カルラ・ヴィジ

2018年7月15日 音楽
 代々木公園のイヴェント・スペースみたいな所で毎年持たれているブラジル・フェスティヴァルのメインの出演者である、バイーアの闊達女性歌手を見る。この超暑いなか日に当たる自信はまったくなく、彼女だけを見させてもらった。その短髪/痩身と合致する凛とした歌い口を持つヴィジは、総花型の音楽指針を同行バンドとともに送り出す。心から奮闘しているゾと思わずにはいられないパフォーマンスには頭を垂れる。暑い野外という条件ではお酒片手でお祭りキブンで盛り上がるしかないわけで、細部はあまり覚えていない。

<今日は、最終日>
 サッカーのワールド・カップが終わった。決勝の後半早々にピッチに乱入したお揃いの格好をした人たちは、ロシアの反体制/反因習パンク・バンドのプッシー・ライオット関連者であるという。よくぞプーチンの前でやったと思う自分もいなくはないが、あのタイミングの乱入はクロアチアの反撃を見事にくじき、試合をぶっこわした。優勝に喜ぶフランス人は、彼女達を大支援すべきだな。ところで、今回も日本の審判団も参加したはずだが、まったく話題にのぼることはなかった。結局、実際の試合審判を割り当てられなかったのか?

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