三輪洋子トリオ。坂田明+ホッピー神山
2012年10月3日 音楽 まず、丸の内・コットンクラブ(ファースト・ショウ)で、ボストンに15年居住し、現在は出身校でもあるバークリー音楽大学の助教授も勤めているという、1970年生まれジャズ・ピアニストのトリオを見る。リズム・セクションの白人2人はやはりボストン在住のようで、MCによれば、ドラマーのスコット・ゴウルディングは8度目の来日であるという。関西出身の三輪は日本の音大を出たあと、小曽根真(2012年9月8日)の父や本人と親交を持っていたようだ。
まっとう。普通に、何気なくいい、ピアニスト。通算6作目となるようなスタンダード主体の新作(過去作はオリジナルでせめているよう)より、ずっと印象がいい。やっぱ、生を見たほうが、本質や魅力はよく伝わる。アルバムを聞いてもちゃんとした指さばきができる人だなと感じたが、実演だと、そこからジャズへのひたむきさや本人の凛と輝きや細やかさが浮き上がって来て、聞く価値があると思える。とともに、ライヴのほうがレッド・ガーランドからマッコイ・タイナー(2011年1月12日、他)まで、いろんなノリの指さばきを溢れさせる人なんだなとも思った。
その後、渋谷に移動。バー・イッシーで興味深い顔合わせの即興演奏に接する。一緒にやったことはあるものの、デュオは初めてのよう。ちょうどセカンド・ショウが始まったときに、入店。坂田明(2011年4月1日、他)はアルト・サックスを吹き、キーボードやパッド他いろんなものを並べたホッピー神山(ぼくは昔、日本のバーニー・ウィレルみたいな印象を彼に持っていたときがある)は発展や変化を促す効果音/打楽器的音を出している。ホッピー神山は壁に映し出される映像も、再生用のビデオ・カメラを3台ならべ、オペレートしていた。
続くは、なんとCDも出ている坂田版『平家物語』+。わーい。坂田は語りと鳴り物、ホッピーは効果音に加え、鳴り物とかけ声を少し。ああ、サカタ・ワールド。3曲目になると坂田はクリネットを持ち、ホッピーはキーボードで音階を持つ合いの手をフレキシブルに入れる。また、見たいな。会場で売っていた、坂田明の金色と銀色パッケージのCDジャケットが、ディープ・パープルのそれみたいだった。
<今日の、通り模様>
先日もふと感じたんだが、バー・イッシーに行く際の渋谷のセンター街通り、なんか飲み屋の客引き(バイトだろう青年)が増えていて、雰囲気悪くなったなと思う。ま、1人のとき声をかけられることはないが。また、アフリカ出身とおぼしき人も立っているが、それは昔から。彼らはなにの客引きなんだろう。これが六本木だと、シャチョーとか、すぐに日本語で話かけてくるところだが。多少、慎ましやかなシブヤ……? そういえば、センター街横の田園都市線出口横路上にはクスリ販売の中東系の人があからさまによくいたが、いつの間にか見かけなくなった。取り締まりが厳しくなったのかな。センター街は街頭スピーカーからつまらないJ・ポップが流されていて、それも本当にイヤだ。
まっとう。普通に、何気なくいい、ピアニスト。通算6作目となるようなスタンダード主体の新作(過去作はオリジナルでせめているよう)より、ずっと印象がいい。やっぱ、生を見たほうが、本質や魅力はよく伝わる。アルバムを聞いてもちゃんとした指さばきができる人だなと感じたが、実演だと、そこからジャズへのひたむきさや本人の凛と輝きや細やかさが浮き上がって来て、聞く価値があると思える。とともに、ライヴのほうがレッド・ガーランドからマッコイ・タイナー(2011年1月12日、他)まで、いろんなノリの指さばきを溢れさせる人なんだなとも思った。
その後、渋谷に移動。バー・イッシーで興味深い顔合わせの即興演奏に接する。一緒にやったことはあるものの、デュオは初めてのよう。ちょうどセカンド・ショウが始まったときに、入店。坂田明(2011年4月1日、他)はアルト・サックスを吹き、キーボードやパッド他いろんなものを並べたホッピー神山(ぼくは昔、日本のバーニー・ウィレルみたいな印象を彼に持っていたときがある)は発展や変化を促す効果音/打楽器的音を出している。ホッピー神山は壁に映し出される映像も、再生用のビデオ・カメラを3台ならべ、オペレートしていた。
続くは、なんとCDも出ている坂田版『平家物語』+。わーい。坂田は語りと鳴り物、ホッピーは効果音に加え、鳴り物とかけ声を少し。ああ、サカタ・ワールド。3曲目になると坂田はクリネットを持ち、ホッピーはキーボードで音階を持つ合いの手をフレキシブルに入れる。また、見たいな。会場で売っていた、坂田明の金色と銀色パッケージのCDジャケットが、ディープ・パープルのそれみたいだった。
<今日の、通り模様>
先日もふと感じたんだが、バー・イッシーに行く際の渋谷のセンター街通り、なんか飲み屋の客引き(バイトだろう青年)が増えていて、雰囲気悪くなったなと思う。ま、1人のとき声をかけられることはないが。また、アフリカ出身とおぼしき人も立っているが、それは昔から。彼らはなにの客引きなんだろう。これが六本木だと、シャチョーとか、すぐに日本語で話かけてくるところだが。多少、慎ましやかなシブヤ……? そういえば、センター街横の田園都市線出口横路上にはクスリ販売の中東系の人があからさまによくいたが、いつの間にか見かけなくなった。取り締まりが厳しくなったのかな。センター街は街頭スピーカーからつまらないJ・ポップが流されていて、それも本当にイヤだ。
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