いわきの市民大所帯グループである十中八九(2013年5月19日、2015年11月23日、2016年4月30日)の単独公演を、いわき市石炭・化石館ほるる で見る。2作目『十中八九 貳』(アンモナイト)リリース記念公演となるもの。で、実際、会場がスペシャル。市立の立派な展示/学習館のような施設のメインの広い吹き抜けの場に閉館後ステージが持たれ、その周りや上部には常設展示物であるバカでかい恐竜の骨模型がいろいろとあるという生理的にナイスなシチュエイションのもと、パフォーマンスは繰り広げられた。
歌とギター、女性ヴォーカル、ギター、トランペット3、クラリネット、アルト・サックス2、バリトン・サックス、キーボード、ベース2、ドラム、パーカッションという編成だったか。さらに女性ダンサー4人(弁護士や高校教諭もいるという)や男性ダンサーが加わり、ステージ設営には十中八九の美術班が縁の下の力持ちになっているはずだ。
そして、そこにダンドリスト(ディレクション担当)として渋さ知らズ(2004年9月1日、2006年1月14日、2006年1月21日、2006年8月27日、2006年11月15日、2006年12月1日、2007年1月13日、2007年6月13日、2008年7月6日、2009年7月26日、2009年9月27日、2010年4月22日、2010年9月19日、2013年5月19日、2015年6月15日)の不破大輔(2005年12月22日、2007年6月3日、2015年11月23日、2016年4月30日)が入る。十中八九はもともと不破主宰の市民向けワークショップを起点とし、その後もワークショップが定期的に持たれることで結成されたバンド。ながら、不破はファースト作リリース記念公演(2015年11月23日)の打ち上げの席で、ワークショップを終了し、彼自身が他の構成員と対等の一員となることを宣言したのだという!!!
とか、いろいろいいストーリーを持つ集団ではあるのだが、ぼくが何度も見たくなるのは純粋に音楽性として輝くものを、さらには音楽をやる歓びや瑞々しさを存分に発しているから。ジャズの発展性やインプロヴィゼイションをかかえるとともに様々なポップ・ミュージック要素をガンボしちゃっているとその音楽性は説明できるだろうが、十中八九の場合、なにより曲がそれぞれに良く作られている。そして、歌詞は地元の事象にねざしたものが多く(ゆえに、化石がいろいろ発見されている恐竜や石炭を題材にした曲もあり、ほるるで公演を持つ意味も生まれる)、地に足をつけた地方のバンドという美点も仁王立ちする。
2枚のアルバムからいろいろやったが、けっこう各人ソロを取っていたなと実感。実は事前にはどの曲で誰がソロ取るとは決まっておらず、その場の不破の思いつきでふられるのだそう。しっかり、ハプニングに満ちたバンドだなあ。
そんな彼らは2018年4月28日に、吉祥寺・スターパインズ・カフェで単独公演を行うことが決定している。
▶過去の、十中八九
http://43142.diarynote.jp/201305260923241736/ 起点
http://43142.diarynote.jp/201511250531202253/
http://43142.diarynote.jp/201605170939589783/
▶過去の、渋さ知らズ
http://43142.diarynote.jp/200409010713470000/
http://43142.diarynote.jp/200601161256540000/
http://43142.diarynote.jp/200601271857530000/
http://43142.diarynote.jp/200609031311580000/
http://43142.diarynote.jp/200611190320370000/
http://43142.diarynote.jp/200612060135390000/
http://43142.diarynote.jp/200701141431470000/
http://43142.diarynote.jp/200706162321180000/
http://43142.diarynote.jp/200807081247190000/
http://43142.diarynote.jp/200908180046187200/
http://43142.diarynote.jp/200910071809361076/
http://43142.diarynote.jp/201004231559516550/
http://43142.diarynote.jp/201009231554333481/
http://43142.diarynote.jp/201305260923241736/
http://43142.diarynote.jp/201506161247423392/
▶過去の、渋さ以外の不破大輔
http://43142.diarynote.jp/200512231
http://43142.diarynote.jp/200706061351450000/
