あわわわ。前回の来日リーダー公演(2008年10月15日)と同様にトリオ編成で2部構成によるライヴであったが、感興のデカさは今回のほうが倍はあるナ。というのも、今回はクリアリー(2007年4月6日、2009年9月5日)のAOR的側面表出はナシにして、<ニューオーリンズ・ファンク/R&B>にヤラれた英国人の私の思いの強さを前面に掲げたものになったから。実は歌とかは弱いという印象をずっと持っていたが、この晩はそういう思いを得なかったし、ボニー・レイット(2007年4月6日)にしてもジョン・スコフィールド(2009年9月5日)にしても、なるほど彼を鍵盤奏者に置くことで多くのものを得ていたのだと思わされた。
ニューオーリンズ的勘所をばっちり押さえるアフリカ系のリズム・セクションを従え、ニューオーリンズ内外のR&B曲を砕けつつ、肉感的かつ伸縮性抜群に開いて行く様はまさに夢心地。浮かれちゃう。開かれた場での、ジョン・クリアリー版『ガンボ/ドクター・ジョン』なるもの、なんて説明もなんかできなくはない? 2部の前半には、プエルトリコ出身の打楽器奏者も加わった。会場は渋谷・クラブクアトロで、満員。もち、皆の反応が熱い。このハコは客が高揚しまくったさい稀に、一つの器として共鳴しちゃうような感覚を来た者に与える美点を持つが、この晩はまさしくそうだった。あと、ジャック・ダニエルがこの晩はサーヴされているのがうれしかった。
<今日の電車>
明るい時間に、大江戸線にのったら、そんなに混んでいない車内でがっつり化粧している20代の女性と遭遇。スーツを来ている、わりと好感の持てる顔つきの方。 おおいに抵抗を覚えました。
ニューオーリンズ的勘所をばっちり押さえるアフリカ系のリズム・セクションを従え、ニューオーリンズ内外のR&B曲を砕けつつ、肉感的かつ伸縮性抜群に開いて行く様はまさに夢心地。浮かれちゃう。開かれた場での、ジョン・クリアリー版『ガンボ/ドクター・ジョン』なるもの、なんて説明もなんかできなくはない? 2部の前半には、プエルトリコ出身の打楽器奏者も加わった。会場は渋谷・クラブクアトロで、満員。もち、皆の反応が熱い。このハコは客が高揚しまくったさい稀に、一つの器として共鳴しちゃうような感覚を来た者に与える美点を持つが、この晩はまさしくそうだった。あと、ジャック・ダニエルがこの晩はサーヴされているのがうれしかった。
<今日の電車>
明るい時間に、大江戸線にのったら、そんなに混んでいない車内でがっつり化粧している20代の女性と遭遇。スーツを来ている、わりと好感の持てる顔つきの方。 おおいに抵抗を覚えました。
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