1970年代は名パブ・ロック・バンドであるプリンズレー・シュウォルツ流れの名UK奏者たちからなるザ・ルーモアと名乗るバック・バンドにサポートされてもいた(パーカー人気もあり、演奏陣はザ・ルーモアとしても活動する)、自作派英国ロッカー(1950年、ロンドン生まれ)の公演はソロ・パフォーマンスにて。生ギターや電気ギターを弾きながら歌い、ときにハーモニカも吹く。そうか彼はボブ・ディランが好きなのか、と思わせるところもあった。青筋立てたような歌い方は精悍かつシャープな印象を与え、1970年代下半期に彼はけっこうな注目を日本でも集めた。その後も、パーカーはとてもコンスタントにアルバムをだしており、2012年新作はグレアム・パーカー&ザ・ルーモア名義となっている。
六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。小柄だが、太ってはおらず。ファースト・アルバムのジャケ写の人物が、少しハゲつつ無理なく年を取ったと思わせ、いい感じ。で、気ままにザクっと、自作曲を披露していく。けっこう、セットごとに曲は変わっていたりもするよう。ま、曲はたくさんあるだろうしな。もちろん1970年代曲もやるし、それらを披露すると客もわく。
バンドできっちりやってきた人の簡素な設定の実演に触れると次はバンドでやってきてほしいと思うものだが、パーカーの場合はそう思わず。別に完璧なソロ・パフォーマンスというわけでもないのに、そういう所感を持ったのはなぜなんだろう? グレアム・パーカーというミュージシャンの今が、しっかり認められたからか。でも、ルーモア単体の公演とかあったら、しびれちゃうな。
<今日の、残念>
今回やらなかったけど、ぼくがやってくれたらうれしいなあと一番おもったのが、パーカーの初期曲「ソウル・シューズ」。学生のとき、バンドでやったことがあったから。ぼくたちは、後のライヴ盤のヴァージョンを参照したけど。ところで、アーシーな米国ロック・バンドであるボ・ディーンズの『ホーム』(スラッシュ/ロンドン、1989年)のオープナー「ホエン・ザ・ラヴ・イズ・グッド(アイ・ミーン・グッド)」は「ソウル・シューズ」とかなり似ている。まあ、両曲とも(1974年ごろの)ストーンズR&Rを根っこにするということでは同じなのだが。
六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。小柄だが、太ってはおらず。ファースト・アルバムのジャケ写の人物が、少しハゲつつ無理なく年を取ったと思わせ、いい感じ。で、気ままにザクっと、自作曲を披露していく。けっこう、セットごとに曲は変わっていたりもするよう。ま、曲はたくさんあるだろうしな。もちろん1970年代曲もやるし、それらを披露すると客もわく。
バンドできっちりやってきた人の簡素な設定の実演に触れると次はバンドでやってきてほしいと思うものだが、パーカーの場合はそう思わず。別に完璧なソロ・パフォーマンスというわけでもないのに、そういう所感を持ったのはなぜなんだろう? グレアム・パーカーというミュージシャンの今が、しっかり認められたからか。でも、ルーモア単体の公演とかあったら、しびれちゃうな。
<今日の、残念>
今回やらなかったけど、ぼくがやってくれたらうれしいなあと一番おもったのが、パーカーの初期曲「ソウル・シューズ」。学生のとき、バンドでやったことがあったから。ぼくたちは、後のライヴ盤のヴァージョンを参照したけど。ところで、アーシーな米国ロック・バンドであるボ・ディーンズの『ホーム』(スラッシュ/ロンドン、1989年)のオープナー「ホエン・ザ・ラヴ・イズ・グッド(アイ・ミーン・グッド)」は「ソウル・シューズ」とかなり似ている。まあ、両曲とも(1974年ごろの)ストーンズR&Rを根っこにするということでは同じなのだが。
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