 音楽 ロック、R&B、フュージョンとあらゆる米国メインストリーム音楽分野で、山ほどのアルバム録音/ツアーに参加している売れっ子セッション・ベーシストのネイザン・イースト(2011年9月27日)が、この3月にキャリア初となるリーダー作をリリース。そこにはこれまでの経験の豊富さを示唆するようにスティーヴィー・ワンダーからエリック・クラプトンまで本当に様々な人たちが関与し、オリジナルをはじめ、ロック(ヴァン・モリソンやスティーヴ・ウィンウッド曲も)やソウル、フュージョン(なんと、パット・メセニー曲。実は彼のグループに入りたいのだとか。あと、スティーリー・ダンとかU2なんかに入るのも、同様に夢だそう)などの有名曲を思慮深く取り上げて、高い技術とともに音楽愛のようなものが充満した好盤なのだが、それをフォロウするショーケース・ライヴが持たれた。青山・CAY。ちなみに、彼はすでに今年2度目の来日で今回はトト(2011年9月27日)のツアー、その前は2月のエリック・クラプトンだった。
ちょうど1時間のライヴを、日本在住の奏者たちと見せたのだが、このままブルーノート東京で公演を打っても大丈夫じゃないかと、思わせる。ケイリブ・ジェイムス率いるバンドに、ベースは日野賢二(2006年1月9日、2011年7月25日、2012年3月24日)が入り、ツイン・ベースにて。ギターはハンク西山で、ドラムはジェイ・スティックス。また、日本人3人のホーン・セクションも加わる。リハは1度しかやっていないそうだが、参加者たちがしっかり事前予習してくれていたのだそう。喋る声はなかなかに深い声の持ち主であるイーストはリード・ベースぽい音を繰り出すとともに、数曲でファルセット・ヴォーカルを披露。また、終盤はAI(2011年12月13日)、福原美穂、ジェイドらシンガー、さらにはトトの鍵盤奏者のデイヴィッド・ペイチや同行歌手のエイミー・キーズも加わる。また、そのリーダー作には小田和正から送られた曲もボーナス曲として収められていて、小田当人も会場にずっといた。おお、セレブというか、信頼されているのね。
▶過去の、トト
http://43142.diarynote.jp/201109300923303323/
▶過去の、日野
http://43142.diarynote.jp/?day=20060109
http://43142.diarynote.jp/201107310727152406/
http://43142.diarynote.jp/?day=20120324
▶過去の、AI
http://43142.diarynote.jp/201112201157058751/
その後は、近くのブルーノート東京へ。出し物はブラジル人洒脱(いい意味で、スーダラでもありますね)シンガー・ソングライターのマルコス・ヴァーリ(2002年11月7日、2003年10月24日、2008年4月28日、2010年5月25日)と、英国経由で人気を得た米国人ジャズ・シンガーであるステイシー・ケント(2012年3月12日)の双頭リーダーとなるショウ。実は両者はすでに連名のアルバムを出していて、それもまたライヴ盤。ながら、その滑らかで瀟洒さを持つ仕上がりは風雅と言いたくなるもので、これは行く前からかなり期待大の公演だった。
?な組み合わせと思う方もいるかもしれないが、前にケントのショウを見たとき、ぼくは以下のように記している。
<へえと思ったのは、「3月の雨」とか「イパネマの娘」とか、ブラジル曲をけっこう取り上げ、またボサノヴァ系リズムを採用する比率が高いこと。ガル・コスタ(2006年9月22日)で知られるカエターノ・ヴェローゾ曲「コラソン・ヴァガボンド」もボサノヴァ調で披露。ケントは、カエターノ・ヴェローゾ(2005年5月23日)は一番尊敬できる人みたいな発言もしていた。そういえば、ボサ調の曲をやる際、ケント(2曲)と旦那(1曲)はガット・ギターを弾いたりした。>
→→→そりゃ、一緒にやっても不思議はありませんね。そういえば、ケントはけっこうポル語もしゃべれるらしい。この晩は英語で歌う曲が多かったが。
ケントと鍵盤&歌(控え目)のヴァーリに加え、ケントのバンドのサックス奏者で彼女の旦那でもあるジム・トムリンソン、そしてルイス・ブラジル(2014年4月20日)ら5人の腕利きのブラジル人がサポート。ただし、管奏者は昨日までしか日本にいられなかったようで、この晩だけは日本在住のブラジル人奏者など別の管奏者が入ったようだ。
まずは、ヴァーリ・バンドで1曲演奏。かなりジャズっぽくも進められる今回のショウにおいて、ヴァーリはすべてグラウンド・ピアノを弾いた。ふふ。2曲目からケントと旦那も出て来て、優美に共演。ほう、こういう仕立てだとケントの歌声の綺麗さがよく出て、映える。ヴァーリは時にデュエット役をするがそのヘタウマ的ヴォーカルも不思議とあい、ペーソスをかもしだす。ゆったり、香り高く。ジャズとブラジル音楽要素の無理のない出会いを広げた、いい出し物だったんじゃないだろうか。
▶過去の、ヴァーリ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-11.htm 11月7日
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-10.htm 10 月24日
http://43142.diarynote.jp/200805031401060000/
http://43142.diarynote.jp/201006031537221581/
▶過去の、ケント
