カーティス・フラー(1934年12月15日〜2021年5月8日)
2021年5月10日 音楽 デュボアというミドル・ネームを持ち、両親はジャマイカ系。ミシガン州デトロイト生まれ、孤児院で育ったという。軍隊(その時代、アダリー兄弟と演奏したという)除隊後、まずはユセフ・ラティーフのグループで演奏し、1957年にニューヨークに移っている。ハード・バップ全盛期に出てきたトロンボーン奏者であるフラーであり、それなりに齢を重ねてからは人格者と言いたくなるような風貌を持っていた。
どこか湿り気をかかえた彼のトロンボーン音は哀愁を含んだ曲調に合うとともに、サックス奏者やトランペッターとの2管の重なりにオールマイティな強みを発揮。そんな彼のプレスティッジ発の1957年デビュー作は、その名も『ニュー・トロンボーン』。そのアート・ディレクションはブルーノートのそれで知られる、マイルス・リードが担当。そういうば、そのカヴァーは少しブルーノートっぽいところがあるか。
その後、ブルーノート、サヴォイ、エピック、インパルス!他からリーダー作を30枚ほどリリース。また、ソニー・クラーク、ジョン・コルトレーン、リー・モーガン、ベニー・ゴルソンら様々な奏者からその味を好まれ、アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズに1961年から約5年入るとともに、1960年年代後期からはカウント・ベイシー楽団に在籍。1988年にニューヨーク州に住む高校生を対象とする州立サマー・スクール・オブ・アーツがジャズ・プログラムを設けられてからは、そこで教えることもした。
死去した土地や死因は不明。2018年最終作は、2012年ニューオーリンズでの録音であり、そのころまでは演奏活動をしていたと推測される。今聞くと、雅なんて言葉も用いたくなる吹き手でした。
<今日の、夕刊>
記事によれば、新型コロナ感染者の後遺症はいろいろあるそうだが、うち倦怠感(もう、起床時からそう)、息切れ(体力なしで、外に出たときそうなるナ)、不眠(寝つきが悪い)、気分の落ち込み(為政者に対する苛立ちがそれを増幅させる)などは、怠惰なぼくに当てはまるよなー。発熱や味覚障害の二つがそこに加わったら、覚悟を決めろということか。気が緩んで来ているとはいえ、人一倍気を遣っているつもりだけど。1月にやった健康診断の血液数値は、びっくりするほど優秀と言わたよなーー。明日は5度ほど気温が低いという。ちゃんと布団をかけて寝よう。
どこか湿り気をかかえた彼のトロンボーン音は哀愁を含んだ曲調に合うとともに、サックス奏者やトランペッターとの2管の重なりにオールマイティな強みを発揮。そんな彼のプレスティッジ発の1957年デビュー作は、その名も『ニュー・トロンボーン』。そのアート・ディレクションはブルーノートのそれで知られる、マイルス・リードが担当。そういうば、そのカヴァーは少しブルーノートっぽいところがあるか。
その後、ブルーノート、サヴォイ、エピック、インパルス!他からリーダー作を30枚ほどリリース。また、ソニー・クラーク、ジョン・コルトレーン、リー・モーガン、ベニー・ゴルソンら様々な奏者からその味を好まれ、アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズに1961年から約5年入るとともに、1960年年代後期からはカウント・ベイシー楽団に在籍。1988年にニューヨーク州に住む高校生を対象とする州立サマー・スクール・オブ・アーツがジャズ・プログラムを設けられてからは、そこで教えることもした。
死去した土地や死因は不明。2018年最終作は、2012年ニューオーリンズでの録音であり、そのころまでは演奏活動をしていたと推測される。今聞くと、雅なんて言葉も用いたくなる吹き手でした。
<今日の、夕刊>
記事によれば、新型コロナ感染者の後遺症はいろいろあるそうだが、うち倦怠感(もう、起床時からそう)、息切れ(体力なしで、外に出たときそうなるナ)、不眠(寝つきが悪い)、気分の落ち込み(為政者に対する苛立ちがそれを増幅させる)などは、怠惰なぼくに当てはまるよなー。発熱や味覚障害の二つがそこに加わったら、覚悟を決めろということか。気が緩んで来ているとはいえ、人一倍気を遣っているつもりだけど。1月にやった健康診断の血液数値は、びっくりするほど優秀と言わたよなーー。明日は5度ほど気温が低いという。ちゃんと布団をかけて寝よう。
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