渡辺貞夫+ジャキス・モレレンバウム
2015年12月12日 音楽 渡辺貞夫(2002年12月14日、2003年5月6日、2004年12月17日、2005年12月18日、2006年8月8日、2006年9月3日、2006年10月4日、2007年12月16日、2008年12月14日、2009年7月22日、2009年9月3日、2011年7月4日、2012年6月29日、2012年12月15日、2013年4月1日、2013年7月27日、2013年9月29日、2014年7月8日、2014年10月5日、2014年12月14日)の2015年作『ナチュラリー』はリオ録音作で、ジャキス・モレレンバウム(2005年5月23日、2005年7月24日、2008年8月22日、2014年8月3日)のプロデュース。この渋谷・オーチャードホール公演は、その新作レコーディングの演奏者をまんま呼んでのものとか。
軽快、闊達なブラジリアン・ジャズの夕べ。アルト一本に専念する御大に加え、ピアノのアタマール・アシェリ、ガット・ギターのルーラ・ガルヴァオン、コントラバスのアルベルト・コンチネンチーノ、ドラムのパウラ・ブラガ、パーカッションのシヂーニョ・モレイラ、そして、チェロのジャキス・モレレンバウム(2005年5月23日、2005年7月24日、2008年8月22日、2014年8月3日)という面々が飄々と演奏。なるほどと思ったのは、各曲が短めであること。米国人を呼んだときのように長いソロ回しをしないし、渡辺貞夫自身のソロも短めに披露される。それで明解に浮き上がるのは、彼が本当に歌うようにアルトを吹いているということ。新鮮だったし、いいディレクションではなかったか。
2部には、押鐘貴之ストリングス(8ヴァイオリン、2ヴィオラ、2チェロという、12人の編成)が加わり、モレレンバウムはそれを指揮したりもする。けっこう、瀟洒に弦音が重ねられていたのではないか。なんか貞夫さん、ウィズ・ストリングス作を録らないかなあなどとも、ぼくは頭のどこかで感じた。
▶過去の、渡辺貞夫
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-12.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-5.htm
http://43142.diarynote.jp/20041221210502000
http://43142.diarynote.jp/200512231955480000/
http://43142.diarynote.jp/200608091255180000/
http://43142.diarynote.jp/200609070211000000/
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http://43142.diarynote.jp/200712171350530000/
http://43142.diarynote.jp/200812281440093394/
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http://43142.diarynote.jp/200909120646397236/
http://43142.diarynote.jp/201107111008176019/
http://43142.diarynote.jp/201207031353196616/
http://43142.diarynote.jp/201212171647134119/
http://43142.diarynote.jp/201304031026406106/
http://43142.diarynote.jp/201307291053021427/
http://43142.diarynote.jp/201310050701201281/
http://43142.diarynote.jp/201407091243129270/
http://43142.diarynote.jp/201410061850124929/
http://43142.diarynote.jp/201412281017371613/
▶過去の、モレレンバウム
http://43142.diarynote.jp/200506021846130000/
http://43142.diarynote.jp/200507281000160000/
http://43142.diarynote.jp/200808221741070000/
http://43142.diarynote.jp/201403131302032810/
<今日の、しょぼん>
この前の、ケルティック・クリマスのときも思ったが、今年はそれほど寒くないんだな。毎年恒例の音楽催事に行くと、そういうことは敏感に感じることができる。そうだ、渡辺貞夫の昨年末のオーチャード・ホール公演のときは雪がちらついていたもの。暖冬であるという報道も流れているが、スキーの類を一切しなくなったぼくは、そうあってほしいな。ところで、トランク・ルームにしまった厚手のオーヴァー・コートが、見つからない。毎年、着るようになるのは年があけて、寒くなってからだが。この冬はあたたかくて、そのコートを着る必要がないのだと思うことにしよう。……嘘。見つけなきゃ。
軽快、闊達なブラジリアン・ジャズの夕べ。アルト一本に専念する御大に加え、ピアノのアタマール・アシェリ、ガット・ギターのルーラ・ガルヴァオン、コントラバスのアルベルト・コンチネンチーノ、ドラムのパウラ・ブラガ、パーカッションのシヂーニョ・モレイラ、そして、チェロのジャキス・モレレンバウム(2005年5月23日、2005年7月24日、2008年8月22日、2014年8月3日)という面々が飄々と演奏。なるほどと思ったのは、各曲が短めであること。米国人を呼んだときのように長いソロ回しをしないし、渡辺貞夫自身のソロも短めに披露される。それで明解に浮き上がるのは、彼が本当に歌うようにアルトを吹いているということ。新鮮だったし、いいディレクションではなかったか。
2部には、押鐘貴之ストリングス(8ヴァイオリン、2ヴィオラ、2チェロという、12人の編成)が加わり、モレレンバウムはそれを指揮したりもする。けっこう、瀟洒に弦音が重ねられていたのではないか。なんか貞夫さん、ウィズ・ストリングス作を録らないかなあなどとも、ぼくは頭のどこかで感じた。
▶過去の、渡辺貞夫
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-12.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-5.htm
http://43142.diarynote.jp/20041221210502000
http://43142.diarynote.jp/200512231955480000/
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▶過去の、モレレンバウム
http://43142.diarynote.jp/200506021846130000/
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http://43142.diarynote.jp/200808221741070000/
http://43142.diarynote.jp/201403131302032810/
<今日の、しょぼん>
この前の、ケルティック・クリマスのときも思ったが、今年はそれほど寒くないんだな。毎年恒例の音楽催事に行くと、そういうことは敏感に感じることができる。そうだ、渡辺貞夫の昨年末のオーチャード・ホール公演のときは雪がちらついていたもの。暖冬であるという報道も流れているが、スキーの類を一切しなくなったぼくは、そうあってほしいな。ところで、トランク・ルームにしまった厚手のオーヴァー・コートが、見つからない。毎年、着るようになるのは年があけて、寒くなってからだが。この冬はあたたかくて、そのコートを着る必要がないのだと思うことにしよう。……嘘。見つけなきゃ。
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