ウィル・リー&ザ・フレンズ
2013年12月5日 音楽 今年20年ぶりのヴォーカル曲主体の新作『Love, Gratitude and Other Distractions』をリリースした、在NY の売れっ子セッション・ベーシスト(2008年12月7日、2009年8月19日、2012年8月21日、2012年11月26日)のリーダー公演だが、ステージに出て来た本人を見てあらら。もともとスリムな人だけど、より痩せた。腰回り、細っ。ちょい病気とか、思ってしまう感じもアリ。が、前と同様に動いているし、問題ないんだろうな。デイヴィッド・サンボーン(2012年3月3日、他)も1990年代のいつごろか病気をへて急に痩せたけど、その後もその細い体躯でフツーに創作/ライヴ活動を維持しているしな。
丸の内・コットンクラブ、ファースト・ショウ。リーにつく、ザ・フレンズと名付けられたバンドの面々は、ドラムのスティーヴ・ガッド(2004年1月27日、2006年11月20日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日)、ギターのチャック・ローブ(2004年1月27日、2012年11月26日)、いろんな楽器を担当するジュリオ・カルマッシ とキーボード奏者のオリ・ロックバーガー。前回のウィル・リー単独公演(2012年11月26日)とまったく同じ顔ぶれですね。
鍵盤、トランペット、テナー・サックス、ギターなどを曲趣に合わせて器用に持ちかえるカルマッシは相変わらずほうと思わせる。1981年イタリア生まれの彼はなんと、パット・メセニー(2013年5月21日、他)の新クインテットであるパット・メセニー・ユニティ・グループの一員に抜擢されてしまった。同グループはパット・メセニー・ユニティ・バンドの4人にカルマッシを加えた編成で、ザ・パット・メセニー・グループ的な広がりある楽曲を演奏するという主題を持つ。その新グループは来年2月にアルバムをリリースするとともに、半年にわたるツアーを行うことがすでに決定。日本公演はその終盤の秋となるようだ。もちろん、カルマッシもそれに同行する。
イナセなファンク・インストで始まったショウは新作の収録曲(チャップリンの「スマイル」のカヴァーも)はもちろん、前ソロ・アルバム収録曲や、彼の知名度を(特に日本で)広めた24丁目バンドの曲まで、いろいろとエンターテインメント性を全面に掲げつつ開示する。そして、受け手には、彼の山ほどの音楽活動の質や奥行きがなんとな〜く、でも確実に伝わるというわけ。
話はとぶが、12月中旬にプロモーション来日したパット・メセニーにカルマッシ参加の顛末を聞いたら、「ウィル・リーから、僕のグループに入るのが夢のイケてるイタリア人がいると言ってきたから」との返事。あなたは忙しいのに推薦を受けるとちゃんとミュージシャンをチェックするのかと問うと、「まあできるだけ広く門戸はあけたいとは思うけど、そこは(信頼できる)ウィル・リーからの話だったからさあ」。さすが、リーさん、同業者からの信任が厚いですね。彼の口利きレコーディング人事については、過去にはこんなこともありました。→http://43142.diarynote.jp/201009010955348098/。
ウィル・リーの原点にあるのは、ザ・ビートルズ。そういえば、24丁目バンドの同僚にして現在USポップ音楽界セレブのスティーヴ・ジョーダン(2005年11月13日、2006年11月20日、2006年12月22日、2010年10月26日)もザ・ビートルズ・クレイズで、かつて24丁目バンドで来るたびに、東京のビートルズ・ショップに行っているという話があった。ともあれ、リーは楽しみとしてザ・ビートルズ憧憬コピー・バンドであるザ・ファブ・フォウと名乗るバンドを嬉々として組んでいて(もともと彼が伴奏者関与していた、<ザ・デイヴィッド・レターマン・ショウ>派生のユニットかも知れない)、この秋には全米6カ所をツアーしたはずだし、次はそれで日本にやってこないかな〜。
▶過去の、ウィル・リー
http://43142.diarynote.jp/200812150312308154/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090819
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
▶過去の、ガッド
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
http://43142.diarynote.jp/200611221236140000/
http://43142.diarynote.jp/?page=26
http://43142.diarynote.jp/?day=20130903
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
▶過去の、ローブ
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
▶過去の、ジョーダン
http://43142.diarynote.jp/?day=20051113
http://43142.diarynote.jp/200611221236140000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20061222
