青山・月見ル君想フの名物企画、パラシュート・セッションがついに100回目になるんだそう。客席フロアに出演者2組が向かい合うように位置し、交互に曲を繰り出しあう。そして記念すべき今回の出演者は、その8年前となる1回目の組み合わせで行われた。このアイデアを出したF.I.B JOURNAL(2009年10月18日、2014年7月23日、2020年11月1日)と、活動休止中のZA FEEDO。ZA FEEDOは、今回だけのためにわざわざ再結成されたという。
F.I.B JOURNALは語り調肉声とときにギターの山崎円城、ドラマーの沼直也(2000年9月14日、2001年2月15日,2003年3月6日、2009年10月18日、2011年6月5日、2014年7月23日、2020年11月1日)の二人の単位に、ダブル・ベースのLittle Woody(2020年11月1日)が加わる。彼はF.I.B JOURNALのヴォルアル面にも貢献しているようだ。
一方、シンガー(少し小鍵盤や声質をいじるコントローラーも扱う)の沖メイ(2020年1月19日)とドラマーの松下マサナオ(2013年8月22日、2017年6月21日、2017年7月8日、2020年1月19日)らが組んでいたZA FEEDOは、ベース/鍵盤ベースの中西道彦(2020年1月19日)とギターの齋藤拓郎(2020年1月19日)、さらにキーボードの和久井沙良(2021年4月25日、2021年9月23日)とギターの小金丸慧(2015年7月12日)も加わる。
客は客席フロアの後方とステージ上に位置し、曲が交換しあう様を身近に触れることが可能。けっこう切れ目なく曲は交換される。そうかと発見したのは、円城は曲によってはサンプリング音みたいなの(たとえば、トランペット音)を効果的にインサートするのだが、それはサンプラーを介してではなく、モノラルのテープ・レコーダー(に見えた)を用いて入れていた。それ、側で見ていて分かった。最もシンプルなメロトロン的なもの? 彼は10種類ほど異なる音の入ってるだろうカセット・テープを横に置き、選んでテレコに入れていた。また、彼の歌は英語と日本語の両方を用いるポエトリー・リーディング的とも言えるものだが、横にはボブ・ディラン詩集も置いてあった。御大の歌詞を語る場合もあるのだろうか。
広がりと今っぽさを持つヴォーカルものを披露するZA FEEDOはちゃんとリハをしてきているな。うち1曲は、アース・ウィンド&ファイア(2006年1月19日、2012年5月17 日)の「セプテンバー」のカヴァーを披露。テンポ変換に凝った、らしいヴァージョンになっていた。ほんと、ワクワクできるいい曲ね。100回お祝いのキブンも、それで出したか。かつてインディ・ロック好きの米国人に、「セプテンバー」は「アメリカ人がハレを感じる最たる曲だ」と言われたことがある。なるほど、確かに映画やTVでも華やかさを出すときけっこう使われているはずだ。
一方の、F.I.B JOURNALは渋く、ジャジーかつ少しグルーヴィに。ビートニクに対する共感もあるかと、今回初めて気づいた。とかなんとか、わきあいあいに進みつつ、両者の美点も浮き彫りとなる曲と気持ちのやりとり……。とにかく、ミュージシャン/観客の位置どり、曲を繰り出す機微など、通常の公演とは異なる感興を受けるのは間違いない。あと、ハコが普通に音楽を提供していてもつまらないと、独自企画を楽しんで提供して感じもいい。アンコールは、両者一緒のセッション曲だった。
▶過去の、F.I.B JOURNAL/山崎円城
http://43142.diarynote.jp/200910201116264673/
https://43142.diarynote.jp/201407261219061857/
https://43142.diarynote.jp/202011021241074509/
▶過去の、沼直也
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-9.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-2.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm phat
http://43142.diarynote.jp/200910201116264673/
https://43142.diarynote.jp/201106131248013805/
https://43142.diarynote.jp/201407261219061857/
https://43142.diarynote.jp/202011021241074509/
▶︎過去の、Little Woody
https://43142.diarynote.jp/202011021241074509/
▶︎過去の、沖メイ
https://43142.diarynote.jp/202001201340286359/
▶︎過去の、松下マサナオ/Yasei Collective
http://43142.diarynote.jp/201308251333326263/
https://43142.diarynote.jp/?day=20170621
https://43142.diarynote.jp/?day=20170708
https://43142.diarynote.jp/202001201340286359/
https://43142.diarynote.jp/202104270842552952/
▶︎過去の、中西道彦
https://43142.diarynote.jp/202001201340286359/
▶︎過去の、齋藤拓郎
https://43142.diarynote.jp/202001201340286359/
▶︎過去の、和久井沙良
https://43142.diarynote.jp/202104270842552952/
https://43142.diarynote.jp/202109241712255724/
▶︎過去の、小金丸慧
https://43142.diarynote.jp/201507190815468497/
▶過去の、E.W.&.F.関連
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-10.htm フィリップ・ベイリー
http://43142.diarynote.jp/200601271855390000/ E.W.&.F.
