イエメン・ブルース(・デュオ)
2019年9月17日 音楽 イエメン・ブルースは、イスラエル人シンガーのラヴィッド・カハラーニが2010年に結成した多国籍ユニットだ。そのカラハーニは同国人気者のイダン・ライヒェル(2014年10月7日)のグループに在籍したこともあるそうで、イエメン・ブルースの日本盤も出た2015年作『インサニヤ ~人間性』(Inzima Publishing)はビル・ラズウェル(2004年9月5日、2005年7月30日、2005年8 月20日、2005年8月21日、2006年1月21日、2006年11月26日、2007年8月3日、2011年3月7日)がプロデュースしていた。2度目となる今回の来日は、電気ベース/ウード奏者のシャニア・ブルメンクランツを伴ってのもとなる。NY在住のブルメンクランツのお母さんはエジプト人だそう。代官山・晴れたら空に豆まいて。
1曲め、ゲンブリみたいな楽器を弾きながらカハラーニは歌い、ブルメンクランツはアンプリファイドしたウードを弾く。それ以降、カハラーニはスネアとタムと金物を並べたキットを叩きながら、歌う。自ら専門家じゃないと言っていたが、足を使わぬドラム的な演奏はパッションあり。一方、ブルメンクランツはファズ系エフェクトが効いたベースをぶりぶりギター風に弾いたり(その際は、ベース流儀の2フィンガーにて演奏)、ウードを手にしたり。何気にインスト部も長く、その場合、簡素ライトニング・ボルト(2009年11月15日)みたいな感じになるときもあった。
そして、肝心のカハラーニの歌だが、かなり訴求力あり。高めの声や裏声は存在感があり、かの地の風土を認識させよう。オルタナティヴな部分もあるが、ぼくが2人のパーフォーマンスに触れて感じたのは、トラッドを受け継いだ底力のようなもの。伝承曲を今様な楽器を用いふっきれてやっていると聞いても、ぼくは信じちゃうな。1時間50分ぐらいやった。日本人ベリー・ダンサーのミラも加わる局面もあったが、後から出てきたとき、彼女は衣装をかえ、髪に毛を新たに編んでいた。パフォーマンスを終えた際の、カハラーニの最後の言葉は、「飲もうぜ!」。
▶過去の、ビル・ラズウェル
http://43142.diarynote.jp/200409050916440000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20050730
http://43142.diarynote.jp/200508230544440000/
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20060121
http://43142.diarynote.jp/200611271213510000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20070803
http://43142.diarynote.jp/201103101345364557/
▶︎過去の、ザ・イダン・ライヒェル・プロジェクト
https://43142.diarynote.jp/201410141139176172/
▶︎過去の、ライトニング・ボルト
https://43142.diarynote.jp/200911161707238141/
<先日の、切手>
在米マリンバ奏者のミカ・ストルツマン(2014年10月17日)から2枚の新作CDが送られてきた。夫君のリチャード・ストルツマン(2014年10月17日)とバッハ、ラヴェル、ウィリアム・トーマス・マッキンリー、ジョン・ゾーン(1999年9月24日、2006年1月21日)、アストル・ピアソラ曲を瀟洒に演奏している『Palimpzsst』(Avie/東京エンプラス)。そして、スティーヴ・ガッド(2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2016年2月19日、2016年12月6日、2017年6月12日、2019年8月6日)の渾身の助力のもと続けられているミカのリーダー・グループであるミカリンバの『Tapereba』(Biground)の2作品。前者は2人のデュオ表現の集大成的な内容。また、ダンサブルなサウンドを標榜していた後者の新作はゆったり傾向で、かなり大人っぽい綾や襞を新たに獲得している。ガッドがオリジナルで叩いていたポール・サイモンの「恋人と別れる50の方法」はアメリカーナ的な仕上がりになった。で、その2枚のCDを包んだパッケージにはなんと、昨年USポストが発行したジョン・レノンの切手が貼ってある。その情報は得ていたが、これが現物か。うれしいっ。その切手の下に日本郵便の印刷切手が確認用に追加で貼られていたが、250円。欧州もそうだが、米国も郵便料は安価だなあ。
▶︎過去の、ミカ・ストルツマン
http://43142.diarynote.jp/201410220711345595/
https://43142.diarynote.jp/201706281510173316/
▶︎過去の、リチャード・ストルツマン
http://43142.diarynote.jp/201410220711345595/
https://43142.diarynote.jp/201706281510173316/
▶︎過去の、ジョン・ゾーン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/september1999live.htm
http://43142.diarynote.jp/200601271857530000/
▶過去の、スティーヴ・ガッド
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
http://43142.diarynote.jp/201012051903113851/
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
http://43142.diarynote.jp/201312171510083393/
