ファンク・バンド、ザ・ギャップ・バンドの長男であったロニー・ウィルソンが生まれた地であるオクラホマ州タルサで亡くなった。死因は脳卒中であるようだ。タルサをべースに天下を取ったリオン・ラッセル(2005年11月24日)/デニー・コーデルのロック系レーベルであるシェルター・レコードから、1974年にデビュー。そこには、ジェイミー・オールデイカーも1曲参加していた。後にソロとして存在感を放った弟である1953年生まれのチャーリー・ウィルソン(2007年4月24日)と弦楽器系を主に担当したロバート・ウィルソン(1956年〜2010年) の3兄弟でザ・ギャップ・バンドを結成、ロニー・ウィルソンはトランペット、キーボード、作曲、副ヴォーカルなど担当した。その兄弟主体バンドはLAに向かった1970代後期以降、ロニー・シモンズ(1944〜2019年)と知り合いマーキュリーやシモンズが起こしたザ・トータル・エキスペリエンスなどからアルバム群をリリースし、大衆的な人気を得た。

▶︎過去の、チャーリー・ウィルソン
https://43142.diarynote.jp/200704251228250000/
▶過去の、リオン・ラッセル
http://43142.diarynote.jp/200511281322500000/

 祭日。渋谷・公園通りクラシックスで、スガダイロー(2009年1月8日、2009年7月3日、2013年2月19日、2016年2月28日、2016年7月16日、2017年4月11日、2017年7月8日、2019年5月30日、2019年6月14日、2019年7月8日、2019年12月14日、2021年4月6日)と魚返明未(2021年6月24日、2021年8月12日)のピアノ・デュオによるマチネー公演を見る。女性客多いな。

 お二人、うれしそうに顔を見合わせてやっていた。1部のオープナーはスタンダードの「ムーン・リヴァー」。両者はそのムードに満ちた曲を相乗のもと、もう一つのところに持っていく。というように、基本元に楽曲を置いたものも多かったようが、インタープレイ、インプロヴィゼーションがしめる部分は多い。スガにつられて、魚坂も鮮やかに引っ掻き回し奏法も見せる。

 2部の1曲目はたぶんフリー・インプロで始まり、ひとしきりやんちゃしたあと静かなパートになったのだが、そこでスガは「ブルー・モンク」をゆったり弾き出す。その際、そのリフに安易に乗っかることを良しとしない、魚坂の閃きと瞬発力に満ちた音の入れ方にはしびれる。やはり、秀でた弾き手だな。そのセットの最後は、ラヴェルの有名曲「ボレロ」。これは主催者が提案したよう。改めて、繰り返し様式のもと得難いムードや感興に富む、不思議なクラシック曲だと思った。スガは2週間後に、2ピアノ、2ドラム、2ベース、2ギター、2サックス、2ダンサーによる公演を、対バン林正樹(2013年9月6日、2015年9月27日、2015年12月17日、2016年7月16日、2018年5月13日 、2019年1月7日、2019年10月6日、2019年11月19日、2019年11月21日、2019年12月18日、2020年8月28日、2020年10月29日、2020年11月14日、2021年4月19日、2021年9月26日)のラージ・アンサブルで目黒パーシモンホールを場とし行う。

▶過去の、スガダイロー
http://43142.diarynote.jp/200901091437341082/
http://43142.diarynote.jp/200907131158382767/
http://43142.diarynote.jp/201302201720351212/
http://43142.diarynote.jp/201603011023174338/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160716
http://43142.diarynote.jp/201704131639031673/
https://43142.diarynote.jp/201707101243147840/
https://43142.diarynote.jp/201905310800294940/
https://43142.diarynote.jp/201906151238565701/ 取材
https://43142.diarynote.jp/201907091307078386/
https://43142.diarynote.jp/201912161052582124/
https://43142.diarynote.jp/202109241712255724/
▶︎過去の、魚返明未
https://43142.diarynote.jp/202106251409441425/
https://43142.diarynote.jp/202108131719111936/
▶過去の、林正樹
http://43142.diarynote.jp/201309121810294280/
http://43142.diarynote.jp/201510021129591335/
http://43142.diarynote.jp/201512271306411506
http://43142.diarynote.jp/201607191312426603/
https://43142.diarynote.jp/201805150750157494/
https://43142.diarynote.jp/201901090933013218/
https://43142.diarynote.jp/201910070759405954/
https://43142.diarynote.jp/201911201705565775/
https://43142.diarynote.jp/201911230723444744/
https://43142.diarynote.jp/201912191314476679/
https://43142.diarynote.jp/202008290914077509/
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https://43142.diarynote.jp/202011150954203089/
https://43142.diarynote.jp/202104211350032210/
https://43142.diarynote.jp/202109271035415011/

<今日は、天気が良かった>
 やばい。歩くとすぐに息が上がる。もう、これは根性なし、とかいう問題ではないような。すっかり秋だなという感じで厚着をして出かける日もあったが、今日は晴天で暖かい。だが、日中は日差しが室内に注ぐようにもなり、逆に冬場になってきているなと気づかされたりもする。ともあれ、円満な天候のためか(?)、呑気にマスクをせずに出かけちゃい慌てる。今日から4日間、ライヴ行きをする予定。かつてだったらまったくもって普通のことだったが、なんとなーくどこか構えるぼくがいる。えーん、しょうがねえやと知人を呼び飲む。飲めば海路の日和あり。という、主義は変わりがないようで。体力の衰えと繋がるように、お酒は弱くなっているか。

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