Slow LIVE ’22 Spring in 日比谷野外大音楽堂
2022年3月5日 音楽 バンド編成でやる担い手のドラムレスのアコースティック・セットや、フォーキーな担い手が出演するゆったり系野外イヴェントと言っていいのかな。公演表題にあるように、会場は日比谷野音。出演者は5組、最初の登場者二人は20分、その後の出演者は40分という持ち時間が与えられている。
16時半に会場入りすると、しばらくして新進の碧海祐人が出てきて淡々とギターの弾き語りを3曲する。アルバムを聞くと聞きどころあるフォークトロニカな仕上がりで、今回一番見たいと感じた人だった。すんごく乱暴に書いちゃうと七尾旅人(2011年1月8日、2011年4月16日、2013年6月6日、2013年11月20日、2020年11月19日)以降のシンガー・ソングライターだなという感想を得るが、コード使いが巧み。歌声は高音でそこにファルセットをも用いる歌い方も個性ありか。いろんな含みを抱える人だが、MCはまっすぐ快活で好印象。3曲目となる最後の曲では、彼の前に登場したやはりもう一つを感じさせるシンガー・ソングライターの さらさ が出てきて歌う。彼女、ピンクの半袖の繋ぎをきていた。それを見て、震える厚着のぼく……。
▶︎過去の、七尾旅人
https://43142.diarynote.jp/201101111201402329/
https://43142.diarynote.jp/201104171543279700/
https://43142.diarynote.jp/201306111556299464/
https://43142.diarynote.jp/201311230757159421/
https://43142.diarynote.jp/202011201047548918/
次は、今月末にやはりここで単独ライヴをするという女男ユニットのGLIM SPANKY。初めて見るものの既視感を持つのは、かつてフジ・ロックのパンフレットに彼女たちの紹介を書いたことがあったからか。レトロ・ロック100%下敷きの日本語のロックを聞かせる。この日はメンバー二人に、サポートのハーモニーのヴォーカルもつけるキーボード奏者がつく。メンバーの亀本寛貴はエレクトリック・ギターとアコースティック・ギターを半々づつ演奏。前者では1曲(オープン・チューニングによる?)スライド・バーを用いる演奏もあった。かようにブルージーでもあった往年ロックの語彙を無防備と思えるほどにあっけらかんとサウンドに入れる二人だが、そこは妙に立った日本語のオリジナル曲があり、ちょいハスキーな歌質を持つ松尾レミのヴォーカルは存在感がめっぽうあった。
さらに、女男デュオのLOVE PSYCHEDELICO(2006年4月22日)の二人がサポートの奏者なしで、完全アコースティックでライヴを行う。すぐにカラっとした質感に、耳が向く。それは先のGLIM SPANKYが情念と言いたくような臭みを抱える曲をやっていたこととも関係あるか。余裕に満ちる。さすがに20年選手、二人の生ギター音の絡みも軽快でコンビネーションよし、ストレスなく接することができる。彼女たちは英語曲をやっているという認識があったが、ときどきちょい日本語もどきと聞こえる部分もあったりして。どうなんだろう。ボブ・ディランの1963年超有名曲「ブロウイン・イン・ザ・ウィンド」の素直なカヴァーも披露する。詩の内容はもう素晴らしいが、メロディについては個人的に魅力を覚えることが出来ない曲だな。昨年に小坂忠(2001年12月16日、2013年8月11日、2015年10月25日、2015年11月19日、2019年10月14日)とやったときがこの曲をやるきっかけになったと、説明していた。
▶︎過去の、LOVE PSYCHEDELICO
https://43142.diarynote.jp/200604251252010000/
▶過去の、小坂忠
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-12.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20130811
http://43142.diarynote.jp/201510290731105395/
https://43142.diarynote.jp/201511200934467321/
https://43142.diarynote.jp/201910150806553324/
<今日の、サタデイ・イン・ザ・パーク>
朝7時から午後2時半にかけて、6時間強は真剣に机に向かい、のべ6000字ほど打つ。ふう。画面の文字が霞んできたし、もう生理的にふらふら。妙な達成感とともに、日比谷野音に向かう。本当にしばらくぶり。そこに家から向かうのは表参道で千代田線に乗り換えるのが吉というのは覚えていたものの、何駅で降りればいいのか忘れていて慌てる。会場は木の広めの椅子ベンチになっていて(前もそう?)、またトイレが綺麗になっていて、やたら照明が明るい。本日は、おそらく今年一番気温の高い日か。主催者側、胸をなでおろしたのではないか。僕が会場入りした際はまだ違和感なく明るく、18時になっても現在は真っ暗にはならないことを認知する。月は細めの、シャープな三日月だった。この日は多少風のある日で、一時期風が舞い、周辺の木々がざわざわと大きく揺らいたときがあった。そして、GLIM SPANKYあたりから、寒さを覚える。まず腰の辺に感じ、徐々に上半身全体に寒さが広がる。お酒飲んでも和らがないよー。なぜ16時開演ではなく、13時とか14時開演とかにしなかったのだろう。この時期、まだ夕方以降の野外は、少なくてもぼくにとっては厳しい。そして、LOVE PSYCHEDELICOのあとにもう1組出ることになっていたが、彼女たちの終盤で申し訳ないが会場を後にする。風邪をひきたくねえ、根性なしのぼくにとってはギリの頃合いだった。帰りの最寄りの霞ヶ関駅で電車を待っていると、逆側に北千住行きのロマンスカーが止まる。おお。それなりに人が降りたな。ここから、他の地下鉄線に乗り換える人たちなんだろうか。箱根は行楽客でそれなりの人出であったのかなあ。そういえば、ここ1週間で海外に出かけている知人が少なくても3人いる。そろそろそっちのほう、いいほうに向かっているのだろうか。