http://43142.diarynote.jp/201511250531202253/
http://43142.diarynote.jp/201605170939589783/
<今日の、アフター>
会場に近い、湯本温泉にとまった。うわ、露天風呂なんて久しぶりのような。明日みんな仕事あるのに(不破は国立で、渋さ女子部の公演とのこと)、打ち上げのあとメンバー10人ほども同じ宿に泊まり、チームワーク良く(?)夜半まで飲み会。そういう集団に、悪いバンドはいない。
歌とギター、女性ヴォーカル、ギター、トランペット3、クラリネット、アルト・サックス2、バリトン・サックス、キーボード、ベース2、ドラム、パーカッションという編成だったか。さらに女性ダンサー4人(弁護士や高校教諭もいるという)や男性ダンサーが加わり、ステージ設営には十中八九の美術班が縁の下の力持ちになっているはずだ。
そして、そこにダンドリスト(ディレクション担当)として渋さ知らズ(2004年9月1日、2006年1月14日、2006年1月21日、2006年8月27日、2006年11月15日、2006年12月1日、2007年1月13日、2007年6月13日、2008年7月6日、2009年7月26日、2009年9月27日、2010年4月22日、2010年9月19日、2013年5月19日、2015年6月15日)の不破大輔(2005年12月22日、2007年6月3日、2015年11月23日、2016年4月30日)が入る。十中八九はもともと不破主宰の市民向けワークショップを起点とし、その後もワークショップが定期的に持たれることで結成されたバンド。ながら、不破はファースト作リリース記念公演(2015年11月23日)の打ち上げの席で、ワークショップを終了し、彼自身が他の構成員と対等の一員となることを宣言したのだという!!!
とか、いろいろいいストーリーを持つ集団ではあるのだが、ぼくが何度も見たくなるのは純粋に音楽性として輝くものを、さらには音楽をやる歓びや瑞々しさを存分に発しているから。ジャズの発展性やインプロヴィゼイションをかかえるとともに様々なポップ・ミュージック要素をガンボしちゃっているとその音楽性は説明できるだろうが、十中八九の場合、なにより曲がそれぞれに良く作られている。そして、歌詞は地元の事象にねざしたものが多く(ゆえに、化石がいろいろ発見されている恐竜や石炭を題材にした曲もあり、ほるるで公演を持つ意味も生まれる)、地に足をつけた地方のバンドという美点も仁王立ちする。
2枚のアルバムからいろいろやったが、けっこう各人ソロを取っていたなと実感。実は事前にはどの曲で誰がソロ取るとは決まっておらず、その場の不破の思いつきでふられるのだそう。しっかり、ハプニングに満ちたバンドだなあ。
そんな彼らは2018年4月28日に、吉祥寺・スターパインズ・カフェで単独公演を行うことが決定している。
▶過去の、十中八九
http://43142.diarynote.jp/201305260923241736/ 起点
http://43142.diarynote.jp/201511250531202253/
http://43142.diarynote.jp/201605170939589783/
▶過去の、渋さ知らズ
http://43142.diarynote.jp/200409010713470000/
http://43142.diarynote.jp/200601161256540000/
http://43142.diarynote.jp/200601271857530000/
http://43142.diarynote.jp/200609031311580000/
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http://43142.diarynote.jp/200612060135390000/
http://43142.diarynote.jp/200701141431470000/
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http://43142.diarynote.jp/201506161247423392/
▶過去の、渋さ以外の不破大輔
http://43142.diarynote.jp/200512231
http://43142.diarynote.jp/200706061351450000/
http://43142.diarynote.jp/201511250531202253/
http://43142.diarynote.jp/201605170939589783/
<今日の、アフター>
会場に近い、湯本温泉にとまった。うわ、露天風呂なんて久しぶりのような。明日みんな仕事あるのに(不破は国立で、渋さ女子部の公演とのこと)、打ち上げのあとメンバー10人ほども同じ宿に泊まり、チームワーク良く(?)夜半まで飲み会。そういう集団に、悪いバンドはいない。
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