フランスの2組が出る公演、新宿文化センター/大ホール。
まず、最初に出て来たのはトリヨ。ギター2、ベース、カホン(曲によっては、ドラムを叩く。彼のみ、チリ人)という編成で、歌は3人が取り、レゲエとシャンソンをくっつけたような、アコースティック傾向表現を聞かせる。パリ郊外のコミュニティ・センターでの若者の集いみたいので顔見知りになった連中たちで1995年に組まれた4人組(その成り立ちは、オゾマトリと重なるか)であり、いまや本国では国民的な人気を持つようになったグループ。この2月にプロモ来日したときに取材し(大雪の日でした)、その好漢ぶりにポっとなったが、そのノリを気さくさにパフォーマンスで出す。彼らは和気あいあいとしつつ、一方では硬派なメッセージを掲げもし(グリーンピースとはかなり懇意にしている)、取材した際に、フクシマの歌も作りたいなぞとも言っていたが、そっちのほうのアピールはなかった。
その後、テテ(2005年3月18日、2007年9月24日、2011年10月10日)が登場。今回はギター弾き語りではなく、多くの曲でエレクトリック・ベース奏者が入り、また数曲でトリヨのギタリストのクリストフ・マリがいい感じで加わる。生理的になあなあ感覚も持つトリヨのライヴの後だと、テテの実演は凛としていてとても鮮烈。よく通る張りのある歌、メロディもくっきりという感じで、彼は個のデカさをおおいに印象づける。過去3度触れているぼくも、テテってこんな威風堂々した担い手だったのかと息を飲んだ。で、本編最後は彼だけのソロ・パフォーマンス曲で、ノーPAで弾き語りするとともに、そのまま客席に降りてきて歌う。
アンコールは、両者一緒に2曲。とにかく、2組とも、真心の出し方がとっても上手い。そりゃ、客が感化されないはずがない。どちらも基本アコースティックなノリであり、椅子付き会場であるにも関わらず、立ち上がる客が多かったことにも、それは顕われる。アンコール2曲目は、リフレイン部が日本語歌詞でも歌われる「オー・シャンゼリゼ」。臍まがりなぼくも、ニッコリ。両者によるこの曲、日本公演のためにパリで録られたものが配信されているよう。
▶過去のテテ
http://43142.diarynote.jp/200503240455360000/
http://43142.diarynote.jp/200709261218590000/
http://43142.diarynote.jp/201110141216048509/
<今日からの、方策>
これまで過去見た公演は日付をアーティト名の後に記すだけで、すぐにとべるようにしていなかった(マジ、やりかたが分らない。分りたいとも、思わない)が、欄外にアドレスをペーストすればいいと、今さら気付く。今後、上出しているように、そうします。
まず、最初に出て来たのはトリヨ。ギター2、ベース、カホン(曲によっては、ドラムを叩く。彼のみ、チリ人)という編成で、歌は3人が取り、レゲエとシャンソンをくっつけたような、アコースティック傾向表現を聞かせる。パリ郊外のコミュニティ・センターでの若者の集いみたいので顔見知りになった連中たちで1995年に組まれた4人組(その成り立ちは、オゾマトリと重なるか)であり、いまや本国では国民的な人気を持つようになったグループ。この2月にプロモ来日したときに取材し(大雪の日でした)、その好漢ぶりにポっとなったが、そのノリを気さくさにパフォーマンスで出す。彼らは和気あいあいとしつつ、一方では硬派なメッセージを掲げもし(グリーンピースとはかなり懇意にしている)、取材した際に、フクシマの歌も作りたいなぞとも言っていたが、そっちのほうのアピールはなかった。
その後、テテ(2005年3月18日、2007年9月24日、2011年10月10日)が登場。今回はギター弾き語りではなく、多くの曲でエレクトリック・ベース奏者が入り、また数曲でトリヨのギタリストのクリストフ・マリがいい感じで加わる。生理的になあなあ感覚も持つトリヨのライヴの後だと、テテの実演は凛としていてとても鮮烈。よく通る張りのある歌、メロディもくっきりという感じで、彼は個のデカさをおおいに印象づける。過去3度触れているぼくも、テテってこんな威風堂々した担い手だったのかと息を飲んだ。で、本編最後は彼だけのソロ・パフォーマンス曲で、ノーPAで弾き語りするとともに、そのまま客席に降りてきて歌う。
アンコールは、両者一緒に2曲。とにかく、2組とも、真心の出し方がとっても上手い。そりゃ、客が感化されないはずがない。どちらも基本アコースティックなノリであり、椅子付き会場であるにも関わらず、立ち上がる客が多かったことにも、それは顕われる。アンコール2曲目は、リフレイン部が日本語歌詞でも歌われる「オー・シャンゼリゼ」。臍まがりなぼくも、ニッコリ。両者によるこの曲、日本公演のためにパリで録られたものが配信されているよう。
▶過去のテテ
http://43142.diarynote.jp/200503240455360000/
http://43142.diarynote.jp/200709261218590000/
http://43142.diarynote.jp/201110141216048509/
<今日からの、方策>
これまで過去見た公演は日付をアーティト名の後に記すだけで、すぐにとべるようにしていなかった(マジ、やりかたが分らない。分りたいとも、思わない)が、欄外にアドレスをペーストすればいいと、今さら気付く。今後、上出しているように、そうします。
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