ケルティック・クリスマス
2016年12月3日 音楽 毎年恒例の12月の音楽イヴェント、錦糸町・すみだトリフォニーホール 大ホール。
アイルランド人アコーディオン奏者のシャロン・シャノン(2003年12月20日、2013年12月7日)のグループ、米国で組まれたの女性トラッド・グループのチェリッシュ・ザ・レディース、デンマークの格調高いトラッド3人組であるドリーマーズ・サーカスが出演する。そして、シャロン・シャノンやチェリッシュ・ザ・レディースのパフォーマンスには、アイルランド発祥のステップダンスの名手であるカナダ人女性ジュリー・フィッツジェラルドが入り、変化もつける。彼女は過去、ザ・ステップクルー(2011年12月3日、2011年12月10日)で来日している。
先発は、ヴァイオリンのルネ・トンスゴー・ソレンセン、ブズーキや生ギターのアレ・カー、アコーディオンやピアノのニコライ・バスクからなる北欧のご三方。面々は、ほぼ正装と言える格好。だが、クラシックの素養/教育も交えた格調高い手作り表現を聞かされると、それも納得いく。なんか、元気だったころのウィンダム・ヒルが契約しても不思議はないと思わされたか。もっと突き抜けて、ノンサッチから声のかかるような存在になってほしな。
次は、フルートとホイッスルのジョニー・マッデン 率いるチェルシー・ザ・レディース。アイルランドからやってきた両親のもと米国で生まれた彼女がグループを組んで、32年になるとか。MCもするマッデンはコテコテの大阪のおばちゃんという感じ。当然、観客への呼びかけ濃度はいろいろな部分で濃い。今回の来日構成員はアメリカン・アイリッシュ2人、アイリッシュ2人、スコティッシュ1人。何曲かで歌った若めの歌手であるハンナ・ラリティはアイルランド人のよう。当初、彼女たちの来日メンバーにシンガーの存在はなかったが、後から歌手も同行させたいと、マッデンが言ってきたという。
休憩を挟んで、シャロン・シャノンのグループが出てくる。ギターのジム・マレイとジャック・マハー、フィドルの ショーン・リーガンという男性陣を従えて、動的感覚の高いアイリッシュ・トラッドを颯爽と展開。この項には、来日中のウォリス・バード(2015年5月30日)も出てきて、凛とした歌唱を聞かせる。
そして、最後には全出演者が出てきて、2曲を演奏し、歌う。培ってきた伝統に歩み寄り、思いや技量をシェアしあう。音楽をする悦びが溢れ出ていた、いい図なり。ウォリス・バード(なんか、うれしそうだったな)も含め過半数以上が女性。それについても、なんとも印象的ではあったな。毎日新聞8日夕刊の評は、どう書きましょうか。
▶︎過去の、ザ・ステップクルー
http://43142.diarynote.jp/201112091411311547/
http://43142.diarynote.jp/?day=20111210
▶過去のシャロン・シャノン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-12.htm
http://43142.diarynote.jp/201312171612117786/
▶︎過去の、ウォリス・バード
http://43142.diarynote.jp/201505310957591440/
<今日の、車内広告 >
トリフォニーホールは家から電車一本で行けるものの、東京斜め縦断といった感じもあり乗車時間は長め。しかも、毎年途中からは座って行くことができていたような気がするのだが、今回車内は混んでいて、降りるまでずっと立っていたこともあり、車内広告をじっくり見てしまった。で、気になったのは、地方都市が出した<ふるさと納税>広告が散見されたこと。ぼくの知識においては、納税という表記には大きな違和感がある。お金を寄付した分、税金控除がされるだけでしょ?(←これ、違っていたら、恥ずかしい)。クラウド・ファウンディングと書いてしまった方が、今は通りが良いのではないか。ともあれ、拠金見返りとなる特産品の魅力をアピールする湖南市、岸和田市、八女市、栃木市のそれを、まじまじ見ちゃいました。
アイルランド人アコーディオン奏者のシャロン・シャノン(2003年12月20日、2013年12月7日)のグループ、米国で組まれたの女性トラッド・グループのチェリッシュ・ザ・レディース、デンマークの格調高いトラッド3人組であるドリーマーズ・サーカスが出演する。そして、シャロン・シャノンやチェリッシュ・ザ・レディースのパフォーマンスには、アイルランド発祥のステップダンスの名手であるカナダ人女性ジュリー・フィッツジェラルドが入り、変化もつける。彼女は過去、ザ・ステップクルー(2011年12月3日、2011年12月10日)で来日している。
先発は、ヴァイオリンのルネ・トンスゴー・ソレンセン、ブズーキや生ギターのアレ・カー、アコーディオンやピアノのニコライ・バスクからなる北欧のご三方。面々は、ほぼ正装と言える格好。だが、クラシックの素養/教育も交えた格調高い手作り表現を聞かされると、それも納得いく。なんか、元気だったころのウィンダム・ヒルが契約しても不思議はないと思わされたか。もっと突き抜けて、ノンサッチから声のかかるような存在になってほしな。
次は、フルートとホイッスルのジョニー・マッデン 率いるチェルシー・ザ・レディース。アイルランドからやってきた両親のもと米国で生まれた彼女がグループを組んで、32年になるとか。MCもするマッデンはコテコテの大阪のおばちゃんという感じ。当然、観客への呼びかけ濃度はいろいろな部分で濃い。今回の来日構成員はアメリカン・アイリッシュ2人、アイリッシュ2人、スコティッシュ1人。何曲かで歌った若めの歌手であるハンナ・ラリティはアイルランド人のよう。当初、彼女たちの来日メンバーにシンガーの存在はなかったが、後から歌手も同行させたいと、マッデンが言ってきたという。
休憩を挟んで、シャロン・シャノンのグループが出てくる。ギターのジム・マレイとジャック・マハー、フィドルの ショーン・リーガンという男性陣を従えて、動的感覚の高いアイリッシュ・トラッドを颯爽と展開。この項には、来日中のウォリス・バード(2015年5月30日)も出てきて、凛とした歌唱を聞かせる。
そして、最後には全出演者が出てきて、2曲を演奏し、歌う。培ってきた伝統に歩み寄り、思いや技量をシェアしあう。音楽をする悦びが溢れ出ていた、いい図なり。ウォリス・バード(なんか、うれしそうだったな)も含め過半数以上が女性。それについても、なんとも印象的ではあったな。毎日新聞8日夕刊の評は、どう書きましょうか。
▶︎過去の、ザ・ステップクルー
http://43142.diarynote.jp/201112091411311547/
http://43142.diarynote.jp/?day=20111210
▶過去のシャロン・シャノン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-12.htm
http://43142.diarynote.jp/201312171612117786/
▶︎過去の、ウォリス・バード
http://43142.diarynote.jp/201505310957591440/
<今日の、車内広告 >
トリフォニーホールは家から電車一本で行けるものの、東京斜め縦断といった感じもあり乗車時間は長め。しかも、毎年途中からは座って行くことができていたような気がするのだが、今回車内は混んでいて、降りるまでずっと立っていたこともあり、車内広告をじっくり見てしまった。で、気になったのは、地方都市が出した<ふるさと納税>広告が散見されたこと。ぼくの知識においては、納税という表記には大きな違和感がある。お金を寄付した分、税金控除がされるだけでしょ?(←これ、違っていたら、恥ずかしい)。クラウド・ファウンディングと書いてしまった方が、今は通りが良いのではないか。ともあれ、拠金見返りとなる特産品の魅力をアピールする湖南市、岸和田市、八女市、栃木市のそれを、まじまじ見ちゃいました。
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