昨年フジ・ロック・フェスティヴァルに出演した縁もあり、今回のヴェガ(2008年1月24日、2012年1月23日)の来日公演はスマッシュ扱いで、六本木・EXシアターでの公演(全椅子席仕様)となった。大きなホールでのライヴであることに加え、アーカイヴ的アコースティック傾向作は何作もだしていたものの、オリジナル作としては7年ぶりとなる新作を出したばかりゆえ、それをフォロウするためちゃんとバンドでやってくるのかと思ったら、前回と同様にジェリー・レナード(ギター)とのデュオで、彼女はパフォーマンスを行った。ただし、興味深い人も入っている同作のプロデュースは、そのレナードがやっている。彼の演奏一部で格好よくはみ出し、ヴェガから確か(確か)”ノイズ・マン”と紹介される。
良質な新作からの曲はもちろんやるが、古い曲もいい塩梅で交える。なんにせよ、おおまかな感想は同様の設定による前回のクラブ公演と重なるものだが、会場の大きさの違いなんてどってことないワ、てな、ヴェガの悠々のショウの進め方には年輪を感じたかな。そして、通しては、相変わらずチャーミングな歌声を持ち、機微を抱えると書きたくなる楽曲もほんとうにいろいろと持っていると思わされる。デビュー時から気に入って、すぐにNYで対面取材も出来た人……というわけで、どこか気持ちとして、彼女は親しいキブンを持たせる人ではあるよなあ。その後、ずっと関わる機会はなかったが、ブルーノートからアルバムを出した2007年とその2年後には、電話インタヴューをする機会に恵まれたりもした。ほんの少し天然ぽいのが透けて見える、ちゃんとした受け答えをする人物……。深夜帰宅後、デビュー作を引っ張り出して回してみたら、けっこう語りっぽく歌っている曲も散見され、それには驚く。かつ、聞き味がすげえ、瑞々しいのにも驚く。でも、29年後の彼女だって、まだまだお金の取れる存在であるとも、ため息をつかせる1985年A&Mデビュー作をすんごく久しぶりに聞いて思った。
▶過去の、ヴェガ
http://43142.diarynote.jp/200801280000120000/
http://43142.diarynote.jp/201201271243541443/
<今日の、サーヴィス>
終演後のサイン会、頑張ったみたい。それ、ヴェガが自ら申し出たようで、CD買う買わないに関わらず、対応したよう。もうすぐ、55歳。なんか、いい感じでこなれてきているんだろうな。ところで、夕方の首都高、気持ち悪いほどほどすいていた。後で流れたお店はなんか混んでいたが、オーダーがすいすい出て来て、へええ。
良質な新作からの曲はもちろんやるが、古い曲もいい塩梅で交える。なんにせよ、おおまかな感想は同様の設定による前回のクラブ公演と重なるものだが、会場の大きさの違いなんてどってことないワ、てな、ヴェガの悠々のショウの進め方には年輪を感じたかな。そして、通しては、相変わらずチャーミングな歌声を持ち、機微を抱えると書きたくなる楽曲もほんとうにいろいろと持っていると思わされる。デビュー時から気に入って、すぐにNYで対面取材も出来た人……というわけで、どこか気持ちとして、彼女は親しいキブンを持たせる人ではあるよなあ。その後、ずっと関わる機会はなかったが、ブルーノートからアルバムを出した2007年とその2年後には、電話インタヴューをする機会に恵まれたりもした。ほんの少し天然ぽいのが透けて見える、ちゃんとした受け答えをする人物……。深夜帰宅後、デビュー作を引っ張り出して回してみたら、けっこう語りっぽく歌っている曲も散見され、それには驚く。かつ、聞き味がすげえ、瑞々しいのにも驚く。でも、29年後の彼女だって、まだまだお金の取れる存在であるとも、ため息をつかせる1985年A&Mデビュー作をすんごく久しぶりに聞いて思った。
▶過去の、ヴェガ
http://43142.diarynote.jp/200801280000120000/
http://43142.diarynote.jp/201201271243541443/
<今日の、サーヴィス>
終演後のサイン会、頑張ったみたい。それ、ヴェガが自ら申し出たようで、CD買う買わないに関わらず、対応したよう。もうすぐ、55歳。なんか、いい感じでこなれてきているんだろうな。ところで、夕方の首都高、気持ち悪いほどほどすいていた。後で流れたお店はなんか混んでいたが、オーダーがすいすい出て来て、へええ。
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