http://43142.diarynote.jp/201203131840477844/
<今日の、血液型>
たまに、いまだ血液型の話で盛り上がることがある。潤滑油となりえる、不思議な話題ではありますね。新聞夕刊の記事によれば、B型が多いのはアジアで、欧米は多くの人がAかOなのだという。また、Oは一番病気に強い血液型で、それゆえ環境がハードなアフリカはO型が多いそう。そして、ブラジルもほとんどO型なのだとか。今日の出演者もO型揃いだったのかなー。
ちょうど1時間のライヴを、日本在住の奏者たちと見せたのだが、このままブルーノート東京で公演を打っても大丈夫じゃないかと、思わせる。ケイリブ・ジェイムス率いるバンドに、ベースは日野賢二(2006年1月9日、2011年7月25日、2012年3月24日)が入り、ツイン・ベースにて。ギターはハンク西山で、ドラムはジェイ・スティックス。また、日本人3人のホーン・セクションも加わる。リハは1度しかやっていないそうだが、参加者たちがしっかり事前予習してくれていたのだそう。喋る声はなかなかに深い声の持ち主であるイーストはリード・ベースぽい音を繰り出すとともに、数曲でファルセット・ヴォーカルを披露。また、終盤はAI(2011年12月13日)、福原美穂、ジェイドらシンガー、さらにはトトの鍵盤奏者のデイヴィッド・ペイチや同行歌手のエイミー・キーズも加わる。また、そのリーダー作には小田和正から送られた曲もボーナス曲として収められていて、小田当人も会場にずっといた。おお、セレブというか、信頼されているのね。
▶過去の、トト
http://43142.diarynote.jp/201109300923303323/
▶過去の、日野
http://43142.diarynote.jp/?day=20060109
http://43142.diarynote.jp/201107310727152406/
http://43142.diarynote.jp/?day=20120324
▶過去の、AI
http://43142.diarynote.jp/201112201157058751/
その後は、近くのブルーノート東京へ。出し物はブラジル人洒脱(いい意味で、スーダラでもありますね)シンガー・ソングライターのマルコス・ヴァーリ(2002年11月7日、2003年10月24日、2008年4月28日、2010年5月25日)と、英国経由で人気を得た米国人ジャズ・シンガーであるステイシー・ケント(2012年3月12日)の双頭リーダーとなるショウ。実は両者はすでに連名のアルバムを出していて、それもまたライヴ盤。ながら、その滑らかで瀟洒さを持つ仕上がりは風雅と言いたくなるもので、これは行く前からかなり期待大の公演だった。
?な組み合わせと思う方もいるかもしれないが、前にケントのショウを見たとき、ぼくは以下のように記している。
<へえと思ったのは、「3月の雨」とか「イパネマの娘」とか、ブラジル曲をけっこう取り上げ、またボサノヴァ系リズムを採用する比率が高いこと。ガル・コスタ(2006年9月22日)で知られるカエターノ・ヴェローゾ曲「コラソン・ヴァガボンド」もボサノヴァ調で披露。ケントは、カエターノ・ヴェローゾ(2005年5月23日)は一番尊敬できる人みたいな発言もしていた。そういえば、ボサ調の曲をやる際、ケント(2曲)と旦那(1曲)はガット・ギターを弾いたりした。>
→→→そりゃ、一緒にやっても不思議はありませんね。そういえば、ケントはけっこうポル語もしゃべれるらしい。この晩は英語で歌う曲が多かったが。
ケントと鍵盤&歌(控え目)のヴァーリに加え、ケントのバンドのサックス奏者で彼女の旦那でもあるジム・トムリンソン、そしてルイス・ブラジル(2014年4月20日)ら5人の腕利きのブラジル人がサポート。ただし、管奏者は昨日までしか日本にいられなかったようで、この晩だけは日本在住のブラジル人奏者など別の管奏者が入ったようだ。
まずは、ヴァーリ・バンドで1曲演奏。かなりジャズっぽくも進められる今回のショウにおいて、ヴァーリはすべてグラウンド・ピアノを弾いた。ふふ。2曲目からケントと旦那も出て来て、優美に共演。ほう、こういう仕立てだとケントの歌声の綺麗さがよく出て、映える。ヴァーリは時にデュエット役をするがそのヘタウマ的ヴォーカルも不思議とあい、ペーソスをかもしだす。ゆったり、香り高く。ジャズとブラジル音楽要素の無理のない出会いを広げた、いい出し物だったんじゃないだろうか。
▶過去の、ヴァーリ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-11.htm 11月7日
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-10.htm 10 月24日
http://43142.diarynote.jp/200805031401060000/
http://43142.diarynote.jp/201006031537221581/
▶過去の、ケント
http://43142.diarynote.jp/201203131840477844/
<今日の、血液型>
たまに、いまだ血液型の話で盛り上がることがある。潤滑油となりえる、不思議な話題ではありますね。新聞夕刊の記事によれば、B型が多いのはアジアで、欧米は多くの人がAかOなのだという。また、Oは一番病気に強い血液型で、それゆえ環境がハードなアフリカはO型が多いそう。そして、ブラジルもほとんどO型なのだとか。今日の出演者もO型揃いだったのかなー。
コメント