http://43142.diarynote.jp/201010301012548114/
<今日の、今年最初>
その後、某雑誌社の忘年会に顔を出す。そして、そこで会った人たちを2軒つれまわす。どーも、すみません。
丸の内・コットンクラブ、ファースト・ショウ。リーにつく、ザ・フレンズと名付けられたバンドの面々は、ドラムのスティーヴ・ガッド(2004年1月27日、2006年11月20日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日)、ギターのチャック・ローブ(2004年1月27日、2012年11月26日)、いろんな楽器を担当するジュリオ・カルマッシ とキーボード奏者のオリ・ロックバーガー。前回のウィル・リー単独公演(2012年11月26日)とまったく同じ顔ぶれですね。
鍵盤、トランペット、テナー・サックス、ギターなどを曲趣に合わせて器用に持ちかえるカルマッシは相変わらずほうと思わせる。1981年イタリア生まれの彼はなんと、パット・メセニー(2013年5月21日、他)の新クインテットであるパット・メセニー・ユニティ・グループの一員に抜擢されてしまった。同グループはパット・メセニー・ユニティ・バンドの4人にカルマッシを加えた編成で、ザ・パット・メセニー・グループ的な広がりある楽曲を演奏するという主題を持つ。その新グループは来年2月にアルバムをリリースするとともに、半年にわたるツアーを行うことがすでに決定。日本公演はその終盤の秋となるようだ。もちろん、カルマッシもそれに同行する。
イナセなファンク・インストで始まったショウは新作の収録曲(チャップリンの「スマイル」のカヴァーも)はもちろん、前ソロ・アルバム収録曲や、彼の知名度を(特に日本で)広めた24丁目バンドの曲まで、いろいろとエンターテインメント性を全面に掲げつつ開示する。そして、受け手には、彼の山ほどの音楽活動の質や奥行きがなんとな〜く、でも確実に伝わるというわけ。
話はとぶが、12月中旬にプロモーション来日したパット・メセニーにカルマッシ参加の顛末を聞いたら、「ウィル・リーから、僕のグループに入るのが夢のイケてるイタリア人がいると言ってきたから」との返事。あなたは忙しいのに推薦を受けるとちゃんとミュージシャンをチェックするのかと問うと、「まあできるだけ広く門戸はあけたいとは思うけど、そこは(信頼できる)ウィル・リーからの話だったからさあ」。さすが、リーさん、同業者からの信任が厚いですね。彼の口利きレコーディング人事については、過去にはこんなこともありました。→http://43142.diarynote.jp/201009010955348098/。
ウィル・リーの原点にあるのは、ザ・ビートルズ。そういえば、24丁目バンドの同僚にして現在USポップ音楽界セレブのスティーヴ・ジョーダン(2005年11月13日、2006年11月20日、2006年12月22日、2010年10月26日)もザ・ビートルズ・クレイズで、かつて24丁目バンドで来るたびに、東京のビートルズ・ショップに行っているという話があった。ともあれ、リーは楽しみとしてザ・ビートルズ憧憬コピー・バンドであるザ・ファブ・フォウと名乗るバンドを嬉々として組んでいて(もともと彼が伴奏者関与していた、<ザ・デイヴィッド・レターマン・ショウ>派生のユニットかも知れない)、この秋には全米6カ所をツアーしたはずだし、次はそれで日本にやってこないかな〜。
▶過去の、ウィル・リー
http://43142.diarynote.jp/200812150312308154/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090819
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
▶過去の、ガッド
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
http://43142.diarynote.jp/200611221236140000/
http://43142.diarynote.jp/?page=26
http://43142.diarynote.jp/?day=20130903
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
▶過去の、ローブ
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
▶過去の、ジョーダン
http://43142.diarynote.jp/?day=20051113
http://43142.diarynote.jp/200611221236140000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20061222
http://43142.diarynote.jp/201010301012548114/
<今日の、今年最初>
その後、某雑誌社の忘年会に顔を出す。そして、そこで会った人たちを2軒つれまわす。どーも、すみません。
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