カナダ出身の大プロデューサーであるデイヴィッド・フォスター(2011年10月19日)を一目見に、青山一丁目・カナダ大使館公邸に行く。

 大使挨拶のあと、フォースターがユーモアたっぷりにいろいろスピーチをする。おお、ベタなジョークを交え、話好きの人なんだなあ。出席者いじりもしたりして、その様はほんとエンターテイナー。レコーディングもけっこう、そうしたサーヴィス精神のもと進められるのだろうか。

 ミニ・ライヴでは、彼が関わったウィットニー・ヒューストン曲とチャカ・カーン曲を披露。彼はピアノを弾くが、同期音ももちいる。それについては、「カナダはお金がないのでバンドを連れてくることができないので、カラオケを使います」みたいなおしゃべりをしたか。それぞれ、フォスターと関わりを持つ日本人シンガーのRIRIと韓国人シンガーのソヒャンがヴォーカルをとる。また、最後は時節柄「きよしこの夜」をピアノ一本で奏で、本当に巧みに出席者に唱和させる。けっこう、皆んな英語詞知っているんだね。彼は明日からブルーノート東京で公演をするが、同行シンガーのブライアン・マックナイト(2010年11月24日)もその際にノー・マイクで歌わせもした。

 その後のカクテル・レセプションにおいてフォスターは延々と、出席者たちとの写真撮影に応じていた。金持ち喧嘩せず。と、書くと少し違うかもしれないが、余裕たっぷりの好人物という所感を出席者たちは皆えたのではないか。

▶︎過去の、デイヴィッド・フォスター
http://43142.diarynote.jp/201111141208525234/
▶︎過去の、ブライアン・マックナイト
https://43142.diarynote.jp/201011250609539822/

<今日の、場>
 オスカー・ピーターソン・シアターがある建物の奥にあるに大使公邸は、広い敷地内にある風情ある建物。なんでも世界各地の大使公邸のなかで一番古いものとなるのだそう。その敷地は綺麗にホリデイ・シーズン用のライトのデコレーションがなされていた。普段はもう少し後にされるらしいが、今年は今日の催しに合わせて早めに飾られたという。横には、リゾート地のようなプールもあった。

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