クラレンス・カーター
2013年11月14日 音楽 おおおお、まさか、77歳の名サザン・ソウル歌手の実演にふれることができるとは。六本木・ビルボードライブ東京、ファースト・ショウ。熱心なファンが集まっていました。
バンドはキーボード、ギター、ベース、ドラム。ちゃんとした腕を持つ彼らは皆アフリカ系。1曲前説的演奏をした後に、盲目のクラレンス・カーターは女性に手を引かれて出てくる。で、彼は全曲ギターを弾きながら歌うわけだが、アンプやコントローラーはマイク・スタンドの横に置かれている。それは、すぐに手を伸ばして、いじることができるから。って、そんなにツマミをいじっても変化があるとは思えなかったが。彼は指弾きとピック弾きを併用。ソロをとるときは、親指で弾いていた。とか、そんなことをちゃんと確認できただけでも、胸高鳴る。そんなカーターはカポをつけて、エレクトリック・ギターを演奏。1曲はカポを付ける位置を間違えて、彼のギター音だけ調子っ外れで、アヴァンギャルドな伴奏音になったときも。彼は悠然とその曲を終えました。
鮮やかな薄緑色のステージ衣装に身を固めた彼は、とっても元気そう。しゃきっと立ち、デカい声で、「スリップ・アウェイ」や「ルッキング・フォー・ア・フォックス」など、代表曲を威風堂々披露していく。少し歌声の音程が甘くなっているところもあるのかもしれないが、いやあうれしい味と風格あり。誇張して書けば、聞く者を米国ディープ・サウスにつれていく、そんな力にあふれる。
いやあ、リジェンダリーな人物の、代えのないいいものに触れさせていただきました。
<今日の、回顧>
俺は5回結婚し、5回離婚している。なんて、ユーモラスなMCも風情あり。うち、1970年代初頭に結婚していたのは昨年初来日したキャンディ・ステイトン(2012年7月1日)ですね。そういえば、ロンドンよりかパリよりか、東京でのギターの音はサイコーなぞとも、おっしゃっていました。彼は1986年に来日しているようだが、とんと記憶になし。見ていないのかな? 1984年のジョン・リー・フッカーの来日公演はとっても記憶に残っているんだけどな。そのとき(は、まだ編集者をやっていて)、(役得で)写真を撮ったのだが、ステージ前に押し寄せて来た観客に押しつぶされそうになり、怖い思いをしたんだよなー。
バンドはキーボード、ギター、ベース、ドラム。ちゃんとした腕を持つ彼らは皆アフリカ系。1曲前説的演奏をした後に、盲目のクラレンス・カーターは女性に手を引かれて出てくる。で、彼は全曲ギターを弾きながら歌うわけだが、アンプやコントローラーはマイク・スタンドの横に置かれている。それは、すぐに手を伸ばして、いじることができるから。って、そんなにツマミをいじっても変化があるとは思えなかったが。彼は指弾きとピック弾きを併用。ソロをとるときは、親指で弾いていた。とか、そんなことをちゃんと確認できただけでも、胸高鳴る。そんなカーターはカポをつけて、エレクトリック・ギターを演奏。1曲はカポを付ける位置を間違えて、彼のギター音だけ調子っ外れで、アヴァンギャルドな伴奏音になったときも。彼は悠然とその曲を終えました。
鮮やかな薄緑色のステージ衣装に身を固めた彼は、とっても元気そう。しゃきっと立ち、デカい声で、「スリップ・アウェイ」や「ルッキング・フォー・ア・フォックス」など、代表曲を威風堂々披露していく。少し歌声の音程が甘くなっているところもあるのかもしれないが、いやあうれしい味と風格あり。誇張して書けば、聞く者を米国ディープ・サウスにつれていく、そんな力にあふれる。
いやあ、リジェンダリーな人物の、代えのないいいものに触れさせていただきました。
<今日の、回顧>
俺は5回結婚し、5回離婚している。なんて、ユーモラスなMCも風情あり。うち、1970年代初頭に結婚していたのは昨年初来日したキャンディ・ステイトン(2012年7月1日)ですね。そういえば、ロンドンよりかパリよりか、東京でのギターの音はサイコーなぞとも、おっしゃっていました。彼は1986年に来日しているようだが、とんと記憶になし。見ていないのかな? 1984年のジョン・リー・フッカーの来日公演はとっても記憶に残っているんだけどな。そのとき(は、まだ編集者をやっていて)、(役得で)写真を撮ったのだが、ステージ前に押し寄せて来た観客に押しつぶされそうになり、怖い思いをしたんだよなー。
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