http://43142.diarynote.jp/200803051002560000/ モーリス・プレジャー
http://43142.diarynote.jp/200804030045430000/ アル・マッケイ
http://43142.diarynote.jp/200910021138591223/ ラリー・ダン シェルドン・レイノルズ
http://43142.diarynote.jp/201011140051119042/ フィリップ・ベイリー モーリス・プレジャー
http://43142.diarynote.jp/201109171048385669/ アル・マッケイ
http://43142.diarynote.jp/201207031311348277/ モーリス・プレジャー
http://43142.diarynote.jp/201209191235365909/ アル・マッケイ
http://43142.diarynote.jp/201301051329276221/ アル・マッケイ
http://43142.diarynote.jp/201205301252113538/ E.W.&F.
http://43142.diarynote.jp/201412011305372891/ アル・マッケイ
https://43142.diarynote.jp/201602290953239524/ アル・マッケイ
<今日の、パラシュート>
けっこう大きなパラシュートが天井にかけられ、会場を上方から覆う。セットするの、大変だろうなあと思わずにはいられない。まずこのパラーシュトは何か美術的効果の材料になるかもしれないと預かっていんだそう。そして、この生演奏のバック・トゥ・バックをやるという企画を始める際に、“パラシュート・セッション”と名付け、ディスプレイするようにしたのだとか。へえ。実はパラシュートを天井につけると、吸音材的な役割をはたして場内音が少し良くなるそうだ。同企画は、もちろん今後も続く。11月中に、103回までブッキングされている。
F.I.B JOURNALは語り調肉声とときにギターの山崎円城、ドラマーの沼直也(2000年9月14日、2001年2月15日,2003年3月6日、2009年10月18日、2011年6月5日、2014年7月23日、2020年11月1日)の二人の単位に、ダブル・ベースのLittle Woody(2020年11月1日)が加わる。彼はF.I.B JOURNALのヴォルアル面にも貢献しているようだ。
一方、シンガー(少し小鍵盤や声質をいじるコントローラーも扱う)の沖メイ(2020年1月19日)とドラマーの松下マサナオ(2013年8月22日、2017年6月21日、2017年7月8日、2020年1月19日)らが組んでいたZA FEEDOは、ベース/鍵盤ベースの中西道彦(2020年1月19日)とギターの齋藤拓郎(2020年1月19日)、さらにキーボードの和久井沙良(2021年4月25日、2021年9月23日)とギターの小金丸慧(2015年7月12日)も加わる。
客は客席フロアの後方とステージ上に位置し、曲が交換しあう様を身近に触れることが可能。けっこう切れ目なく曲は交換される。そうかと発見したのは、円城は曲によってはサンプリング音みたいなの(たとえば、トランペット音)を効果的にインサートするのだが、それはサンプラーを介してではなく、モノラルのテープ・レコーダー(に見えた)を用いて入れていた。それ、側で見ていて分かった。最もシンプルなメロトロン的なもの? 彼は10種類ほど異なる音の入ってるだろうカセット・テープを横に置き、選んでテレコに入れていた。また、彼の歌は英語と日本語の両方を用いるポエトリー・リーディング的とも言えるものだが、横にはボブ・ディラン詩集も置いてあった。御大の歌詞を語る場合もあるのだろうか。
広がりと今っぽさを持つヴォーカルものを披露するZA FEEDOはちゃんとリハをしてきているな。うち1曲は、アース・ウィンド&ファイア(2006年1月19日、2012年5月17 日)の「セプテンバー」のカヴァーを披露。テンポ変換に凝った、らしいヴァージョンになっていた。ほんと、ワクワクできるいい曲ね。100回お祝いのキブンも、それで出したか。かつてインディ・ロック好きの米国人に、「セプテンバー」は「アメリカ人がハレを感じる最たる曲だ」と言われたことがある。なるほど、確かに映画やTVでも華やかさを出すときけっこう使われているはずだ。
一方の、F.I.B JOURNALは渋く、ジャジーかつ少しグルーヴィに。ビートニクに対する共感もあるかと、今回初めて気づいた。とかなんとか、わきあいあいに進みつつ、両者の美点も浮き彫りとなる曲と気持ちのやりとり……。とにかく、ミュージシャン/観客の位置どり、曲を繰り出す機微など、通常の公演とは異なる感興を受けるのは間違いない。あと、ハコが普通に音楽を提供していてもつまらないと、独自企画を楽しんで提供して感じもいい。アンコールは、両者一緒のセッション曲だった。
▶過去の、F.I.B JOURNAL/山崎円城
http://43142.diarynote.jp/200910201116264673/