http://43142.diarynote.jp/201410220711345595/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160219
http://43142.diarynote.jp/201612091513593556/
http://43142.diarynote.jp/201706130913351348/
https://43142.diarynote.jp/201908071557182844/
1曲め、ゲンブリみたいな楽器を弾きながらカハラーニは歌い、ブルメンクランツはアンプリファイドしたウードを弾く。それ以降、カハラーニはスネアとタムと金物を並べたキットを叩きながら、歌う。自ら専門家じゃないと言っていたが、足を使わぬドラム的な演奏はパッションあり。一方、ブルメンクランツはファズ系エフェクトが効いたベースをぶりぶりギター風に弾いたり(その際は、ベース流儀の2フィンガーにて演奏)、ウードを手にしたり。何気にインスト部も長く、その場合、簡素ライトニング・ボルト(2009年11月15日)みたいな感じになるときもあった。
そして、肝心のカハラーニの歌だが、かなり訴求力あり。高めの声や裏声は存在感があり、かの地の風土を認識させよう。オルタナティヴな部分もあるが、ぼくが2人のパーフォーマンスに触れて感じたのは、トラッドを受け継いだ底力のようなもの。伝承曲を今様な楽器を用いふっきれてやっていると聞いても、ぼくは信じちゃうな。1時間50分ぐらいやった。日本人ベリー・ダンサーのミラも加わる局面もあったが、後から出てきたとき、彼女は衣装をかえ、髪に毛を新たに編んでいた。パフォーマンスを終えた際の、カハラーニの最後の言葉は、「飲もうぜ!」。
▶過去の、ビル・ラズウェル
http://43142.diarynote.jp/200409050916440000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20050730
http://43142.diarynote.jp/200508230544440000/
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20060121
http://43142.diarynote.jp/200611271213510000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20070803
http://43142.diarynote.jp/201103101345364557/
▶︎過去の、ザ・イダン・ライヒェル・プロジェクト
https://43142.diarynote.jp/201410141139176172/
▶︎過去の、ライトニング・ボルト
https://43142.diarynote.jp/200911161707238141/
<先日の、切手>
在米マリンバ奏者のミカ・ストルツマン(2014年10月17日)から2枚の新作CDが送られてきた。夫君のリチャード・ストルツマン(2014年10月17日)とバッハ、ラヴェル、ウィリアム・トーマス・マッキンリー、ジョン・ゾーン(1999年9月24日、2006年1月21日)、アストル・ピアソラ曲を瀟洒に演奏している『Palimpzsst』(Avie/東京エンプラス)。そして、スティーヴ・ガッド(2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2016年2月19日、2016年12月6日、2017年6月12日、2019年8月6日)の渾身の助力のもと続けられているミカのリーダー・グループであるミカリンバの『Tapereba』(Biground)の2作品。前者は2人のデュオ表現の集大成的な内容。また、ダンサブルなサウンドを標榜していた後者の新作はゆったり傾向で、かなり大人っぽい綾や襞を新たに獲得している。ガッドがオリジナルで叩いていたポール・サイモンの「恋人と別れる50の方法」はアメリカーナ的な仕上がりになった。で、その2枚のCDを包んだパッケージにはなんと、昨年USポストが発行したジョン・レノンの切手が貼ってある。その情報は得ていたが、これが現物か。うれしいっ。その切手の下に日本郵便の印刷切手が確認用に追加で貼られていたが、250円。欧州もそうだが、米国も郵便料は安価だなあ。
▶︎過去の、ミカ・ストルツマン
http://43142.diarynote.jp/201410220711345595/
https://43142.diarynote.jp/201706281510173316/
▶︎過去の、リチャード・ストルツマン
http://43142.diarynote.jp/201410220711345595/
https://43142.diarynote.jp/201706281510173316/
▶︎過去の、ジョン・ゾーン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/september1999live.htm
http://43142.diarynote.jp/200601271857530000/
▶過去の、スティーヴ・ガッド
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
http://43142.diarynote.jp/201012051903113851/
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http://43142.diarynote.jp/201312171510083393/
http://43142.diarynote.jp/201410220711345595/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160219
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