ファンク・シティ、オハイオ州デイトン出身のキーボード奏者/ソングライター/アレンジャー/プロデューサーで、何よりソーラー・レコードで腕をふるったウィリアム・シェルビーがお亡くなりになった。突然死であったという。ザ・ウィスパース(1999年5月20日、2005年12月21日)やダイナスティ(こちらは、メンバーであった)などソーラー・レコードの表現に1970年代後半から1980年代にかけて尽力、またシャラマーやアトランティック・スター(2006年4月25日)の楽曲作りにも関わっていた。そして、兄がメンバーであったこともありデイトン拠点のレイクサイド(2007年5月16日、2011年1月31日 )のメンバーとなり、来日もしていた。

▶︎過去の、ウィリアム・シェルビー/レイクサイド
https://43142.diarynote.jp/200705181813330000/
https://43142.diarynote.jp/201102091716363238/
▶︎過去の、アトランティック・スター
https://43142.diarynote.jp/200604262332490000/

 サンテーリアを根っこに置いたりもする、プログレッシヴ・アフロ・キューバン表現を鮮やかに創出するアフロ・アーバニティ(2021年2月11日)のライヴを、DDD 青山クロスシアターで見る。キーボードで音楽監督の阿部道子、ヴォーカルの奈奈カンタリーナ、キーボードの 津垣博通、エレクトリック・ベースの小泉哲夫(ちょい見た目がいい感じのそれを弾いていた)、ドラムの加納樹麻、ティンバレスの吉羽一星、バタとコンガの関弘太。そして、ゲストのトランペットの松木理三郎、テナー・サックスとフルートの石井裕太、トロンボーンの石川智久。その面々は前回の公演とまったく同じ顔ぶれなり。

 客席フロアにメンバー向かい合うように円形で位置し、その中には二人のカメラ担当者がいる。そして、その周りを観客を囲むという体裁がとられる。次回のライヴは12月14日に青山・月見ル君想フだそうだが、あそこだったら今回と同じ設定を取ることができるナ。って、どうするかは知らないけど。

 とにかく、前回の実演を見て絶賛しているが、やはり高揚し、堪能。前回より3人の管奏者たち、アンサンブルだけでなくソロのパートが増えていたと指摘でいるはず。そのぶん(?)、ヴォーカル・パートが少し減ったような感じがあったのは少し残念。しかし、管の3人はみんな確かなソロを取るな。トランペッターの松木はエフェクターをつないだ電波系音色でソロを取ることもしたがそれはエフェクター選びを含め、阿部の指示であったよう。みんな楽しんで、我々の躍動表現を作るのダという気持ちが出ていてよろしい。今、仕事が詰まっていて、少し青息吐息なので救われた。休憩時や終演後に流されていた、関のキューバ録音のCD群の鼓動の様がまたいい感じだった。

▶︎過去の、アフロ・アーバニティ
https://43142.diarynote.jp/202102130031572793/

<今日も、いろいろ>
 終演後、ハロウィンの渋谷を少しパトロール。したんだが、ぼくが想像していた以上に結構な人出であり、あ〜こりゃこりゃと退散する。日曜なので、知っているお店もやってないしね。でも、今あららというほど感染者数が減っているし、若い人が何かにかこつけて発散したくなるのはよく分かる。ほんと、気の毒。コロナ禍になって諦めとともに感じているのは、枯れを自覚するじじいで良かったということだ。例により事前投票にしているが、今日は選挙日〜なぜ、マーク・シート方式にならないのだろう?〜。夜が更けると絶望することが分かって分かってはいたものの、政権党よりも危ういところがあるかもと思える党が支持を拡大したことについては……。ユーチューブを見たら、そこのホクロが目立つ人の顔アップの党宣伝映像が出てきて気色悪すぎて当面ユーチューブを見るのを封印したぼく、、、、。もともとそんなに見る方ではないけど、昔より広告が入る頻度が高くなっていないか?

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