下北沢・Com. Cafe音倉で、在秩父のペルー人歌手であるイルマ・オルノ(2014年5月24日)の実演を見る。新作『TAKI Ayacucho』(TDA/アオラ)リリースを記念するもの。同作は彼女の後見人である笹久保伸(2013年8月29日、2014年5月24日、2014年12月12日、2017年2月4日)を前に出さない、オスノ単独名義のソロ・アルバム。前作『アヤクーチョの雨』とは異なり笹久保のギター演奏が入らない設定のもと(オスノが同国の弦楽器であるチンリリを弾くものはある)、ケチュア語による南部山岳地帯のスピリチュルにしてストロングな伝統歌唱表現を今に解き放とうとする内容を持つ。2部構成で持たれたショウはレコーディングにも参加しているチューバ奏者の高岡大祐(2010年5月22日、2016年9月27日)、パーカッションの池宮ユンタ、ヴィオリンのKunihito Urushiharaの3人がサポートした。
まず、痛感させられるのは、固有の伝統的文化の強さや精気の有り様。それ、まったくもって何物にも代え難い。そして、それは現在日本に住む彼女自身も感じるところなはずで、外も知っている者の心持ちも加え、その美点を地域軸や時間軸を超えたところで仁王立ちさせる作業をしているのだと、そのパフォーマンスは伝える。たとえば、オスノは百戦錬磨のインプロヴァイザーである高岡とのデュオも聞かせたが、それに接すると、即興能力は高そう。彼女の核にあるものが今後どう飛翔していくのか。いろいろと期待を持たせる実演でもあった。
▶︎イルマ・オスノ
http://43142.diarynote.jp/201405271717357738/
▶過去の、笹久保伸
http://43142.diarynote.jp/201309021134211584/
http://43142.diarynote.jp/201405271717357738/
http://43142.diarynote.jp/201412281015581474/
http://43142.diarynote.jp/201702081153548285/
▶︎過去の、高岡大祐
http://43142.diarynote.jp/201005261544135923/
http://43142.diarynote.jp/201610100849458472/
<今日の、あいすみません>
19時開演であったのに、19時半スタートであると勘違いし、30分遅刻。会場の後ろのほうに笹久保伸さんが立ってステージを見守っている。演奏中であったので、後から声がけしようと思っていたら、すぐに彼の方から「佐藤さん」と握手を求めて来て、とても恐縮。前にインタヴューしたときは金髪だったし、今日は濃い目の眼鏡をしていたのに、ちゃんと識別してくださったのには驚いた。ここに何度か書いているように、ぼくは人の顔や名前をなかなか覚えられない。ドレッド・ロックスをした彼のように差別化しやすい外見ならともかく……。だから、逆に一度会った人がぼくのことを覚えていなくても、じっくり飲んで話したとか印象的な出来事があったとかなければ、気にならない。魅力的な女性となると、また別ではあるが。笹久保は映像制作その他の表現行為にも鋭意手を染めているわけだが、それを可能にしている彼の聡明さの一端を垣間見たような気になった? 話は変わるが、東急渋谷駅もまったくもってひどいが、改めて下北沢駅の使い勝手の悪さを実感。オレが駅の関係者だったら、あいすみませんと印刷された紙をそこらじゅうにベタベタ貼るな。なんて書いていたら、『マインド・ゲームズ』収録の、ジョン・レノンのこの曲を思い出した。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=13&v=EeswEnqhR88
まず、痛感させられるのは、固有の伝統的文化の強さや精気の有り様。それ、まったくもって何物にも代え難い。そして、それは現在日本に住む彼女自身も感じるところなはずで、外も知っている者の心持ちも加え、その美点を地域軸や時間軸を超えたところで仁王立ちさせる作業をしているのだと、そのパフォーマンスは伝える。たとえば、オスノは百戦錬磨のインプロヴァイザーである高岡とのデュオも聞かせたが、それに接すると、即興能力は高そう。彼女の核にあるものが今後どう飛翔していくのか。いろいろと期待を持たせる実演でもあった。
▶︎イルマ・オスノ
http://43142.diarynote.jp/201405271717357738/
▶過去の、笹久保伸
http://43142.diarynote.jp/201309021134211584/
http://43142.diarynote.jp/201405271717357738/
http://43142.diarynote.jp/201412281015581474/
http://43142.diarynote.jp/201702081153548285/
▶︎過去の、高岡大祐
http://43142.diarynote.jp/201005261544135923/
http://43142.diarynote.jp/201610100849458472/
<今日の、あいすみません>
19時開演であったのに、19時半スタートであると勘違いし、30分遅刻。会場の後ろのほうに笹久保伸さんが立ってステージを見守っている。演奏中であったので、後から声がけしようと思っていたら、すぐに彼の方から「佐藤さん」と握手を求めて来て、とても恐縮。前にインタヴューしたときは金髪だったし、今日は濃い目の眼鏡をしていたのに、ちゃんと識別してくださったのには驚いた。ここに何度か書いているように、ぼくは人の顔や名前をなかなか覚えられない。ドレッド・ロックスをした彼のように差別化しやすい外見ならともかく……。だから、逆に一度会った人がぼくのことを覚えていなくても、じっくり飲んで話したとか印象的な出来事があったとかなければ、気にならない。魅力的な女性となると、また別ではあるが。笹久保は映像制作その他の表現行為にも鋭意手を染めているわけだが、それを可能にしている彼の聡明さの一端を垣間見たような気になった? 話は変わるが、東急渋谷駅もまったくもってひどいが、改めて下北沢駅の使い勝手の悪さを実感。オレが駅の関係者だったら、あいすみませんと印刷された紙をそこらじゅうにベタベタ貼るな。なんて書いていたら、『マインド・ゲームズ』収録の、ジョン・レノンのこの曲を思い出した。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=13&v=EeswEnqhR88
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