いやあ、カート・ローゼンウィンケル(2009年3月1日、2010年3月12日、2013年11月20日、2014年3月4日、2016年6月27日、2017年4月15日)好き勝手やってるなー。昨年公演がブラジル歌モノ憧憬音楽追求バンドであったのから一転、昨年夏にあちらではツアーをやっている変則トリオで今回やってきた。エフェクターを駆使するギター2本とドラム(サンプラーやパッドも使う)がけっこう自由に重なっていくという……。3人の出会いは相当前で、フィラデルフィアのレーベル“1K”から2014年に配信リリースされているバンディット65名義の『Bandit 65』は2009年に録音されたものだ。丸の内・コットンクラブ、ファースト・ショウ。

 フィラデルフィアを拠点に置いてきたギターのティム・モンザーとウィスコンシン州生まれでバークリー音大を経て1990年代半ばからNYで活動しているドラムのギンタス・ヤヌソニ(リトアニア系という)は、今様視点を持つなかなかの実力者。アラフォーかな。ともに、現代ソウルやクラブ/ヒップホップ系作品に助演していたりもするが、ジャズを通ったインプロヴァイザーとしての資質もきっちり持つのは明らか。三者対等な関係のもと個を出しつつ舞う様は、一見の価値あり。モンザーの手元や機器扱いが背中越しでまったく見えない席で見ていたのはちょい残念ではあった。本編3曲、アンコールはブルース曲をやったが、セットごとにけっこう違ったことをやっていたのだろうか。

▶過去の、カート・ローゼンウィンケル
http://43142.diarynote.jp/200903031751323247/
http://43142.diarynote.jp/201003131221091991/
http://43142.diarynote.jp/201311230757159421/
http://43142.diarynote.jp/201403051230433466/
http://43142.diarynote.jp/201606281737237220/
http://43142.diarynote.jp/201704170805443358/

<今日の、ほどほど>
 まあ晴天なので日のさす日中はいいのだが、日が暮れると寒い。ここのところは、最低気温が氷点下になっているようだ。昨年暮れから感じているが、今シーズンの冬は例年より寒さを感じる。なんか、夜の遊びは消極的になるよなあ。実はいまのところ、明けてのライヴは例年より行っているものの。。。

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