米国西海岸のロングビーチ発のラテン・ファンク・グループのウォー(2009年8月9日)のオリジナル・メンバーである、ベーシストのモリス・B.B.・ディッカーソンの訃報が届いている。

 享年71、自宅のあるロングビーチの病院で亡くなったという。彼は1979年までウォーに在籍したので、その黄金期にしっかりと関わったわけだ。しいて言うなら、ぼくは1971〜73年にリリースされた彼らのアルバム群が大好きだ。ディッカーソンは無骨さと弾力を兼ね備えた低音を担当するだけなく、「サン・オー・サン」や「ワールド・イズ・ザ・ゲットー」などで歌う主任シンガーの一人でもあった。楽曲作者にはメンバー全員の名前がクレジットされていましたね。1990年代は、他のウォーを脱退したメンバーたちとロウ・ライダー・バンドというグループ名のもと活動したこともあったという。とにかく、高校に入るころ、ぼくはEW&Fやクール&ザ・ギャングよりも(当時、その3グループが一つに括られ、日本では紹介されてもいた)彼らを気に入っていた。20歳ちょいにして名バンドの名奏者となった彼であるが、べースを手にしたのは12歳であったという。

 なお、彼の死亡記事にあたると、一つ興味深い記載にあたった(Guitar World Net)。エリック・バートンとの名義で「スピルト・ザ・ワイン」を1970年春ヒットさせたあと、ウォーは広くツアーに出て、その一環で9月18日にロンドンのロニースコッツでジミ・ヘンドリックス(1942年11月27日 〜1970年9月18日)とステージをシェアしたのだという。ヘンドリックスは彼らのセットに30分加わったという。それ、ヘンドリックス生前最後のライヴとして知らるそうな。

▶︎過去の、ロニー・ジョーダン/ウォー
http://43142.diarynote.jp/200711101235120000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090809
https://43142.diarynote.jp/201705161314529397/

 夕方、飛田給・味の素スタジアムにJリーグの東京FC vs.札幌コンサドーレの試合を見に行った。余裕のある、席チケット売りをしているな。声出し応援禁止になってからの試合をやっと見ることができた。な〜るほど、選手の声がよく聞こえる。もともとゴール裏のサポーター応援の声や太鼓がうるさくてかなわんと感じるぼくには、この様式のサッカー観戦は適じゃ。

 前半途中でホームの東京にレッド・カードが出る。だが、東京が先に点を取る。試合開始して、しばらくは札幌の試合になりそうという感じだったのになー。そして、後半にはペナルティ・エリアちょい外の攻防で、札幌のディフェンダーにイエローカードが出された。だが、すくに主審はVAR(Video Assistant Referee)判定を宣言して、映像を見直した後レッド・カードに変更、イーヴンの人数になった。現場での初VAR判定を体験する。確かに試合はざっくり止まるが、判定を待っている間、ドキドキ(ともちょっと違うのだが)できる。ドラマはある。後から、危うい判定を修正できるという意味では、ぼくは使ったほうがいいと思った。そのほうが、試合も荒れない。2点東京が先に点を取り、最後に札幌が1点返す。コロナ禍の試合になって、Jリーグは選手交代が3人から5人に変更されたが、これも一応賛成かな。どちらかというと、札幌に暖かい目をぼくは向けていたかも? FC東京の体制、劇的に変わらないかな。すみません、寒いためもあり、冷静に、偉そうに試合を見てました。

▶︎過去の、FC東京の試合
https://43142.diarynote.jp/200907181554404571/
https://43142.diarynote.jp/200909271552434083/
https://43142.diarynote.jp/201203260803216950/
https://43142.diarynote.jp/201404200755013398/

<今日の、震え候>
 先週末から、寒い。あったかくなったなー、そうだ髪の毛を切ろうと、髪をカットしたばかり(このところで、こんなに両耳が出ているのは珍しいか。金色もよりブライトだし、人と会ったときの反応が楽しい)。なので、余計に寒さを感じる。マフラー、手放せないよー。
 なのに、サッカーの夜の試合を見に行ってしまった。昨年夏からサッカーの試合に行きたいと思いつつ実現しておらず、今の大阪みたいになったら(東京都の人口比で考えるとその感染者数はすごい)外に出るのがはばかられる。これでゴールデン・ウィークのころには、どうなるのだろう。
 味の素スタジアムは陸上トラック付きの駄目スタジアムだし、ここ数年FC東京を応援したいという気持ちも減じている(監督の長谷川健太にも共感を抱きにくい)のにも関わらず東京の試合を見に行くのは、都下のスタジアムとはいえ望外に時間がかからないからだ。この日も18時すぎに家を出て、19時開始に間に合った。余裕はないけど。実はこの日曜に40年ぶりに西が丘サッカー場(味の素フィールド西が丘)に行き、JFLの試合(いわきFCを一度見てみたかった)を見に行こうとしていたのだが、ホームの東京武蔵野ユナイテッドFCの選手にコロナ感染者が出たために、中止になってしまった。どこか不完全燃焼な感じがあったとはいえ、前売りを買っていなかったら行っていなかったかな。
 で、やっぱり寒かった。後悔を覚えなかったと言えば、ウソになるか。だが、一方でスタジアム前に着いたときに安堵&高揚感を覚えたのも確かだった。
▶︎過去の、JFLの試合
https://43142.diarynote.jp/200406201212300000/

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