https://43142.diarynote.jp/201407261219061857/
https://43142.diarynote.jp/202011021241074509/
▶過去の、沼直也
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-9.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-2.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm phat
http://43142.diarynote.jp/200910201116264673/
https://43142.diarynote.jp/201106131248013805/
https://43142.diarynote.jp/201407261219061857/
https://43142.diarynote.jp/202011021241074509/
▶︎過去の、Little Woody
https://43142.diarynote.jp/202011021241074509/
▶︎過去の、沖メイ
https://43142.diarynote.jp/202001201340286359/
▶︎過去の、松下マサナオ/Yasei Collective
http://43142.diarynote.jp/201308251333326263/
https://43142.diarynote.jp/?day=20170621
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https://43142.diarynote.jp/202001201340286359/
https://43142.diarynote.jp/202104270842552952/
▶︎過去の、中西道彦
https://43142.diarynote.jp/202001201340286359/
▶︎過去の、齋藤拓郎
https://43142.diarynote.jp/202001201340286359/
▶︎過去の、和久井沙良
https://43142.diarynote.jp/202104270842552952/
https://43142.diarynote.jp/202109241712255724/
▶︎過去の、小金丸慧
https://43142.diarynote.jp/201507190815468497/
▶過去の、E.W.&.F.関連
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-10.htm フィリップ・ベイリー
http://43142.diarynote.jp/200601271855390000/ E.W.&.F.
http://43142.diarynote.jp/200803051002560000/ モーリス・プレジャー
http://43142.diarynote.jp/200804030045430000/ アル・マッケイ
http://43142.diarynote.jp/200910021138591223/ ラリー・ダン シェルドン・レイノルズ
http://43142.diarynote.jp/201011140051119042/ フィリップ・ベイリー モーリス・プレジャー
http://43142.diarynote.jp/201109171048385669/ アル・マッケイ
http://43142.diarynote.jp/201207031311348277/ モーリス・プレジャー
http://43142.diarynote.jp/201209191235365909/ アル・マッケイ
http://43142.diarynote.jp/201301051329276221/ アル・マッケイ
http://43142.diarynote.jp/201205301252113538/ E.W.&F.
http://43142.diarynote.jp/201412011305372891/ アル・マッケイ
https://43142.diarynote.jp/201602290953239524/ アル・マッケイ
<今日の、パラシュート>
けっこう大きなパラシュートが天井にかけられ、会場を上方から覆う。セットするの、大変だろうなあと思わずにはいられない。まずこのパラーシュトは何か美術的効果の材料になるかもしれないと預かっていんだそう。そして、この生演奏のバック・トゥ・バックをやるという企画を始める際に、“パラシュート・セッション”と名付け、ディスプレイするようにしたのだとか。へえ。実はパラシュートを天井につけると、吸音材的な役割をはたして場内音が少し良くなるそうだ。同企画は、もちろん今後も続く。11月中に、103回までブッキングされている。
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