16時半に会場入りすると、しばらくして新進の碧海祐人が出てきて淡々とギターの弾き語りを3曲する。アルバムを聞くと聞きどころあるフォークトロニカな仕上がりで、今回一番見たいと感じた人だった。すんごく乱暴に書いちゃうと七尾旅人(2011年1月8日、2011年4月16日、2013年6月6日、2013年11月20日、2020年11月19日)以降のシンガー・ソングライターだなという感想を得るが、コード使いが巧み。歌声は高音でそこにファルセットをも用いる歌い方も個性ありか。いろんな含みを抱える人だが、MCはまっすぐ快活で好印象。3曲目となる最後の曲では、彼の前に登場したやはりもう一つを感じさせるシンガー・ソングライターの さらさ が出てきて歌う。彼女、ピンクの半袖の繋ぎをきていた。それを見て、震える厚着のぼく……。
▶︎過去の、七尾旅人
https://43142.diarynote.jp/201101111201402329/
https://43142.diarynote.jp/201104171543279700/
https://43142.diarynote.jp/201306111556299464/
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次は、今月末にやはりここで単独ライヴをするという女男ユニットのGLIM SPANKY。初めて見るものの既視感を持つのは、かつてフジ・ロックのパンフレットに彼女たちの紹介を書いたことがあったからか。レトロ・ロック100%下敷きの日本語のロックを聞かせる。この日はメンバー二人に、サポートのハーモニーのヴォーカルもつけるキーボード奏者がつく。メンバーの亀本寛貴はエレクトリック・ギターとアコースティック・ギターを半々づつ演奏。前者では1曲(オープン・チューニングによる?)スライド・バーを用いる演奏もあった。かようにブルージーでもあった往年ロックの語彙を無防備と思えるほどにあっけらかんとサウンドに入れる二人だが、そこは妙に立った日本語のオリジナル曲があり、ちょいハスキーな歌質を持つ松尾レミのヴォーカルは存在感がめっぽうあった。
さらに、女男デュオのLOVE PSYCHEDELICO(2006年4月22日)の二人がサポートの奏者なしで、完全アコースティックでライヴを行う。すぐにカラっとした質感に、耳が向く。それは先のGLIM SPANKYが情念と言いたくような臭みを抱える曲をやっていたこととも関係あるか。余裕に満ちる。さすがに20年選手、二人の生ギター音の絡みも軽快でコンビネーションよし、ストレスなく接することができる。彼女たちは英語曲をやっているという認識があったが、ときどきちょい日本語もどきと聞こえる部分もあったりして。どうなんだろう。ボブ・ディランの1963年超有名曲「ブロウイン・イン・ザ・ウィンド」の素直なカヴァーも披露する。詩の内容はもう素晴らしいが、メロディについては個人的に魅力を覚えることが出来ない曲だな。昨年に小坂忠(2001年12月16日、2013年8月11日、2015年10月25日、2015年11月19日、2019年10月14日)とやったときがこの曲をやるきっかけになったと、説明していた。
▶︎過去の、LOVE PSYCHEDELICO
https://43142.diarynote.jp/200604251252010000/
▶過去の、小坂忠
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-12.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20130811
http://43142.diarynote.jp/201510290731105395/
https://43142.diarynote.jp/201511200934467321/
https://43142.diarynote.jp/201910150806553324/
<今日の、サタデイ・イン・ザ・パーク>
朝7時から午後2時半にかけて、6時間強は真剣に机に向かい、のべ6000字ほど打つ。ふう。画面の文字が霞んできたし、もう生理的にふらふら。妙な達成感とともに、日比谷野音に向かう。本当にしばらくぶり。そこに家から向かうのは表参道で千代田線に乗り換えるのが吉というのは覚えていたものの、何駅で降りればいいのか忘れていて慌てる。会場は木の広めの椅子ベンチになっていて(前もそう?)、またトイレが綺麗になっていて、やたら照明が明るい。本日は、おそらく今年一番気温の高い日か。主催者側、胸をなでおろしたのではないか。僕が会場入りした際はまだ違和感なく明るく、18時になっても現在は真っ暗にはならないことを認知する。月は細めの、シャープな三日月だった。この日は多少風のある日で、一時期風が舞い、周辺の木々がざわざわと大きく揺らいたときがあった。そして、GLIM SPANKYあたりから、寒さを覚える。まず腰の辺に感じ、徐々に上半身全体に寒さが広がる。お酒飲んでも和らがないよー。なぜ16時開演ではなく、13時とか14時開演とかにしなかったのだろう。この時期、まだ夕方以降の野外は、少なくてもぼくにとっては厳しい。そして、LOVE PSYCHEDELICOのあとにもう1組出ることになっていたが、彼女たちの終盤で申し訳ないが会場を後にする。風邪をひきたくねえ、根性なしのぼくにとってはギリの頃合いだった。帰りの最寄りの霞ヶ関駅で電車を待っていると、逆側に北千住行きのロマンスカーが止まる。おお。それなりに人が降りたな。ここから、他の地下鉄線に乗り換える人たちなんだろうか。箱根は行楽客でそれなりの人出であったのかなあ。そういえば、ここ1週間で海外に出かけている知人が少なくても3人いる。そろそろそっちのほう、いいほうに向かっているのだろうか。
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