矢野顕子。キース&テックス
2017年12月10日 音楽 毎師走恒例の矢野顕子(2004年7月20日、2008年8月3日、2008年12月14日、2009年8月19日、2009年9月4日、2009年12月13日、2010年12月12日、2011年9月9日、2011年12月11日、2012年8月21日、2013年8月11日、2013年11月30日、2014年8月7日、2015年8月20日、2016年9月15日)のさとがえるコンサートで、NHKホール。出て間もない新作『ソフト・ランディング』をフォロウするもの、同作はおりをみていろいろ出している弾き語りのアルバムで、今年は完全弾き語りによる設定が撮られていた。
歌とピアノ、そしてMCと、不思議のアッコちゃんワールド、全開なり。唯一無二というしかなく、まぶしい。MCでも言っていたが、『ソフト・ランディング』はベヒシュタインのピアノを初めて弾いたアルバムなよう(エンジニアの吉野金次に勧められたと言っていた)で、この日もベヒシュタインの高級機を伴ってのものだった。席の隣にいた知人にベヒシュタインの講釈を受ける。皆、物知りだね。クラシック用途のドイツの名門メイカーだそうだが、構造がスタンウェイ等の他社と異なり、倍音がシンプルで、聞き口が明瞭なのだそう。アップライト・ピアノでも有名で、そちらはけっこうロックの担い手でも使っている人がいるという。
▶過去の、矢野顕子
http://43142.diarynote.jp/200407200015350000/
http://43142.diarynote.jp/200808090220110000/
http://43142.diarynote.jp/200812281440093394/
http://43142.diarynote.jp/200908221621447408/
http://43142.diarynote.jp/200909120647256771/
http://43142.diarynote.jp/201001051622194305/
http://43142.diarynote.jp/201012131714372906/
http://43142.diarynote.jp/201109151818437240/
http://43142.diarynote.jp/201112191449196187/
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130811
http://43142.diarynote.jp/201312051627467488/
http://43142.diarynote.jp/201408091058201133/
http://43142.diarynote.jp/201508210809254412/
http://43142.diarynote.jp/201609201813357761/
2部の途中で失礼して渋谷・クラブクアトロに回り、続いてはジャマイカのヴェテラン・デュオであるキース&テックスを見る。1960年代ロック・ステディ期から活躍するご両人、もう70歳は超えているだろうが、若々しい。奇麗にジャケットやベストを着こなす様も含め、見事に現役で、格好よい。
まず、2014年のキース&テックスのサポートを起点に、カールトン&シューズやリロイ・シブルズ(cf.ヘプトーンズ)ら古き良き日を知るジャマイカ人たちのサポートをしている日本人バンドのMATT SOUNDSが4曲演奏。コアの4人に加え2人が入り、2ギター、2キーボード、そしてリズム隊の6人で悠々とほんわかした音を送り出す。この春に彼らはセルフ・タイトルのアルバムをリリースしているが、そこにも収められている曲だろうか。
その後は、喉自慢の2人が加わり、珠玉というしかない味を存分に振りまく。新作収録という曲から十八番曲「ストップ・サット・トレイン」まで、思うまま。少し高めの声のキースとちょい低めの声のテックスの重なりは絶妙、もう自然に身体が揺れちゃう。客の反応もいい感じで、美しいライヴの場ができあがっていたのではないか。おおいに、満足感を得ました。
<今日の、変化>
NHKホールに行く際、公園通りがかなりの混み具合。これはなんじゃあと思っていたら、ホール前の公園の道の木に青色ダイオードの装飾がどばあっとなされていて、かなりの賑わい。なるほど、名所になっているのね。ぼくは青色より普通電気色のほうが好きだなあ。なお、10日前にhttp://43142.diarynote.jp/201711291334192954/ ということを書いているが、クラブクアトロのコンソール卓はやはり最後部の中央に移ったよう。まあ、これまでがずっと半端な位置にあったとも言えるのだけど。
歌とピアノ、そしてMCと、不思議のアッコちゃんワールド、全開なり。唯一無二というしかなく、まぶしい。MCでも言っていたが、『ソフト・ランディング』はベヒシュタインのピアノを初めて弾いたアルバムなよう(エンジニアの吉野金次に勧められたと言っていた)で、この日もベヒシュタインの高級機を伴ってのものだった。席の隣にいた知人にベヒシュタインの講釈を受ける。皆、物知りだね。クラシック用途のドイツの名門メイカーだそうだが、構造がスタンウェイ等の他社と異なり、倍音がシンプルで、聞き口が明瞭なのだそう。アップライト・ピアノでも有名で、そちらはけっこうロックの担い手でも使っている人がいるという。
▶過去の、矢野顕子
http://43142.diarynote.jp/200407200015350000/
http://43142.diarynote.jp/200808090220110000/
http://43142.diarynote.jp/200812281440093394/
http://43142.diarynote.jp/200908221621447408/
http://43142.diarynote.jp/200909120647256771/
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http://43142.diarynote.jp/201012131714372906/
http://43142.diarynote.jp/201109151818437240/
http://43142.diarynote.jp/201112191449196187/
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
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http://43142.diarynote.jp/201508210809254412/
http://43142.diarynote.jp/201609201813357761/
2部の途中で失礼して渋谷・クラブクアトロに回り、続いてはジャマイカのヴェテラン・デュオであるキース&テックスを見る。1960年代ロック・ステディ期から活躍するご両人、もう70歳は超えているだろうが、若々しい。奇麗にジャケットやベストを着こなす様も含め、見事に現役で、格好よい。
まず、2014年のキース&テックスのサポートを起点に、カールトン&シューズやリロイ・シブルズ(cf.ヘプトーンズ)ら古き良き日を知るジャマイカ人たちのサポートをしている日本人バンドのMATT SOUNDSが4曲演奏。コアの4人に加え2人が入り、2ギター、2キーボード、そしてリズム隊の6人で悠々とほんわかした音を送り出す。この春に彼らはセルフ・タイトルのアルバムをリリースしているが、そこにも収められている曲だろうか。
その後は、喉自慢の2人が加わり、珠玉というしかない味を存分に振りまく。新作収録という曲から十八番曲「ストップ・サット・トレイン」まで、思うまま。少し高めの声のキースとちょい低めの声のテックスの重なりは絶妙、もう自然に身体が揺れちゃう。客の反応もいい感じで、美しいライヴの場ができあがっていたのではないか。おおいに、満足感を得ました。
<今日の、変化>
NHKホールに行く際、公園通りがかなりの混み具合。これはなんじゃあと思っていたら、ホール前の公園の道の木に青色ダイオードの装飾がどばあっとなされていて、かなりの賑わい。なるほど、名所になっているのね。ぼくは青色より普通電気色のほうが好きだなあ。なお、10日前にhttp://43142.diarynote.jp/201711291334192954/ ということを書いているが、クラブクアトロのコンソール卓はやはり最後部の中央に移ったよう。まあ、これまでがずっと半端な位置にあったとも言えるのだけど。
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